香り工房"結"の加藤です
時間がたっぷりあるので
古典にも触れたい
行間のなかに、色や光や音や臭いを感じて
あまりにもポピュラーな古典
「徒然草(つれづれぐさ)」
冒頭の「硯に向かいて」
墨を擦る、これにはココロを静める役割があること、体現者ならば御存じ
書道、道がついているものには、それぞれの作業のなかに儀式としての「形(かた)」があります
墨を擦るときに、平らな部分(陸と言います)に窪み(海と言います)から少しずつ水をあげて、墨を溶かしていきます
私が子供の頃はちゃんとこの儀式をやっていました
でも、いつのまにかこの行程を省き墨汁を使うようになったのです
これって違うよね、と思います
子供のころに落ち着きのない邪気を静めるのに、墨の香りは とても効果があります!
そして、真っ白な半紙に文字を書く
ココロを見つめ、文字の形を整える、それが書の世界
さて、世界中新型コロナウィルスでクタクタです
そのなかで違和感を感じずにいられなかった宮城で行われた聖火の引き継ぎ
もはや通常開催なんて無理なのに、それを無視する行動
世界各国のスポーツ団体から延期、中止の声が上がっています
そのなかに開催することは選手の健康や安全を無視することになる!と強い口調で発信していました
日本政府は一体、どうしちゃったのでしょう
子供でもわかること
これ以上は言わないことにします
責任感のある国なら、誰かに言われなくても現実を見つめ、やらない勇気を持って欲しいです
全ての出会いに感謝して
ブログ訪問していただき
ありがとうございました
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