人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

友人をがんで亡くす

2011-05-16 05:18:14 | がん治療
かつて勤めていた新聞社の同僚が食道がんで亡
くなった。治療期間が重なったので、互いに励
ましあっていたのだが…

彼の訃報を聞いて驚いた。早すぎるからである。
いつからか、外出して失神することがあると云
っていた。体調不良が続いていたらしい。

享年69歳であった。

大学時代の友人などと違って、「同じ釜の飯を
食った者同士」の絆は強い。家族ぐるみの付き
合いとなると子供、孫にいたるまでよく知って
いる。

私の妻が死んだとき、友人の奥さんは随分悲し
んでくれた。

どれだけ親しくても、病気だけはどうにもなら
ない。互いに頑張るより方法がないのである。

がんは残酷だ。生き死に、今回分れた。といっ
ても片方もいずれ死ぬ。

彼は人生を十分に生きた。それが私の救いで
ある。ご冥福を祈る。

みほとけにいだかれて
  みほとけに いだかれて
  きみゆきぬ 西の岸
  なつかしき おもかげも
  きえはてし 悲しさよ

  みほとけに いだかれて
  きみゆきぬ 慈悲の国
  みすくいを 身にかけて
  しめします かしこさよ

  みほとけに いだかれて
  きみゆきぬ 花の里
  つきせざる たのしみに
  笑みたもう うれしさよ

  みほとけに いだかれて
  きみゆきぬ 宝楼閣(たまのいえ)
  うつくしき みほとけと
  なりましし とうとさよ

       仏教賛歌から


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