今日はリフレッシュを兼ねて休暇を取り、お台場の科学未来館へ行きました
新橋から「ゆりかもめ」に乗っていざ~
すると、私と向かい合わせの席に女性二人が座りました
ふと見ると、私の目の前の女性の手から目が離せなくなりました
赤く炎症を起こしている手です
かゆみもあるらしく、親指の淵をしきりに触っています
仕事先に行く途中らしく、先方の話をしていて、一向に会話が途切れません
音楽を聴いている私だったのですが、目がその手からそらすことができずにいました
ようやく、話が途切れた瞬間を狙って
「お話中、すみません。あの私アロマセラピストなのですが、手が気になってしまって、手かゆいですか?」
「セラピストさんなんですね、それでさっきからいい香りがしていたのですね、今日はあそこに行くんですか?」
「今日は違うんです」
あそことは、東京ビッグサイトで行われている「統合医療展」のことです
私は二人が美容師かな、そう思いながら二人を眺めていました
休暇を取った私、実は始め「統合医療展」に行くことも予定に入れていたのですが、そこに行っちゃうと、休みにならないということで止めたのでした
でも、結局
アロマセラピストの心は年中無休ですね
女性「少し痒いです」
(少しじゃない、長年その症状に悩んでいるはず、皮膚の表面が均一の模様でないもの、とくに関節のところが痛々しい)そう思いながら
携帯している化粧ポーチからマリゴールドとジャーマンカモミールの浸出油の小容器とラベンダーの小瓶を取り出しました
「ラベンダーは炎症ややけどなどのケアと鎮静にとてもいいんです、こちらはマリーゴールド。。。」と説明し、炎症の起きていない手のひらを出してもらい、オイルとラベンダーを出し、手に塗ってもらいました
ラベンダーを手のひらに出すと
「あー、いい香り」
きっと、二人はビックサイトまで行くものと思っていたら、台場が近づくと立ち上がりました
「こちら、使ってください」と私はオイルとラベンダーの小瓶を渡しました
「いいんですか!!よかった、助かりました。ありがとう」
名刺を渡す機会を外してしまったけど、良くなればいいんです
なぜなら、その人とはきっとまた会える、そんな気がしています
多分、このあとの商談で痒い手が気になるだろう、と思っていたのではないでしょうか
不安がとれるだけでいいんです
出会いに感謝です
こんなことってあるでしょうか
帰りの東海道線に乗ってから、不思議な出来事がありました
いつもなら新橋から横浜なので、席に座るところなのですが、なぜかドアのところに立ち、音楽を聴きながら
「マヤ暦カレンダー」を見ていると、これまた向かいに立っている男性が何やら手を触っているのが視界に入っていきました
見ると、行きに出会った人と全く同じ手をしていたのです
すると、カバンから、ある軟膏を取り出して塗っていました
あーここにさっきのセットがあれば。。。。。
偶然、必然、運命です
これからはごっそり携帯します