2011年6月1日(水曜日)
日本の国会議員になるための10ヶ条
1.政権争いに血眼になる
2.政敵のあらさがしをする
3.自分たちのしてきたことは棚に上げる
4.国民のことは決して考えない
5.利権を優先させる
6.ツケは国民にまわす
7.ウヤムヤ語で話す
8.隠ぺい体質を身につける
9.裏取引に強くなる
10.平気で仲間を裏切る
情けないとしか言いようのないお国の政治家たち・・・
国民に「政治不信」「政治離れ」を蔓延させ
選んだのは、国民のあんただよ!と
最後は国民のせいにする。
まっ、確かに選ぶほうも利権やオイシイ話に
乗せられてしまったかもしれないが・・・
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110602k0000m010014000c.html?inb=yt
内閣不信任案:衆院に提出…自民、公明、たちあがれの3党
自民、公明、たちあがれ日本の野党3党は1日夕、
菅内閣に対する内閣不信任決議案を衆院に共同提出した。
決議案は、提案理由として
「菅内閣は国難のときに明確な指針を示せないまま
迷走を続け、わが国の復興と再生に
大きな障害となっている」として、
菅直人首相に対し
「一刻も早く退陣すべきだ」と求めている。
2日午後の衆院本会議で採決され、
民主党の小沢一郎元代表に近い議員らの大量造反が見込まれる。
毎日新聞 2011年6月1日 18時17分(最終更新 6月1日 18時22分)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110602k0000m040050000c.html
内閣不信任案:「被災地に目向けて」怒りとあきらめの声
東日本大震災からの復興の道筋も見えない中で、
自民、公明、たちあがれ日本の3党が内閣不信任決議案を提出した。
震災発生からまだ3カ月足らず。
大津波や福島第1原発事故に見舞われ、
避難生活を強いられている人たちからは、
怒りとあきらめの声があがった。
「私たちの暮らしに目を向けてほしい」。
政争に明け暮れる永田町に、被災者の思いは届かないのか。
「そんなことをしている場合なのか」。
岩手県陸前高田市立米崎小学校で避難生活を送る
藤丸秀子さん(62)はため息をついた。
震災で勤め先の会社が被災して失業し、自宅も全壊した。
現在は心臓病を患う夫(64)と認知症の母(84)の3人で暮らし、
仮設住宅への入居を待ちわびる。
「被災者の暮らしに目を向けてほしい。
仮設住宅を出た後の住居が心配。
首相が代わっても将来像が描けるとは思えない」と話した。
同じ陸前高田市の市立第一中学校で避難生活を送る同市高田町の無職、
藤村邦夫さん(69)は
「野党なんだから内閣不信任案を提出するのは勝手だが、
何がしたいのか分からない。
どこまで足の引っ張り合いをするのか。
これから何が変わるのかもぴんとこない。
今は大変な時期だから、与野党関係なく一緒になって
頑張ってほしい」と話した。
宮城県の被災者からも、疑問の声があがる。
仙台市若林区の荒浜地区から若林体育館に避難している農業、
安達嘉博さん(77)は
「政争によって、被災者支援や復興に向けた政策の策定が進まなくなる。
津波で家を流され、塩害で農業もできなくなった。
震災前のように暮らせるよう政府に期待したいのに、
またごたごたが始まるのか」とうんざりした表情で話した。
宮城県山元町の山下中の避難所に同町山寺から避難中の農業、
岩佐としみさん(71)は
「力を合わせて震災対策をやるべき時に政治家同士で
何をやっているのだろう。
家族を失い、財産を失った人たちがいまだにこうやって避難所にいる。
政治家は私たちの話をほとんど聞きにも来ない。
私たち被災者の気持ちは何も分かっていない」と話した。
原発事故の影響にさらされる福島県。
福島市のあづま総合体育館に、警戒区域に指定された南相馬市小高区から
避難している無職、佐藤節子さん(75)は
「首相なんて誰がやっても一緒。
政治家同士で足の引っ張り合いをしないでほしい」
と突き放すように語った。
「私の希望は原発事故が収まって、一日も早く自宅に帰ること。
それが実現するように、協力し合ってもらいたい」。
会津坂下町の旅館に葛尾村の警戒区域から避難している畜産業、
松本英正さん(69)は、和牛9頭を飼って暮らしていた。
何十年もかけて改良を重ね、ようやく軌道に乗り始めたところで
震災と原発事故に遭ったといい
「今の政権は頼りないが、誰がやっても同じではないか。
あんな騒ぎして、復興のためになるのか。
われわれのことを考えてやっていることなのか」と語気を強めた。
【中川聡子、前田洋平、伊澤拓也】
毎日新聞 2011年6月1日 19時56分(最終更新 6月1日 21時00分)
http://www.asahi.com/politics/update/0601/TKY201106010645.html
民主執行部、中間派引き締めに躍起 多数派工作が激化
野党提出の菅内閣不信任決議案が可決されるかどうかは、
民主党内で同調の動きを見せる
「反菅」勢力の動向がカギを握る。
1日、造反者数を抑えたい執行部と「反菅」の間で
多数派工作が激化した。
衆院で100人超の最大勢力を誇る小沢一郎元代表グループと、
衆院約30人の鳩山由紀夫前首相のグループ。
一致して不信任案に同調すれば、不信任案は可決される。
だが、両グループとも一枚岩ではない。
前夜、菅直人首相と約2時間会談した鳩山氏。
1日は議員会館の事務所で大畠章宏国土交通相や松野頼久、
川内博史両衆院議員ら自らのグループメンバーと
相次いで意見交換した。
鳩山グループは、菅内閣に大畠国交相や
海江田万里経済産業相ら重要閣僚を送り込んでいる。
側近の平野博文元官房長官は棄権する方向で、
小沢鋭仁前環境相は反対する見通しだ。
それだけに、同日昼、自民党幹部に
「大畠氏と海江田氏が閣僚辞任」との一報が寄せられるなど、
「怪情報」が飛び交う一幕もあった。
幹事長職を離れて1年になる小沢氏のグループの足元でも、
態度を決めかねている議員が少なくない。
小沢氏は同日、グループの議員を次々と呼んで
不信任案に同調するよう説得した。
一方、菅首相ら党執行部は、党内の中間派を中心に
引き締めに躍起だ。
当選1~3回の衆院議員約10人が1日夕、
国会内で安住淳国会対策委員長に
「党所属議員の要望を受け止める公式の場」を設けるよう要求。
安住氏は
「政府と党のひずみを改めていく必要がある」と、
首相と岡田克也幹事長に不信任案採決後、
両院議員総会を開くよう求める考えを示した。
首相も1日昼、国会内で樽床伸二元国対委員長ら
超党派の議員と面会。
震災復興のために会期延長を申し入れる樽床氏らに対し、
「その通りだ」と応じた。
樽床氏はその後、記者団から不信任案への対応を聞かれて
「仮定の話に答える段階ではない」と
同調しない考えをにじませた。