我が家の花瓶に咲く桜の小枝は、小さいながら
花びらを目いっぱい広げているが、外の寒さは
真冬並み。まさに名のみ、である。
東北の大震災の人たちの中には、「3月はない方がい
い」とまで3年前の災害を表現する。
しかし、我々ソフトテニスマンは、3月16日に開く
FST大会に向けて準備を進めて来た。
今年も100人を超すエントリーがある。
3年前、大震災の直後にテニスをしてもいいものか迷
ったが、「必ずお参りにゆく」と心に誓って試合をし
た。
そして、昨年10月に石巻へ鎮魂の旅行に出かけた。
石巻市で大きな犠牲を出した大川小学校で「阿弥陀経」
を読んだが、目は経文を見ていない。ただ、子供たちが
哀れであった。
その後に、出来事が相次いだ。
FSTに「優良団体」として文科大臣表彰があった。
再手術の危機に陥ったわが食道は、「手術の必要なし」
に決まった。そのほかにも、身体にいい結果が出ている。
ついでに、孫は国立大学に受かった。
これらの出来事は「偶然」に起こったものか。
私はそう思えない。
大きな力が働いていると思った。
ただ、感謝あるのみである。
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