金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【グルメ】 鮨に続いて・・天ぷらを愉しもう!

2020-02-08 07:59:46 | グルメ

 先週の当欄にて、築地の鮨屋でカウンターデビューした思い出をお話しましたが、同じく、もう一方の江戸前食文化のエース、天ぷらについてもお話いたしましょう。

 どちらも江戸時代に、庶民向けファーストフードとして生まれたものですが、いまや日本を代表する高級料理として認識されるようになりました。両者の類似点は、①旬の素材を頂くのが基本、②主役は江戸前の海産物、③カウンターで、握りたて揚げたてを頂くのが一番、といったところでしょうか。

 鮨も天ぷらも、カウンターに置かれてから、5秒以内に食べるのが自分の拘り。特に天ぷらは10秒、20秒経つと、全く別の食べ物になりますので、やっぱりカウンター以外は避けたいですよね(天丼を食べるのならば、テーブル席で大丈夫だと思いますが‥)。

 魚介類のネタとしては、車海老、穴子、キス、帆立などが王道ですが、甘鯛などの白身魚の旨味を、ジュっと内に閉じ込めた天ぷらは絶品と言えます。こうした王道ネタをジックリ楽しむのならば、やはり駿河台の山の上ホテルをお奨めします。ここはお値段が高い(10000~20000円)のですが、銀座や赤坂の高級店の店主は、大抵ここ出身の方々なので、まず基本を学ぶのならば、やはり山の上ホテルだと思います。

 一方、旬な素材の揚げ立て天ぷらを、気楽に楽しむのであれば、日比谷ミッドタウン内の「喜久やTOKYO」もお奨めです。いわゆる、立ち呑み天ぷらなので、2000円~3000円程度で、天ぷらをつまみに冷酒を愉しむことが出来ます。

 大人の日本人としては、時々で良いので、鮨と天ぷらだけは、カウンターで一人、ジックリ愉しむ時間は持ちたいものですね。


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