金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【重賞回顧】 中山金杯・京都金杯

2025-01-08 00:37:10 | 競馬

 まずは中京の京都金杯

 勝ったのは、ネオユニヴァース産駒の8歳騙馬サクラトゥジェール。後方13番手待機で脚を溜めます。逃げたセルバーグの前半3ハロンのラップは34秒7とややスローな流れに。直線に入るとまず、スピルバーグ産駒セオが先頭に立ちますが、これをリオンディーズ産駒ロジリオンが交わします。さらに、馬群を縫ってサクラトゥジェール、大外からドレフォン産駒ウォーターリヒトの2頭が一気に前を交わし、サクラトゥジェールがクビ差抜け出して勝利。良の勝ちタイムは1分33秒5。2着ウォーターリヒトからクビ差の3着にはロジリオン、1馬身差の4着には、セオとダイワメジャー産駒アスクコンナモンダの2頭が同着で入りました

 勝ったサクラトゥジェールは、昨年の東京新聞杯に続く重賞2勝目。58㎏のトップハンデも苦にしませんでした。

 2着ウォーターリヒトは惜しい2着で、またもや重賞初勝利はお預けとなりました。3着ロジリオンは上位馬の中で唯一の先行馬先行馬総崩れの中で、3番手から粘り切ったロジリオンは一番強い内容だったと言えるでしょう。

 

 

 そして中山金杯

 勝ったのは、モーリス産駒の6歳牡馬アルナシーム。中団11番手待機で脚を溜めます。逃げたキタサンブラック産駒クリスマスパレードの前半1000mのラップは58秒7と流れるペースに。直線に入ると、逃げ粘るクリスマスパレードを交わして、馬場の中央からアルナシームが一気に抜け出します。そのまま後続に1馬身1/4差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分58秒1。2着には、後方13番手から追い込んできたゴールドシップ産駒マイネルモーント、1馬身差の3着には、3番手から粘り切ったハーツクライ産駒ボーンディスウェイ、1/2馬身差の4着が逃げたクリスマスパレード

 勝ったアルナシームは、中京記念に続く重賞2勝目。もともと2歳時の朝日杯FSで4着だった馬ですが、その時の勝ち馬がドウデュース、2着がセリフォス、3着がダノンスコーピオン、5着がジオグリフと、前後は全てGⅠを勝利する馬に。気性面の難しさ故に重賞勝利すらままならない時期がありましたが、年を重ねるとともに強さが際立つようになりました。6歳になった今年こそ、大きな仕事が待っている気がいたします。

 

 


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