金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【2歳戦回顧】 9月21日~22日

2024-09-22 15:58:11 | 競馬

 

 土曜日は中京1Rダート1400m牝馬限定を勝ったサトノアラジン産駒フィドルファドル。好スタートから2番手追走へ。逃げたブライアーヒルの前半3ハロンのラップは34秒4と流れるペースに。直線に入ると、2番手からフィドルファドルが早め先頭に立ち後続を突き放します。残り100mのところから、5番手にいたメイショウボーラー産駒メイショウバスクが猛然と迫りますが、これをアタマ差凌いで勝利。ダート良の勝ちタイムは1分25秒2。2着メイショウバスクから6馬身差の3着には、3番手からパイロ産駒カフェロワイヤル

 

 中山1Rダート1200mを勝ったミッキーアイル産駒スリーピース。好スタートから3番手追走へ。逃げたディスクリートキャット産駒ミトノキャットの前半3ハロンのラップは34秒9と流れるペース。直線に入るとミトノキャットが逃げ粘りますが、残り100mのところでスリーピースが交わしそのまま2馬身差で完勝。ダート良の勝ちタイムは1分12秒8。2着ミトノキャットから1馬身1/4差の3着には2番手からレッドファルクス産駒ポップグルーヴ

 勝ったスリーピースは惜しいレースが4戦続きましたが、ようやく勝ち上がり控える競馬が出来るようになったので次走以降も期待できます。

 

 中京2R芝2000mを勝ったサートゥルナーリア産駒サンライズグラシア。好スタートから2番手追走へ。逃げたカリフォルニアクローム産駒メイショウカシマの前半1000mのラップは1分2秒6と平均ペースに。直線に入ると、残り200mのところで逃げ粘るメイショウカシマをサンライズグラシアが交わして先頭に立ちます。ここに4番手からルーラーシップ産駒センツブラッドが迫りますが、これをクビ差に抑えて勝利。良の勝ちタイムは2分2秒3。2着センツブラッドから1馬身1/2差の3着には逃げたメイショウヤシマ

 

 中山2R芝1600mを勝ったダノンバラード産駒ロードリベラシオン。好スタートからマイペースの逃げへ。前半3ハロンのラップは34秒9と平均ペース。4コーナー手前からスピードを加速、直線に入ると後続を突き放します。そのまま2馬身差をつけて完勝。良の勝ちタイムは1分33秒0。2着には3番手からイスラボニータ産駒ニシノコイブミ、ハナ差の3着には2番手からミッキーアイル産駒ダンケルド

 勝ったロードリベラシオンはスピードの持続力が持ち味のマイラー珍しいですが、マイルの逃げ馬であります。思えば、あの名馬フランケルがそうでした。次走以降も注目していきたいと思います。

 

 中京3Rダート1400mを勝ったブリザベーショニスト産駒ユウトザユウト。7番手追走で脚を溜めます。逃げたロイヤルイブキの前半3ハロンのラップは34秒6と流れる展開に。直線に入るとまず、イントゥミスチーフ産駒アメリカンステージが先頭に立ち、後続に差をつけます。そこに外から猛然とユウトザユウトが迫り、残り100mのところで交わし、そのまま4馬身差をつけて圧勝。ダート良の勝ちタイムは1分25秒2。2着アメリカンステージから1馬身3/4差の3着には、5番手から差してきたシニスターミニスター産駒トラヴェリンバンド

 

 中山3Rダート1800m新馬を勝ったルヴァンスレーヴ産駒テンワンダーマン。4番手追走で脚を溜めます。逃げたパーティガールの前半1000mのラップは1分5秒1と超スローの流れ。直線に入るとまず、マクリ気味に上がってきたナダル産駒パタールが先頭に立ちますが、すぐその外からテンワンダーマンが抜け出して、そのまま3馬身差をつけて完勝。ダート良の勝ちタイムは1分56秒5。2着パタールから1馬身3/4差の3着には、中団から追い込んできたリアルインパクト産駒スノークルーズ

 

 中京4Rダート1200m新馬を勝ったミッキーアイル産駒ザクシス。4番手追走で脚を溜めます。逃げたオルフェーヴル産駒アイルビリーヴの前半3ハロンのラップは35秒5とややスローの流れに。直線に入るとアイルビリーヴがスピードを加速、後続を突き放します。そのまま押し切るか思われましたが、残り200mのところからザクシスが猛然と追い込んできて、ゴール直前でハナ差交わして勝利。ダート良の勝ちタイムは1分14秒0。2着アイルビリーヴから2馬身1/2差の3着には2番手からカリフォルニアクローム産駒キャリーグレイス

 

 中京5R芝1600m新馬を勝ったキズナ産駒の牝馬ザラダン。好スタートから2番手追走へ。逃げたグレーターロンドン産駒アルサクレイグの前半3ハロンのラップは36秒0とスローの流れに。直線に入ると、逃げ粘るアルサクレイグの横から、ザラダンとモーリス産駒ブラックケリーの2頭が並びかけ、3頭による激しい競り合いに。その中からザラダンがクビ差抜け出したところがゴール。良の勝ちタイムは1分35秒9。2着には逃げたアルサクレイグ、アタマ差の3着にブラックケリー

 

 中山5R芝1600m新馬を勝ったサンダースノー産駒キュクロープス。好スタートからマイペースの逃げへ。前半3ハロンのラップは36秒8と超スローの流れに。直線に入るとキュクロープスがスピードを加速、後続を突き放してそのまま3馬身差をつけて完勝。良の勝ちタイムは1分34秒8。2着には2番手からインヴィンシブルスピリット産駒サマースピリット、クビ差の3着には3番手からブリックスアンドモルタル産駒パワースナッチ

 

 中京8R芝2000m野路菊ステークス(2歳オープンクラス)を勝ったキズナ産駒エリキング。スタートで出遅れましたが、徐々に位置を上げて3番手追走へ。逃げたブリックスアンドモルタル産駒ワンモアスマイルの前半1000mのラップは1分4秒1と超スローの展開に。直線に入ると、馬場の中央からエリキングが早め先頭に立ちます。外からエピファネイア産駒ジョバンニが追いすがりますが、エリキングが最後まで差を詰めさせずに1/2馬身差をつけて快勝。良の勝ちタイムは2分2秒8。2着ジョバンニから2馬身1/2差の3着には逃げたワンスモアスマイル

 5頭立てではありますが、素質馬が揃った注目の一戦これを勝ったエリキングは、2歳牡馬路線では重賞勝ち馬たちと肩を並べたと言って良いでしょう。次走は、恐らく11月の東京スポーツ杯2歳Sか、暮れのホープフルS。大変楽しみな存在であります。

 

 中山9R芝1200mカンナステークス(2歳オープンクラス)を勝ったトワーリングキャンディ産駒エコロジーク。好スタートからスピードを活かした逃げへ。前半3ハロンのラップは32秒6と超ハイペースの流れに。直線に入ってもスピードは衰えず、そのまま後続に2馬身1/2差をつけて完勝。良の勝ちタイムは1分7秒2と2歳日本レコード。2着には3番手から差してきたモズアスコット産駒モズナナスター、3/4馬身差の3着には2番手からタワーオブロンドン産駒レイピア

 勝ったエコロジークは、これでデビューから2戦続いての圧勝劇。今回は2歳日本レコードのオマケ付き。このあとは、米国ブリーダーズカップへの遠征も検討されるそうです。すごいスプリンターが出て参りました!

 

 日曜日は中山1Rダート1800m牝馬限定を勝ったドレフォン産駒タイヨウフレア。中団後方待機で脚を溜めます。逃げたロベルタカリーナの前半1000mのラップは1分4秒0とスローの流れに。直線に入ると、外からマクリ気味に上がってきたタイヨウフレアが早め先頭に立ちます。そのまま後続に3馬身差をつけて完勝。ダート良の勝ちタイムは1分56秒2。2着には3番手からナダル産駒エルバステラ、4馬身差の3着には4番手からナダル産駒ディペンダブル

 

 中京2Rダート1800mを勝ったデクラレーションオブウォー産駒イサナ。好スタートからマイペースの逃げへ。前半1000mのラップは1分3秒5とややスロー。直線に入ると、内からエピファネイア産駒ヴェーヌドールが並びかけてきますが、これを競り落として、そのまま3/4馬身差をつけて快勝。ダート良の勝ちタイムは1分55秒3。2着ヴェーヌドールから大差の3着には、3番手からサトノダイヤモンド産駒ダイヤノエース

 

 中山2R芝1200mを勝ったホークビル産駒の牝馬ニシノクードクール。5番手追走で脚を溜めます。逃げたファインニードル産駒シンガソングの前半3ハロンのラップは34秒8と平均ペース。直線に入ると、逃げ粘るシンガソングにニシノクードクールが猛然と迫ります。残り100mのところで捉まえて、そのまま2馬身差で完勝。良の勝ちタイムは1分8秒8。2着シンガソングからクビ差の3着には、7番手から差してきたキンシャサノキセキ産駒アセンディア

 

 中京3R芝1400mを勝ったサートゥルナーリア産駒の牝馬キャッスルレイク。4番手追走で脚を溜めます。逃げたダイヤモンドの前半3ハロンのラップは33秒8と流れるペースに。直線に入ると、最内からロジャーバローズ産駒メイショウセツゲツが先頭に立ちますが、すぐにその外からキャッスルレイクが抜け出します。大外からニューイヤーズデイ産駒ネーヴェフレスカが追い込んできますが、これに1馬身1/4差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分21秒9。2着ネーヴェフレスカから2馬身差の3着にはメイショウセツゲツ

 

 中山3R芝1800mを勝ったドレフォン産駒の騙馬エンペラーズソード。好スタートから2番手追走へ。逃げたゴーゴーステーツの前半1000mのラップは1分2秒3とややスロー。直線に入ると、2番手からエンペラーズソードが早め先頭に立ちます。そのまま後続に2馬身1/2差をつけて完勝。良の勝ちタイムは1分49秒1。2着には、5番手から差してきたイスラボニータ産駒ジュンアサヒソラ、2馬身1/2差の3着には7番手から追い込んできたウインブライト産駒サンカシグレ

 

 中京4Rダート1400m新馬牝馬限定を勝ったナダル産駒プロミストジーン。4番手追走で脚を溜めます。逃げたベルサの前半3ハロンのラップは37秒3とスローな流れに。直線に入るとまず、2番手からカレンブラックヒル産駒キョラムンが先頭に立ちますが、これを追いかけてプロミストジーンがゴール手前で交わして、そのまま1馬身1/2差をつけて快勝。小雨の良の勝ちタイムは1分27秒1。2着キョラムンから2馬身1/2差の3着には、6番手から差してきたレッドファルクス産駒サイラモナムール

 

 中山4Rダート1200m新馬を勝ったホッコータルマエ産駒の牝馬フラッシュラン。好スタートから3番手追走へ。逃げたサブアトミックの前半3ハロンのラップは35秒8とスローの流れに。直線に入るとまず、2番手からナダル産駒ライトストンが先頭に立ちます。その外からフラッシュランが並びかけて、ゴール手前で交わして3/4馬身差をつけて勝利。ダート良の勝ちタイムは1分13秒4。2着ライストンから8馬身差の3着には4番手からパイロ産駒チハヤフル

 

 中京5R芝2000m新馬を勝ったキズナ産駒サトノシャイニング。好スタートから2番手追走へ。逃げたサンライズアレスの前半1000mのラップは1分5秒0とスローな流れに。4コーナー手前からゴールドシップ産駒タイセイリコルドが先頭に立って、直線ではそのまま押し切りを図りますが、これを2番手から追いかけたサトノシャイニングが残り100mで交わして、そのまま後続に1馬身1/2差をつけて快勝。小雨の良の勝ちタイムは2分4秒3。2着には、4番手から外を差してきたパゴ産駒ミーラジュナイト、クビ差の3着にはタイセイリコルド

 

 中山5R芝1800m新馬を勝ったヴァンセンヌ産駒テリオスルナ。好スタートからマイペースの逃げへ。前半1000mのラップは1分2秒5と平均ペースに。直線に入ると、テリオスルナがスピードを加速、そのまま後続に2馬身差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分49秒9。2着には3番手からリアルインパクト産駒アルティテュード、3馬身1/2差の3着には2番手からリオンディーズ産駒スペードギニー

 

 


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【競馬】 神戸新聞杯(GⅡ)と産経賞オールカマー(GⅡ)!

2024-09-22 03:22:03 | 競馬

 まずは菊花賞トライル、中京の神戸新聞杯

 少し小粒な出走メンバーになってしまいました。

 ダービー上位馬は、1着ダノンデサイルは菊花賞へ直行、2着ジャスティンミラノは天皇賞秋へ、3着シンエンペラーは愛チャンピオンS3着から凱旋門賞へ、4着サンライズアースは菊花賞直行、5着レガレイラはローズSから秋華賞へ、6着コスモキュランダ8着エコロヴァルツ11着アーバンシックの3頭はセントライト記念に出走済となっており、ダービーからの出走組ではジューンテイクの10着が最先着どちらかというと、夏の上り馬などによる「別路線組による出走権」争奪戦の様相にも見えてしまいます。

 

 それでも、やはりここは春の実績馬を中心に考えたいと思います。例えば、5月4日の京都新聞杯(GⅡ)だけを見ても、上位入着馬のレベルがかなり高いと思われること。京都新聞杯で1着のジューンテイクはダービーで1.0秒差の10着。3着のヴェローチェエラは札幌のルツル特別(1勝クラス)を快勝。4着のアドマイヤテラは中京の茶臼山高原特別(2勝クラス)を完勝。5着のキープカルムは新潟の五頭連峰特別(2勝クラス)で惜しい2着。6着のインザモーメントは京都の常磐特別(2勝クラス)を完勝。このように、上位馬はいずれも夏の古馬との闘いでキッチリと実績を挙げています

 同じく、ダービー15着ショウナンラプンタ(青葉賞2着)、16着ミスタージーティー(若葉S1着)、17着ビザンチンドリーム(きさらぎ賞1着)でも、勝ったダノンデサイルから1秒3~5以内の差で走っていますから、ダービー10着のジューンテイクと大きな差はありません。さらに言えば、ダービー出走取消のメイショウタバルでも、毎日杯での逃げ切り勝利の内容は高いレベルでありました。

 

 本命には、京都新聞杯を勝ってダービー10着だったキズナ産駒①ジューンテイクを指名相手には、京都新聞杯2着の⑫ウエストナウ、そして⑪ショウナンラプンタ、⑩ミスタージーティー、⑭ビザンチンドリーム、⑮メイショウタバルの5頭。

 馬券は、まずは本命ジューンテイクの単勝。そしてジューンテイクからの馬連5点

 

 

 次は中山の産経賞オールカマー

 Cルメール騎手を鞍上に迎えた4歳牡馬④レーベンスティールが秋初戦を迎えます。

 今回の出走メンバーには、ダイヤモンドSを勝った5歳牡馬⑮ミクソロジー、今年の札幌記念3着の6歳牡馬⑤ステラヴェローチェ、中山金杯を勝った5歳牡馬⑭リカンカブール、ダイヤモンドS2着の5歳牝馬①サリエラ、天皇賞春6着の4歳牡馬⑪サヴォーナなどの骨っぽいところが揃いましたが、世代トップを見据えるレーベンスティールとしては負けられない一戦でありましょう。

 人気は集中すると思いますが、④レーベンスティールを本命に指名いたします。今年こそ、国内外のGⅠ競走で主役を務めてほしいと期待も込めて。相手には上記の5頭⑮⑤⑭①⑪

 馬券は、本命④レーベンスティール頭固定の三連単20点 ④⇒⑮⑤⑭①⑪

 

 


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