金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【GⅠ回顧】 桜花賞・阪神牝馬S・ニュージーランドT

2021-04-12 07:23:46 | 競馬

 マスターズ、気になるところですが、まずは昨日のGⅠ回顧を。

 

 まずは土曜日の阪神牝馬S勝ったのはディープインパクト産駒デゼル。比較的スローに流れましたが、後方から直線だけで差し切るレース同じ位置から、内の馬込みに突っ込んだマジックキャッスルが2着途中で塞がれた分が差なので、この2頭に力の差はありませんどちらも、5月のヴィクトリアMの有力馬として参戦するでしょう。3着のドナウデルタは、展開に恵まれましたが、1着2着とは力の差が出た感じ。

 

 次は中山のニュジーランドT勝ったのはキズナ産駒バスラットレオン。スタート良く先頭に立って、そのまま逃げ切り勝ち。前半3ハロンが35秒0ですから、楽なペースで逃げられたことが勝因ただ、中山マイルを1分33秒1、5馬身差は強い勝ち方でした。本番のNHKマイルCでも有力馬の1頭となりました。2着のロードカナロア産駒タイムトゥヘヴンも、地力の違いで外から追込み。人気のアヴェラーレはやはり1400mの方が良いでしょう。

 

 そしてGⅠ桜花賞勝ったのは、クロフネ産駒ソダシ。これで無敗の桜花賞馬が誕生しました。時計も1分31秒1の桜花賞レコード。破格のタイムです。いつになくスタートが良くて、3~4番手を進みながら、直線では早くも先頭に立ち、後ろから迫るファインルージュやアカイトリノムスメを抑え込み、最後に大外から飛んできたサトノレイナスも封印しました。完勝と言って良い内容です。

 クロフネ×ブチコの白毛馬の大スターが、遂にクラシックホースになりました。距離に不安がある血統ではありますが、桜花賞を完勝した馬にとって、オークス2400mはそれほど恐れる必要はありません

 オークスは、今日の上位4頭、すなわちソダシ、サトノレイナス、ファインルージュ、アカイトリノムスメでだいたい決まったといっても良いかもしれません。レース後の状態さえ無事であれば、あまり迷いことなく5月のオークスも、このハイレベルな4頭を選ぶことにします。


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