先週の天皇賞秋の衝撃から、まだ日も浅いのですが、つい色々な妄想にふけるのが私の悪い癖でありまして‥。
先週の結果を持ちまして、今年のJRAの年度代表馬はアーモンドアイにほぼ確定いたしました。また、彼女が史上最強牝馬であることも疑問の余地がなくなりました。すなわち、彼女の評価を更に上げるためには、香港カップか、来年に今度こそ凱旋門賞か、英チャンピオンSへ行くくらいしか選択肢がなくなりました。
となると、ディープインパクトとキングカメハメハの両雄が逝去した現在、次の世代を担える種牡馬を急いで用意しなければならない今、やっぱり頼りになるのはアーモンドアイが生む牡馬となります。それまでの間は、何とかお父さんのロードカナロアや、ディープの息子キズナだとかが繋いでいくしかないのですが、ロードカナロアも、アーモンドアイ以外は2000m以上に大きな期待を持つのはリスク大ですし、キズナもまだ、種牡馬としてどこまで本格化するかは未知数であります。
やはり、史上最強牝馬の生む男の子に、生産界の期待が集まるのは人情というもの。しかし、では誰をお婿さんに迎えれば良いのか! なるべく早く、スーパーホースを生み出さなければならないとなると、婿さん選びも失敗は許されません。
アーモンドアイは、サンデーサイレンス25%、キングカメハメハ25%の血脈なので、まず、サンデー直系・キンカメ直系の種牡馬は付けられません。一方で、彼女が生む子は、サンデー12.5%となりますので、サンデー6.25%を付加できる種牡馬を付けると、奇跡の血量18.75%のサンデー・インブリードが出来上がります。
サンデー直系・キンカメ直系以外で、しかも、類稀なるスピードと切れ味、またスピードの持続力を持った種牡馬、併せてサンデーの血を薄く持っている種牡馬がいるのか?
1頭だけいました! モーリスです。モーリスはサンデーの曾孫なのでサンデー12.5%。モーリスの子供には、サンデー6.25%の血脈を与えることが出来ます。しかもモーリスは、安田記念・マイルチャンピオンS・香港マイル・チャンピオンマイル・天皇賞秋・香港カップと、1600~2000mで無敵の世界的名馬です。
アーモンドアイはあと1戦で引退させ、繁殖に入れて、モーリスをお婿さんに迎えるのはいかがでしょう? 吉田勝己オーナー‼