人生アラカルト

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91の手習い

2021-12-19 17:53:09 | 80はミステリーゾーン

91歳の彼女は、ピアノの練習を始めて

何日も経たないのにベートーヴェン第

9番の「歓喜の歌」を弾いている。

 

み、み、ふぁ、そ、そ、ふぁ、み、れ

・・・ しかも左手も使って。

もっとも左手は 「ど、そ」 が多いが。

 

ビレッジで、市内のピアノ教室が出張

演奏会を開いた。この時、ビレッジで

開くピアノ教室参加を呼び掛けた。

彼女を含め二人が応募した。

しかし、90過ぎで楽器演奏を始めるケ

ースは聞いたことがない。

 

また、簡単な楽譜とはいえ「第9」を、

両手で弾く。そんなことできるの?

左手はヘ音だから右手とは違う。

混乱しないか。

 

ピアノ朝鮮の熱意の裏に「ボケ防止」

のキャッチフレーズがあった。

指を訓練するとボケ防止につながる・・・

それに彼女はピアノ演奏があこがれ

だった。

 

なるほどピアノを両手で弾くとなると、

指以上に頭脳を使う。

 

心配。

ピアノの反復練習は繰り返しが多い。

なんとか投げなさないことを願ってる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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