香り工房"結"のKatoです
マッサージとアロマトリートメント
一般的には、マッサージは着衣のまま
行います
アロマトリートメントは
直接 肌に精油を塗布するため、
全身トリートメントの時は服を脱ぎます
でも、安心してください
トリートメントを行う場所以外は
常にタオルで覆われています
マッサージを受けた方なら
感覚がわかると思いますが、
凝った筋肉をほぐす
時には強く押すように、揉む
アロマトリートメントは
精油の持つ薬理成分を肌から、
呼気から吸収しながら
カラダの不調を改善していきます
トリートメントは基本的には
とてもソフトに行います
アロマトリートメントは
筋肉に直接働きかける、というより
肌の下の血液やリンパ液に働きかけます
リンパ液は、主に体内の老廃物を
運搬します
血液は、心臓がポンプの役割をして、
1分間で一巡しますが、
リンパ液にはポンプがないため、
筋肉の動きによって循環します
リンパ液はとてもゆっくりで
約1日かけて一巡します
筋力が衰えたり、同じ姿勢でいると、
スムースに流れないため、
いわゆる浮腫(ふしゅ)と言って
リンパ液が滞留してむくみます
老廃物が滞留して、ときには痛みを
感じることもあります
アロマトリートメントは、
こういった流れを改善、
全身の不調の改善につなげます
筋肉の凝りも老廃物である
乳酸やその他の老廃物が滞ることで
炎症を起こし、痛みが生じます
チカラは必要でありません
流れに沿って、トリートメントを
行います
筋肉の凝りは、筋肉が引っ張られた
状態の緊張によりおこるので、
まずは盛りあがった筋肉そのもの
ではなく、筋肉の両端が
付着している部分の緊張を
緩めてあげます
こうすると、パンパンに張った
筋肉部分が緩んでいきます
次に緩やかに筋肉部をほぐしていきます
滞った毛細血管やリンパ管内の流れが
改善されると、ポカポカと温まります
老廃物はリンパ管から静脈に運ばれ、
腎臓内に運ばれ、尿となって体外に
出ていきます
そのため、新たな体液を
補充するために水分が必要となります
直後は循環器系に血液が集中するため、
眠気を感じます
今まで滞っていた流れが改善されるので、トリートメント後はだるさを
感じることもあり、
十分な水分補給と睡眠が必要です
そして、トリートメントを行う
セラピストも呼吸と手のひらから
精油の薬理成分を吸収します
トリートメントはアロマセラピストが
クライアントの呼吸の速度を見ながら、
呼吸を合わせてスタートします
他者によるタッチングの効果は絶大です
例えば、ヘアカットなどで
シャンプーしてもらうと
自分で行うときとは違う
爽快感と心地よさを感じると思います
全身は難しくても、
ハンドトリートメント
(ハンドマッサージ)だけでも心地よさと、体調の変化を感じることができます