あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

シリア紛争による難民の子どもたち

2013-10-20 18:14:00 | インポート

先日の新聞に、シリア難民の子どもたちの現状を紹介する記事がありました。

内戦の戦火を逃れ、周辺国で暮らす子どもが100万人を超えたとのことです。

記事の中の2枚の写真には、通りを走る車に 売り物の花を差し出す12歳のモアズ君、通りに座り込んで物乞いをする3歳のヤコブ君の姿がありました。ヤコブ君の隣には、さらに幼い弟が座っていました。

場所は、シリアの隣国レバノンの首都ベイルートの繁華街。モアズ君の家族は、シリア北部のアレッポから7カ月前に、ヤコブ君の家族はシリア北西部のジスルアッシュグールから5カ月前に逃げてきたとのこと。シリアの国境付近は、難民が飽和状態になり、そこにいられず都市部に流れてきたようです。

レバノンでは、シリア難民キャンプの造営が認められないため、難民はアパートを借りて住んでいるとのこと。その家賃を払うために、現金収入が必要となり、花売りなどをして働く子どもや物乞いをする姿が、1年前から多く見られるようになったそうです。

国連高等弁務官事務所と国連児童基金〈ユニセフ〉によると、8月現在、周辺国で暮らすシリア難民は約200万人で、そのうち子どもは100万人を超え、児童労働や性的搾取、人身売買の危機に直面しているとのことです。

〈7日付〉の新聞によると、内戦は、政府軍と反政府軍との戦いだけではなく、反政府軍内部の路線の対立から、アルカイダ系 対 クルド系 の戦いも 生じているとのこと。このため、イラク北部の難民は急増しているそうです。その中にはたくさんの子どもたちも含まれることになります。

戦火を逃れても、難民にとっては 生きていくための苦しい生活が続き、弱い存在である子どもたちは過酷な生活を強いられます。

子どもたちの命と幸せと未来は、誰が守り、誰がつくってあげられるのでしょうか。

戦争が続く限り、世界のどこかに 今のこの瞬間も 戦火におびえ、住むところも食べるものもない 子どもたちが いることでしょう。

戦争がもたらす不幸が、失われる数多くの命が、憎しみや悲しみが、戦火におびえる子どたちが、いつになったら この世界からなくなるのでしょうか。

懸命な大人たちの手で、子どもたちの命と未来が守られる世界が 一日でも早く訪れることを願います。

そのために何ができるのだろうかと 自らを 問い返しています。

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往く言葉が美しければ、来る言葉も美しい

2013-10-20 17:59:32 | インポート

先日の天声人語で、心に残る言葉と出会いました。

「往く言葉が美しければ、来る言葉も美しい」 

文章の中では、「かの国のことわざ」と紹介されていましたが、日韓関係の悪化を懸念しての内容でしたので、その国は韓国を指すのでしょう。

美しい言葉が相手の心に届けば、美しい言葉となって返って来る。

日々何気なく発する自分の言葉を振り返ってみると、どうでしょう。

美しいにはほど遠い言葉をたくさん使い捨ててはいないだろうか。だからこそ 往く言葉は、相手の心に届くことはなく、消えてしまっているのではないのだろうか。来る言葉は、きちんと受け止めているのだろうか。美しい言葉の響きを逃さず耳を傾けているのだろうか と。

ボランティアを通して、自分の発する言葉を前より少し意識するようになりました。そのせいでしょうか、先のことわざと出会うことで、改めて 美しい言葉を大切にする自分であり、来る言葉の美しさを心から受け止めることのできる自分でありたいと思いました。

美しい言葉は、美しい心から生まれ、美しい心は美しい言葉を通して育まれるものなのかもしれません。

言葉のやりとりが、美しい心のやりとりであったら、どんなにこの世の中は平和で美しい世界になることでしょう。言葉の食い違いから生まれる誤解も、激しい感情のやりとりも、なくなります。穏やかな心でふれあうことで、ケンカや犯罪、戦争でさえ この世界からなくなるかもしれません。

まずは、自ら発する言葉を美しいものにしていく努力が必要なのだと 思います。

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クライマックスシリーズの観戦

2013-10-20 17:32:29 | インポート

久しぶりのブログとなりました。

18日に、楽天対ロッテのクラマックスシリーズ:第2戦 を見てきました。結果は楽天の負けゲームでしたが、レギュラーシーズンとは異なる球場の熱い雰囲気を十分に楽しむことができました。ほとんどが楽天ファンで埋め尽くされ、9回裏にジョーンズ選手のホームランで同点に追いついた時には、球場全体が割れんばかりの歓声で包まれ、一体感あふれる感動を味わいました。続く10回にロッテが3点をとり、敗色濃厚の中、聖沢選手がこのままでは終わらないという意地のホームランを放ち、最後まであきらめないという楽天の底力を感じました。そのせいでしょうか、負けても明日につながる形でゲームを終えたという印象がありました。

次の日〈昨日〉の美馬投手の完封は、前日に好投した則本投手の活躍に刺激されての熱投であり、島選手の決勝打は前日に打てなかった悔しさがバネになって生まれた巧打という感じがしました。前の試合の敗戦が次の試合に勝利に結びつくところに、今年の楽天の強さが表れているような気がしました。

今日はあいにくの天候のため、試合は中止となりましたが、選手にとっては3連戦の疲れを回復するのに最適な休養日となったのではないかと思います。

明日には、日本シリーズ進出が決定するような予感があります。

広島と巨人が戦っている時には、広島が勝ちあがってくるような予感と期待がありました。地方の球団同士の広島と楽天の戦いとなったら、どんなにおもしろく熱い戦いが展開されるだろうかとワクワクするような思いがありました。常勝球団同士ではなく、低迷時代の苦しさをくぐりぬけてきた地方を本拠とする球団同士の日本一決定戦となるのですから。

残念ながら、広島は敗れてしまいましたが、その悔しさを楽天が地方球団の誇りにかけて晴らしてあげることができたら、最高なのですが。

圧倒的な戦力と財力とを持つ巨人を破ってこそ、日本一の座は輝かしいものになるのでしょう。そのためにも、ロッテ戦を勝利し、日本シリーズのステージにあがってほしいと思います。

昨年の今頃は、ドラフトだけが関心の的だったように思いますが、今年はまだまだ野球を楽しく観戦できそうです。最後の最後まで熱い応援を続けていきたいと思います。

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