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くろ谷に会津藩が陣を張ったわけ

2013-11-01 21:14:54 | 京都の名所

京都のくろ谷さんといえば、浄土宗大本山「金戒光明時」をいう。

始祖法然上人が比叡山を降りて初めて道場を開いた地として知

られる。

近年山門の修復工事をしていたが、このほど完成し、11月1日か

ら一般に公開を始めた。早速,行って来た。

手始めに入山料を払う。今回は期間限定の特別拝観ということ

で、800円。御影堂、庭など600円。セットで1,200円。中を見

たことがなかったので、セットで観ることにした。

新島八重のNHKドラマで有名になったが、くろ谷は会津藩

が陣を張ったところ、一帯は小高い丘になっている。

従って、山門の上から見る京都はまさに360度の眺望だ。

近江からの東海道筋も目の前ではないか。五右衛門の「絶景

かな」と言った南禅寺の山門よりはるかに見晴らしがよい。「会津

の侍たちは、ここから京の街を監視していたのでしょうね」と係り

の女性に尋ねたら「そうでしょうね」とのこと。

山門はすごい勾配で、階段には引っ張れば揺れる頼りない綱を

握って上らなければならない。75歳以上にとって、このうえない

怖さだった。《危険ですから、勇気が必要》との断り書きが必要。

 

最近、特別拝観料が安くないと気づいている。私はこう考える。

1,200円の拝観料のうち1,000円はお寺への寄付、200円が

拝観料。拝観料とするので、なに見せてくれる?とさもしさが生

まれる。

 

 

 

 

 


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