「(傷を負ったとき)ただの慰め
より、お経がいいときもある」
新聞の「折々のことば」に文学
者・奥本大三郎の一文が紹介
されていた。
ここでいうお経は、般若心経の
ことだ。
般若心経は多くの宗門で通用す
る長くない経文だ。
「観自在菩薩・・・」で始まる文章
は『大般若経』のエッセンスを取
り入れたもの。(「寂聴仏教塾」よ
り)
なによりお経のリズムがいい。
傷の痛みが飛んで行くという
お経の力を写経に託するのよ
し。
私は真宗だから、毎朝仏壇で真宗
の短いお経をあげる。
これで、この日は気分よくスタート
する。