2歳馬にとって、初めての中央場所での重賞競走。過去3年の勝ち馬は、ダノンプレミアム、グランアレグリア、サリオス、と蒼々たるGⅠ馬でスターホースを生み出している登竜門的なGⅢレースです。
ただし、今年のメンバーは小粒と言わざるを得ません。だいたい、今年の6月デビュー馬は例年になく不作でしたので無理もないところ。今年度の本当の主役は、まだ新馬戦にも登場していない気がいたします。
馬産地的には、モーリス産駒のインフィニティや、ドゥラメンテ産駒のキングストンボーイに快勝してもらって、現地のセールに弾みが欲しいところでしょうが、今回の出走馬は、ほとんどレベルに差がありませんので、馬場の悪いことも考慮すれば、人気薄の馬から狙うのが馬券の常道。
面白そうなのが、リーチザクラウン産駒の④スペシャルトーク。地味な血統で人気がありませんが、前走の中山芝1600mの勝ち方は見事であり、地力はかなりあると思います。先週、弟のCデムーロが凱旋門賞を勝って気を良くしているMデムーロ騎乗というのもプラス要因です。
馬券は、④リーチザクラウンの単勝と、最も成績が安定しているキズナ産駒⑦ダディーズビビッドとの三連複2頭軸流しで。④⑦⇒①②⑤⑥⑧⑨