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養老さんの「京都の壁」は楽しみ

2017-05-24 11:34:32 | 80はミステリーゾーン
養老孟司さんが「京都の壁」を出版したと
の広告に、これは読むべしと決めた。

養老さんはこれまで、「バカの壁」など「壁」
をいくつか出して多くの読者をつかんでいる。

今度はついに京都にやってきたか。

広告に「京都は閉鎖的でありながら開放的」
とあるがそうかな。

京都は歴史的にみても、いつも地方から僧俗、
武士、学者が入り込んで、寺院や大学に住み
つき、我が物にしている。京都は開放的であ
り、好きなようにされているのだ。

特に真宗においては、門信徒が少ないにもか
かわらず、両本山を配置する。

大学進学でも京大はじめ同志社、立命館など
有名大学は地方の高校出身者で埋められ、京
都の子供は大阪などに進学するケースが多い。

要するに京都の人はお人よし。

でも、「失敗したら、そのうち出て行きまっ
しゃろ」 と冷たい目があるのも事実。

私のマンションから京セラのビルが見える。
近くには任天堂、村田製作所がある。

「世の中に移り変わりを忘れない」とは広
告の文章だが「世の中の移り変わり」を、
むしろ発信し続けるのが京都ではないか。

養老さんがいう京都の「壁」とはどんな壁
なのか.
楽しみだ。これから本屋へ行く。


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