2011年6月7日(火曜日)
午後1時半から始まった説明会。
保安院と日本原電、機構、関電が議員席のまえに並んでいる。
3月25日以降の各電力事業者と保安院の取組みについて
パワーポイントを使い淡々と説明を行った。
すでに嶺南の原発立地自治体で何度も説明してきているから
機械的に業務をこなしているとしか思えない雰囲気である。
彼らの口から安全性だの安全だのといった言葉が
発せられるたびに、わたしたち市民は不安になるんだよ・・・
この3ヶ月、情報操作や隠蔽、過小評価など
国や国の機関である原子力安全委員会、原子力委員会、
保安院、そして電力事業者がしてきたことを思うと
まったく信用できないというのが、正直な感想だ。
しかも繰り返される説明は、嶺南の原発は安全で
地震も津波もたいしたもんは起こらない・・・
保安院は運転再開してもなんら問題なしと
配られた資料に明記までしてある。
福島の原発はすべて
*地震後、原子炉はスクラムで自動停止
*地震後、非常用自家発電機は起動
*地震後、炉心の冷却系統は起動
したと言う保安院。
あくまでも津波のせいなんだそうな・・・
それは、東電のデータで確認したから確かだというけれど
その東電のだしてきたデータ自体が信用できないのだ。
そして何より、
説明する場を設けていただき感謝しております・・・
といいながら、説明する電力事業者には倦怠感と言おうか
お疲れモードみたいな微妙な雰囲気が漂っている・・・
と感じたのはわたしだけだろうか・・・
それとも一時の厳しい追及さえかわせられたら
あとはGO!GO! だからと、高をくくっている?
議員から厳しい質疑が相次いだ説明会は午後4時に終了。
そのあと、NHKの取材クルーからインタビューを受けた。
全国放送のニュースで取り上げると聞いたけれど
実際、ニュースで流れたのかどうかはわからない。
6時半から会合があり、
ニュースを観ることができなかったから・・・