秋の府中・阪神・新潟開催が始まります。本格的な秋競馬の季節になり、GⅠ戦線が続きます。競馬ファンとしては、たまらない気分でありまして、ウキウキ致します。
さて、秋の府中の開幕戦は、2歳のマイル重賞、サウジアラビアロイヤルカップ(GⅢ)。過去の勝ち馬には、ダノンプレミアム、グランアレグリア、サリオス、ステラヴェローチェなどの蒼々たるメンバーが名を連ねており、これがクラシックの登竜門と呼ばれる所以でありますが、今回は、春の段階からPOGで話題をさらっていた牡馬の代表コマンドラインと、牝馬の代表ステルナティーアの2頭が出て参ります。
両馬ともに、新馬戦は全くの楽勝で、ここもステップのつもりで出てきたら、何と雌雄のスター候補がかち合ってしまった。どちらも負けるつもりはないので、まぁいいか、という感じなんでしょうが、こういう対戦は、あとから「歴史的な対決」と呼ばれたりします。古くは、カブラヤオーとテスコガビーの共同通信杯(1975年)。最近では、グランアレグリアとアドマイヤマーズの朝日杯FS(2018年)。
正直、見るレースです。この2頭と他の出走馬のレベルが違い過ぎるので、馬券は、この2頭からの三連単で3着付に何を選ぶかというだけ。一応、新馬戦で反応が良かった③ステルナティーアを本命、エンジンの掛かりが遅かった⑥コマンドラインを対抗、といたしますが、国枝栄厩舎のデビュー2戦目は本気で仕上げてきますので、コマンドラインの圧勝も十分に有り得ます。
馬券は、③⑥の2頭を1着2着にした三連単4点 ③⑥⇒③⑥⇒①⑤ で。
本当に、来年のダービー馬とオークス馬が、ここで唯一の対戦をした、という歴史的なレースになるかも。注目いたしましょう!