○ 元気をくれた サッカー女子チーム
サッカーの女子W杯準決勝で,なでしこジャパンが3:1でスウェーデンを下し,見事決勝への進出を決めました。今朝は,少し早目に起きて,この試合の後半をリアルタイムで見ました。
男子並に巧みなパスワークやテクニックで相手をかわし攻撃する選手のプレーと得点シーンには,感動を覚えました。改めて感じたのは,サッカーがチームプレーであるということです。連動しながらのパスワーク,体を投げ出しての防御等,攻守ともに一つのボールを中心にしながら連携・協力してプレーする姿に,心を一つにしたチームプレーのすばらしさを見出すことができました。
『一人はみんなと みんなは一人と』 一本の糸で心がつながっていることを,試合を見て実感しました。
17日が決勝戦で,相手はアメリカです。勝敗を抜きにして,なでしこジャパンのすばらしいチームワークを楽しく見ながら,じっくり応援したいと思います。
○ 脱原発社会の実現を 願って
菅首相が,昨日の記者会見で,原子力を含むエネルギー政策について「脱原発」社会を目指す考えを表明しました。辞任の時期が話題になってから,原発稼働の前提条件としてストレステストの実施を提起する等,最後の抵抗といった感じで改革的な言動が目立つようになりました。
しかしその言動には,共感を覚えるところがあります。「計画的,段階的に原発依存度を下げ,将来は原発がなくてもやっていける社会を目指す」という考えには,全く同感です。
今日・明日のことではなく,将来のあるべき日本の姿を見据えて,未来に生きる政策を講じていくことが,今はとても大切なのではないかと考えるからです。
放射能汚染を心配することのない,クリーンな環境の中で生活できる未来でありたいものです。
原発の耐用年数は,40年と言われています。40年経過したものから廃炉化していくと,すべての国内の原発がなくなるのは2050年になるそうです。それまで,原発を使い続けるかどうかは議論の分かれるところですが,ドイツのエネルギー政策を参考にして,もっと早期に「原発ゼロ」の社会が実現することを望みます。
震災と原発問題を契機に,節電の大切さと太陽光など自然エネルギーの活用の必要性が,社会全体に浸透してきたのではないかと思います。今は,国民の一人としてエネルギー政策に主体的に関わっていける時期なのではないかと思います。受身的に電力を受け取る段階から,個人レベルでも受け取る量をコントロールし,電気をつくって送ることができるということを考えて行動できる段階にまで高まって来たように思います。
未来をつくることに主体的に関わっていける自分でありたい と思っています。
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