まずは土曜日の札幌5R芝1000m新馬を勝ったキンシャサノキセキ産駒カイカノキセキ。スタート良く逃げて、直線も後続を突き放して56秒9のレコード勝ち。函館2歳Sの有力候補に。2着はシルバーステート産駒リトス。3コーナーで前が塞がる不利がありましたが、直線では問題なく粘り込みました。3着のリオンディーズ産駒ブッシュガーデンは中団から差してきましたが、前を捉え切れず。2着3着馬は次は勝ち負け。
中京5R芝1600m新馬を勝ったダイワメジャー産駒セリフォス。好位追走から、直線は早めに抜け出して、差してきたドゥラメンテ産駒ベルクレスタを突き放して完勝。馬場が悪化している中京芝で1分35秒0も悪くなく、次走も楽しみ。2着馬ベルクレス、3着馬イスラボニータ産駒トゥードジボンも、次走は有力。
東京5R芝1400m新馬を勝ったドレフォン産駒ハイアムズビーチ。新種牡馬ドレフォンの産駒初勝利、また母ユキチャンの白毛馬。中団待機から前を捉えて1分22秒2の好タイムで完勝。次走も楽しみ。2着は前々から早めに抜け出していたモーリス産駒ハギノモーリス。レースも上手く、次は確勝レベル。3着のシルバーステート産駒ベルウッドブラボーも、勝ったハイアムズビーチに競り負けましたが、次は有力だと思います。
日曜日は札幌5R芝1200m新馬を勝ったトーセンファントム産駒トーセンサンダー。スタートよく2番手追走から、直線では抜け出して迫ってきたサトノアラジン産駒グラスミヤラビを抑え切りました。1分8秒9のレーコード勝利。2着のグラスミヤラビは出遅れから4番手まで押し上げて、最後はアタマ差まで詰めたので、最も強さを見せたのはこの馬。次は確勝レベル。3着のヘニーヒューズ産駒アスターヘキサゴンは逃げて粘った3着。スタートが上手いので次も有力。1番人気のビッグアーサー産駒グットディールは仕掛けた時の反応が今一つだったので、まだ太いか。
中京5R芝1200m新馬を勝ったシルバーステート産駒メリトクラシー。新種牡馬シルバーステート産駒の初勝利。直前に降った雨で、少し馬場は悪くなっていましたが、スタート良く好位追走から、直線は内埒際を走って粘り切りました。シルバーステート産駒は、土曜日のレースでも惜しい産駒が2頭いましたので、これから産駒の活躍が目立ってくると思います。2着には、後方追走から大外を追い込んできたダイワメジャー産駒インプロバイザー。差のない3着に1番人気のシャラー産駒ダグザ。さらに差のない4着にスクリーンヒーロー産駒ルショコラ。2着3着4着に力の差はなく、次も狙えると思います。
東京5R芝1800m新馬を勝ったリオンディーズ産駒ヴァーンフリート。好位追走から、直線では外から差してきたハーツクライ産駒グランシエロとの激しい叩き合いを制して勝利。勝ったヴァーンフリートは札幌2歳Sでも面白い。2着のグランシエロは、次は確勝レベル。3着のハービンジャー産駒アンビションも最後まで伸びており、次も有力。注目されていたタピット産駒フィフティシェビーは、まだメンタルが幼く、ルメール騎手も無理に追っていませんでした。立て直してから見直す方が良いと思います。