金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【3歳戦回顧】 2月8日~10日

2025-02-10 19:27:55 | 競馬

 土曜日は東京5R芝1800m新馬を勝ったスワーヴリチャード産駒レディネス。中団8番手待機で脚を溜めます。逃げたレジリエントの前半1000mのラップは1分1秒9とややスローな流れに。直線に入るとまず、マクリ気味に前進してきたシュヴァルグラン産駒イリュストルが先頭に立ちますが、そこにキズナ産駒アローグレイシャーが並びかけて競り合いになります。ゴール手前まで競り合いが続きますが、これを大外からレディネスが一気に2頭を差し切ってハナ差で勝利。良の勝ちタイムは1分49秒2。2着にはアローグレイシャー、1/2馬身差の3着にはイリュストル

 

 東京6R芝2400mを勝ったのは、エピファネイア産駒にしてアーモンドアイの第一子アロンズロッド。中団9番手待機で脚を溜めます。逃げたフィエールマン産駒インパクトシーの前半1000mのラップは1分2秒6とゆったりした流れに。直線に入ると、インパクトシーがスピードを加速、後続を突き放します。しかし、残り100mのところからアロンズロッドが猛然と追い込んできて、ゴール手前でインパクトシーを交わして1馬身1/4差をつけて快勝。良の勝ちタイムは2分26秒9。2着インパクトシーから5馬身差の3着には、6番手から差してきたエピファネイア産駒二ヴルヘイム

 アーモンドアイの第一子アロンズロッドが4戦目にして遂に勝ち上がりました。お母さんのような切れ味がないので、2400mに距離を延長したのが良かったようです。ここからは青葉賞を目標にローテーションを組んで欲しいと思います。

 

 東京7Rダート1400m(3歳1勝クラス)を勝ったロードカナロア産駒アパッシメント。好スタートから4番手追走へ。逃げたフリッカージャブの前半3ハロンのラップは35秒1と平均ペース。直線に入るとまず、2番手からアメリカンファラオ産駒レーティッシュが先頭に立ちますが、横からアパッシメントが並びかけ競り合いに。残り50mのところでアパッシメントが抜け出して、大外からのアドマイヤマーズ産駒モカラマーズの急追も3/4馬身差に抑えて勝利。ダート良の勝ちタイムは1分26秒3。2着モカラマーズからクビ差の3着にはレーティッシュ

 

 東京9R芝1400m春菜賞 牝馬限定(3歳1勝クラス)を勝ったイスラボニータ産駒キョウエイボニータ。好スタートから2番手追走へ。逃げたカロローザの前半3ハロンのラップは34秒8と平均ペースに。直線に入るとまず、レイデオロ産駒ボンヌソワレが先頭に立ちます。これをキョウエイボニータが追いかけ、激しい競り合いが続くことに。ゴール手前でキョウエイボニータがクビ差前に出て勝利。良の勝ちタイムは1分21秒8。2着ボンヌソワレにハナ差の3着が、中団8番手から猛然と追い込んできたドレフォン産駒ルージュナリッシュ

 

 日曜日は京都4Rダート1800m(3歳1勝クラス)を勝ったシニスターミニスター産駒グランドプラージュ。5番手追走で脚を溜めます。逃げたナンヨーパワフルの前半1000mのラップは1分2秒9とややスローな流れに。直線に入ると、馬場の中央からグランドプラージュが早め先頭に立って抜け出します。そのまま後続に3馬身差をつけて完勝。ダート稍重の勝ちタイムは1分53秒5。2着には、後方7番手から差してきたルヴァンスレーヴ産駒ブルックリンダンス、クビ差の3着には、最後方10番手から追い込んできたドレフォン産駒テスティモ―ネ

 

 小倉5R芝2000m新馬を勝ったキズナ産駒コーチェラバレー。5番手追走で脚を溜めます。逃げたライトニングランの前半1000mのラップは1分3秒2とかなりのスローペースに。直線に入るとまず、2番手からリオンディーズ産駒ノアチュロスが先頭に立ち後続を突き放しますが、これを大外からコーチェラバレーが猛然と追いかけ、残り100mのところで交わします。そのまま2馬身1/2差をつけて完勝。稍重の勝ちタイムは2分4秒1。2着ノアチュロスから大差の3着には、3番手からサトノダイヤモンド産駒ブリリアントカーラ

 

 京都5R芝1600m新馬を勝ったロードカナロア産駒の牝馬ルージュソリテール。好スタートから3番手追走へ。逃げたジューンセレッソの前半3ハロンのラップは36秒5とスローペースに。直線に入ると、逃げ粘るジューンセレッソの横からルージュソリテールが鮮やかに抜け出します。そのまま後続に1馬身3/4差をつけて快勝。稍重の勝ちタイムは1分37秒1。2着には、3番手の外から差してきたルーラーシップ産駒パールペンダント、1馬身1/4差の3着には、5番手から追い込んできたエピファネイア産駒フライバイビーナス

 

 東京5R芝1600m新馬を勝ったスワーヴリチャード産駒の牝馬メランジェ。後方11番手待機で脚を溜めます。逃げたモモイロカタオモイの前半3ハロンのラップは36秒3とスローの流れに。直線に入ると、伸びあぐねる先行馬の外からエピファネイア産駒ダノンブギが先頭に立って抜け出します。さらに大外からメランジェが差してきて、ダノンブギを3/4馬身差交わして勝利。良の勝ちタイムは1分36秒6。2着ダノンブギから1馬身3/4差の3着には、7番手から差してきたミッキースワロー産駒ロンディネ

 

 京都6R芝2200mを勝ったドゥラメンテ産駒ホウオウアートマン。好スタートから3番手追走へ。逃げたドルチェリターンの前半1000mのラップは1分0秒8と平均ペースに。直線に入るとまず、2番手からシャインベックが先頭に立ちますが、その外からホウオウアートマンが抜け出して、そのまま後続に2馬身差をつけて快勝。稍重の勝ちタイムは2分15秒7。2着には、後方11番手から追い込んできたスワーヴリチャード産駒メイショウアゴナス、クビ差の3着には、中団7番手から差してきたリアルスティール産駒サラダ

 

 東京6R芝1600mを勝ったイスラボニータ産駒の牝馬ルパヴィヨン。好スタートから3番手追走へ。逃げたラブリーデイ産駒フロウアンドライムの前半3ハロンのラップは35秒6とスローの流れに。直線に入ると、フロウアンドライムがスピードを加速、逃げ切りを図ります。これを外からルパヴィヨンが追いかけ、ゴール手前で前を交わしてクビ差で勝利。良の勝ちタイムは1分35秒1。2着には、6番手から追い込んできたマツリダゴッホ産駒ノーブルライナー、さらにクビ差の3着が逃げたフロウアンドライム

 

 小倉9R芝1200mかささぎ賞(3歳1勝クラス)を勝ったロードカナロア産駒の牝馬ドゥアムール。好スタートからマイペースの逃げへ。前半3ハロンのラップは34秒4と平均ペースに。直線に入るとドゥアムールがスピードを加速、後続との差を広げますが、すぐ外からサンダースノー産駒フウセツが並びかけてきます。いったんフウセツが前に出ますが、ゴール前でドゥアムールが差し返してハナ差で勝利。稍重の勝ちタイムは1分10秒0。2着フウセツから1馬身差の3着には、5番手から差してきたシュヴァルグラン産駒カルプスペルシュ

 

 東京9R芝2400mゆりかもめ賞(3歳1職クラス)を勝ったリアルスティール産駒ウィクトルウェルス。4番手追走で脚を溜めます。逃げたジュンアサヒソラの前半1000mのラップは1分3秒5とゆったりしたペースに。直線に入ると、伸びあぐねる先行馬を横目に、残り200mのところでウィクトルウェルスが抜け出します。外からファイアンクランツが差してきますが、これに1馬身1/4差をつけて快勝。良の勝ちタイムは2分27秒8。2着ファイアンクランツから1馬身差の3着には、3番手からブラックタイド産駒アマキヒ

 勝ったウィクトルウェルスは、これで新馬2着、未勝利1着に続いて3戦2勝でオープンクラスへ距離は2000~2400mくらいが合っているので、次は阪神の毎日杯(GⅢ)か、4月末に日程を移した青葉賞(GⅡ)あたりか

 

 月曜日は京都3Rダート1400mを勝ったリアルスティール産駒エンダードラゴン。4番手追走で脚を溜めます。逃げたレネネトの前半3ハロンのラップは35秒9と平均ペース。直線に入ると、エンダードラゴンが早め先頭に立ち、後続を突き放します。そのまま6馬身差をつけて圧勝。ダート良の勝ちタイムは1分25秒9。2着には、後方8番手から差してきたコパノリッキー産駒リメンバーヒム、3馬身1/2差の3着には、2番手からモーニン産駒ブレイジングスター

 勝ったエンダードラゴンは、あのドウデュースの半弟。デビュー2戦目で、しかも好タイムで勝ち上がりました。ダートの短距離路線で活躍しそうと思います。

 

 京都5R芝1600m牝馬限定を勝ったロードカナロア産駒インヴォーグ。好スタートからマイペースの逃げへ。前半3ハロンのラップは36秒3と上手くスローに落とします。直線に入ると、インヴォーグがスピードを加速、後続との差を広げて、そのまま1馬身1/4差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分36秒3。2着には2番手からアドマイヤマーズ産駒ベビーズブレス、1馬身1/4差の3着には3番手からブリックスアンドモルタル産駒アークシャルダーム

 

 京都10R芝1600mエルフィンステークス 牝馬限定(L)を勝ったサトノクラウン産駒ヴ―レヴ―。好スタートから2番手追走へ。逃げたアメリカンファラオ産駒ラージギャラリーの前半3ハロンのラップは36秒2とかなりのスローペースに。直線に入ると、逃げ粘るラージギャラリーの横からヴ―レヴ―ガ並びかけ、残り100mのところで交わします。キズナ産駒グローリーリンクが猛然と迫りますが、これに3/4馬身差をつけて勝利。良の勝ちタイムは1分35秒3。2着グローリーリンクから3馬身1/2差の3着には逃げたラージギャラリー

 勝ったヴ―レヴ―は、これで6戦3勝。今回はスローの流れを2番手から上手く押し切りました。それでも、やはりマイルよりも1400mが合ってそう2着グローリーリンクは惜しいレースでした。スローの流れを5番手から追い詰めたのですから、1番強い内容だったのはこの馬。

 圧倒的1番人気で5着に敗れたダノンフェアレディは、スタートで外へ逃げるような素振りを見せたとおり、今回は走る気があまりなかったようです。雪で予定がズレたことが影響したのか、あるいはスタートで逸走しそうになって気分を害したのか。もう1回、レースを見ないと見限れないと思いますが、いずれにしても精神的にまだ幼いのかもしれません

 

 


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