本日から函館開催が始まりますので、すなわち「2024夏競馬」がスタートとなります!
夏競馬とは、函館や札幌の北海道の競馬に加えて、福島・新潟・小倉といった普段はなかなか行けない競馬場へ、夏休みを利用して赴くという「リゾート感覚で楽しむ開放的な競馬」を指します。
そうは言っても、コロナの時期には地方遠征が難しかった訳でありますが、昨年あたりから「夏競馬」を堪能する競馬ツーリストの動きが活発化しつつあります。今年はもっと盛り上がることになるでしょう。
さらに今年からは、「暑熱対策」の一環として、「開催日割の変更」と「競走時間帯の拡大」の二つの施策が採られることになりました。まず「開催日割の変更」ですが、
【2023 年度】 【2024 年度】
第 3 回中京競馬 (8 日間) ⇒ 第 3 回小倉競馬 (8 日間)
第 3 回小倉競馬 (8 日間) ⇒ 第 2 回中京競馬 (8 日間)
となって、 昨年までは8月に開催していた小倉を7月開催に、その代替として8月は中京開催に変更となります。
そして「競走時間帯の拡大」については、第2回新潟競馬の発走時刻について、最終競走を繰り下げたうえで、気温が特に高い時間帯での競馬を休止する「競走時間帯の拡大」を実施。第1~第5レースは午前中に発走、第6レース以降は15時10分以降に繰り下げることとなりました。
この措置については、全国の競馬ファンから様々な意見が出ているようですが、昨夏に熱中症で急逝したアスクビクターモアの悲劇を考えれば、少しでも競走馬やスタッフの負担を軽く出来るように、さまざまな試行錯誤をしていく必要があります。
ここは我々、馬券を買う側も同じ想いで、この試みに参加して参りましょう。
なお、新潟の午後のレースが再開するまでの間は、通常運営をしている札幌競馬のレースが買えます。札幌が終わったあとは、また新潟競馬が楽しめますから、まぁ、馬券を検討する時間が少々長くなるだけと考えましょう。
なるべく涼しい場所を探して、ジックリ脳みそを活性化させる夏競馬になりそう。