金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【2歳戦回顧】 6月26日~27日

2021-06-27 16:37:40 | 競馬

 土曜日は札幌1R芝1200mを勝ったシルバーステート産駒リトス好スタートから逃げて、直線も後続を突き放して完勝このレースが出来れば、函館2歳Sでも面白い存在に。シルバーステート産駒は3頭目の勝ち上がり。仕上がりの早さが目立ちます。

 阪神1R芝1600mを勝ったキングカメハメハ産駒スタニングローズ。好位追走から直線で抜け出した圧勝。デビュー戦はプレスレスリーに先手を取られて2着に敗れましたが、今日は本来の走りが出来ました。2歳マイル重賞で活躍できそう2着のクロニクルノヴァはキズナ産駒らしく、競り合いになると勝負強い。次も楽しみ。

 東京1R芝1600mを勝ったノヴェリスト産駒フェスティヴボスマイペースで逃げて、直線に入ってからも渋とく粘り切って勝ち切りました。内埒際から差してきたレディナビゲーター、外から差してきたレッツリブオンに迫られましたが、長く使える良い脚で粘り切り。距離を伸ばして良いと思います。人気のレディナビゲーターは仕掛けてからの反応が悪く、少しレース間隔を開けた方が良さそう

 札幌5R芝1200m新馬を勝ったロードカナロア産駒キングエルメス2番手追走から、直線で逃げたカルネアサーダを交わして、そのまま完勝人気のイスラボニータ産駒ロータスペトルは外を回り過ぎて伸びずキングエルメスはレースも上手く、函館2歳Sの有力候補

 阪神5R芝1400m新馬を勝ったエピファネイア産駒タガノフィナーレスタート良くスローペースの逃げで、そのまま押し切りました。好位から差してきたダイワメジャー産駒ドンフランキーが2着、2番手にいた1番人気アグリは3着。レースレベルが低く、2着3着の次は過信禁物

 東京5R芝1800m新馬を勝ったドレフォン産駒ジオグリフ素質馬の揃った注目の新馬戦好位追走から、先に抜け出した1番人気ディープインパクト産駒アスクビクターモアとカレンブラックヒル産駒アサヒを外から差し切りました。典型的なスローの瞬発力勝負で、前の2頭よりも脚を溜めたルメール騎手のファインプレー。アスクビクターモアは、ディープ×レインボークエストなので、スピードの持続力を活かしたレースの方が合いそう。今日は、思い切って速いペースで逃げてしまった方が楽に勝てた気がします。騎手の差が出たか

 

 日曜日は札幌5R芝1200m新馬を勝ったロゴタイプ産駒ラブリイユアアイズ。2番手追走から直線抜け出して完勝。新種牡馬ロゴタイプ産駒の初勝利2着には外から差してきたヴァンキッシュラン産駒トーセンヴァンノ1番人気で逃げたアウトストリップ産駒アウトパフォームは、前半の飛ばし過ぎが敗因。次回は見直し。

 東京5R芝1600m新馬を勝ったモーリス産駒アバンチュリエ。中団待機から、直線は馬場の真ん中を堂々抜け出して完勝。2歳マイル重賞で楽しみな存在へ。2着もモーリス産駒ソリタリオ、勝ち馬と同じ位置から差し脚良く2着3着は前々から粘ったエピファネイア産駒ニシノラブウインク。2着3着は次走有力。

 阪神5R芝1800m新馬を勝ったハーツクライ産駒レッドベルナーム3番手追走から、直線ゴール前でギリギリの差し切り勝ち。評判馬が揃ったレースでしたが、1番人気馬が勝ち切りました。逃げたキズナ産駒アランヴェリテが2着に粘りました。ディープインパクト産駒の3頭は持ち味が出せず。夏の新潟か、秋の中京で出直しか。

 東京6Rダート1400m新馬を勝ったディスクリーキャット産駒コンバスチョン。中団待機から、直線は外から前を追いながら、あと100mのところで余裕の差し切り勝ち。2歳ダート短距離路線に、まず名乗りを上げました。相当な才能だと思います。2着は、後方待機から追い込んだマクフィ産駒リュウノブレイク3着は、果敢に逃げて粘ったシニスターミニスター産駒フルム。2着3着も次走狙えると思います。


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【競馬】 宝塚記念(GⅠ)! 今年はどんなドラマになるのか?

2021-06-27 08:18:58 | 競馬

 上半期のドリームレース、宝塚記念。今年はどんなドラマが繰り広げられるのでしょうか?

 台風の影響で馬場が悪くなっていけば、重の鬼でもある1番人気クロノジェネシスの圧勝確率がアップするだけ。一方で、もし、ほとんど雨が降らなければ、久々に、パンパン良馬場の宝塚記念になるので、ディープ産駒に代表される究極の切れ味が勝負を分ける結果になりそう。

 

 ところで、今日の牝馬3強の戦績を見てみると、それぞれの馬の、ここまでの運命的な歩みを振り返ることができます

 ⑦クロノジェネシスは、3歳時には桜花賞、オークスと惜敗続きでしたが、秋華賞で晴れてGⅠホースに。しかし、その後も惜しいレースが続いていたところ、昨年の宝塚記念で圧勝劇。また年末の有馬記念も制して、グランプリ2連覇を果たす。しかし、アーモンドアイがいたために年度代表馬にも、最優秀古馬牝馬にもなれませんでした。今年は現役最強を証明する年として、ドバイ遠征のあと、このレースを迎えています。ここは凱旋門賞へのステップ、負けられないというオーラが強烈に出てます。

 ②レイパパレは、3歳時は、体質の弱さから春のクラシックには参戦できず、また秋華賞では、まさかの抽選漏れの悪夢。そこから、昨年12月にチャレンジカップで重賞初勝利、そして4月の大阪杯では、コントレイル、グランアレグリア、サリオスらをジャイアントキリング一気にスターダムへ宝塚記念の結果次第で、世界制覇=凱旋門賞を見据えています。

 そして、⑩カレンブーケドール。3歳時は、オークス2着、秋華賞2着、ジャパンカップ2着。4歳時は、三冠馬三頭対決のジャパンカップで4着有馬記念で5着。そして5歳時は、天皇賞春で3着GⅠで負けた相手は、GⅠを複数勝利している名馬たちばかり。しかし、自らはまだ2勝馬で、重賞も未勝利。これだけ頑張っているのに、勝運だけに恵まれない。何だか、マスターズ前の松山英樹選手とダブって見えてきました。

 

 これはもう、本命は⑩カレンブーケドールを指名するしかありません。GⅠ勝利に恵まれていない戸崎圭太騎手とともに、このコンビのGⅠ勝利を祈ることにします。相手には、⑦クロノジェネシス②レイパパ⑬キセキ⑧カデナ⑪モズベッロの5頭。

 馬券は、⑩カレンブーケドール頭固定の三連単20点 ⑩⇒⑦②⑬⑧⑪


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