いよいよ2歳GⅠシリーズが始まります。歴史を遡っても、2歳GⅠのうち、勝ち馬の評価が最も高いレースが、この阪神JF。朝日杯FSの勝ち馬が、なかなか3歳クラシックに結びつかないのに対して、このレースの勝者は、翌年度の牝馬クラシックの主役を張るケースが殆ど。
牝馬GⅠとなった1991年の勝ち馬がニシノフラワー、その後も、ヒシアマゾン、ビワハイジ、メジロドーベル、スティンガー、テーエムオーシャン、ウオッカ、ブエナビスタ、アパパネ、メジャーエンブレム、ソウルスターリング、ラッキーライラックと、歴史的名牝がズラリ。今年は、どの馬が名牝の仲間入りをするのでしょうか?
人気は、白毛のアイドル、新馬⇒札幌2歳S⇒アルテミスSと三連勝中のクロフネ産駒ソダシと、POGで1番人気、新馬⇒サフラン賞と二連勝中のディープ産駒サトノレイナス、新馬⇒小倉2歳S⇒ファンタジーSと三連勝中のミッキーアイル産駒メイケイエールの3頭に集中すると思います。自分は、新馬から目をつけていた⑱メイケイエールを本命に指名いたします。
この馬の課題は、前に馬がいると追い抜きたくなる激しい性格。すなわち、引っかかるということ。これを武豊騎手が、他馬を前に置いて、折り合いをつけられるかどうかがカギ。スピードと切れ味は折り紙付ですので、武騎手の手腕に賭けたいと思います。
相手には、⑥ソダシ、⑦サトノレイナスの他、前走の逃げ切りが見事だったエイシンヒカリ産駒の⑮エイシンヒテン、ファンタジーS2着の⑫オパールムーン、逃げで2連勝中のオルフェーヴル産駒⑭ポールネイロンの5頭。馬券は、⑱メイケイエール頭固定の三連単20点 ⑱⇒⑥⑦⑮⑫⑭⇒⑥⑦⑮⑫⑭ で。
おまけで中山のカペラS。本命は⑫レッドルゼル。相手には、⑪テーオージーニアス、⑨ダンシングプリンス、⑬ジャスティン、④シュウジ、そして地方の雄⑩サブノジュニアの5頭。馬券はこちらも、⑫レッドルゼル頭固定の三連単20点 ⑫⇒⑪⑨⑬④⑩⇒⑪⑨⑬④⑩ で。