アートインプレッション

株式会社アートインプレッションは、美術展の企画を主な業務としている会社です。

印象派の陶磁器展巡回終了 ありがとうございました!

2014-08-27 17:15:24 | 印象派の陶磁器
フランス印象派の陶磁器1866-1886
巡回終了 ありがとうございました!



《バルボティーヌ 薔薇図花瓶》 アビランド社 オートゥイユ工房 1876-1883年



昨年の3月から滋賀県立陶芸の森 陶芸館、山口県立萩美術館・浦上記念館、岡山県立美術館、パナソニック 汐留ミュージアム、岐阜県現代陶芸美術館と巡回していました本展ですが、先日8月24日をもって無事終了いたしました。

会期中は沢山のお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました!

日本の影響をはじめ、印象派時代に陶芸の分野で行われていた様々な挑戦を系統的にご紹介する初めての展覧会ということもあり、スタッフ一同学ぶことが多かったです。
なかでも、上の画像のようなバルボティーヌ技法を用いた作品など、出品作品の技法的な部分に着目されるお客様が多かったことが印象的でした。

また、会場内のテーブルセッティングについても、お客様に写真を撮ってtwitterなどにアップして頂いたりと、ご好評頂いたこと感謝しています

展覧会カタログは今後アートインプレッションのHPでも販売を掲載する予定ですので、もし見逃してしまった方、カタログを買い損ねてしまった方がいらっしゃいましたら、弊社HPより申込、あるいはお問い合わせください

株式会社アートインプレッションHP: http://www.artimpression.co.jp/index.html
Mail:info@artimpression.co.jp
Tel:03-5766-7050


印象派の陶磁器展も残すところあと4日!

2014-08-21 14:17:29 | 印象派の陶磁器
フランス印象派の陶磁器1866-1886展
残すところあと4日!!




《パリの花》シリーズ 8人用のフォーマルセッティング アビランド社 1883年
テーブルコーディネート:株式会社エデュウス 木村ふみ



岐阜県現代陶芸美術館にて開催中の
「フランス印象派の陶磁器1866-1886」展

会期も残すところあと4日!!

この会場が最終会場となり、さらに出品作品のほとんどが個人所蔵のため、これを見逃すと次の機会がいつ訪れるか分かりません。

ジャポニスムがフランス陶磁器に与えた影響をはじめ、当時の職人・芸術家が一体となって挑戦した技術とデザインの革新を体系的にご紹介する初めての展覧会。

まだご覧になってない方は是非この週末に足をお運び下さい

フランス印象派陶磁器展 作品紹介

2014-08-01 12:34:25 | 印象派の陶磁器
フランス印象派の陶磁器展1866-1886展
~作品紹介~


フランス印象派の陶磁器1866-1886展を開催中の岐阜県現代陶芸美術館
今日は会場内より、《バルボティーヌ 薔薇図花瓶》をご紹介します



バルボティーヌ 薔薇図花瓶 1876-1883年 アビランド社 オートゥイユ工房


展覧会ポスターでもおなじみの《バルボティーヌ 薔薇図花瓶》。
デザインを手掛けたレオン・パリゾはジャポニスムや自然主義の影響を受けたスタイルが特徴で、花や鳥を専門に描いていました。西洋で薔薇の絵付けというと満開の状態が頭に浮かびますが、この作品に描かれているのはまだ蕾のような小さくて可愛らしい薔薇です。モチーフの描き方まで日本の影響を受けたのだろうかと想像も膨らみ、アニメーションのコマ撮りのような燕の描写に愛着が沸く作品です。
また、岐阜県現代陶芸美術館の会場ではケース越しに屋外の緑が見えて、陶磁器に描かれた燕が美術館の外でも飛んでいるような雰囲気が演出されています。是非チェックしてみて下さい


岐阜県現代陶芸美術館へのアクセス方法は、美術館公式HPの交通アクセス情報http://www.cpm-gifu.jp/museum/07.traffic/07_1.traffic.html)をご参照下さい。


印象派の陶磁器展 岐阜県現代陶芸美術館で開催中!

2014-07-10 11:33:15 | 印象派の陶磁器
フランス印象派の陶磁器1866-1886
岐阜県現代陶芸美術館で開催中!!



《パリの花》シリーズ 8人用のフォーマルセッティング 1883年 アビランド社
テーブルコーディネート:株式会社エデュウス 木村ふみ


気づけば7月も半ば、本格的に暑くなってきましたね。

昨年3月からスタートした本展も、ついに岐阜県現代陶芸美術館が最後の展覧会場となりました!
作品のほとんどがフランス、アビランド家に代々伝わる個人所蔵品のため、今回を逃したら次の機会がいつ訪れるかわかりません。
展覧会は8月24日(日)まで。
7月26日には福井大学の今井祐子先生による、19世紀のフランス陶磁器とジャポニスムの関係をテーマにした講演会も開催されますので、皆さま是非お越し下さいませ


岐阜県現代陶芸美術館へのアクセス方法は、美術館公式HPの交通アクセス情報http://www.cpm-gifu.jp/museum/07.traffic/07_1.traffic.html)をご参照下さい。



『芸術新潮』7月号に掲載!! フランス印象派の陶磁器展

2014-07-01 15:55:09 | 印象派の陶磁器
『芸術新潮』7月号に掲載されました!!
フランス印象派の陶磁器展




7月5日(土)より岐阜県現代陶芸美術館へ巡回・開催予定のフランス印象派の陶磁器1866-1886展

この度6月25日発売の『芸術新潮』7月号に展覧会情報を掲載して頂きました
7月号の目玉はなんと言っても「ジャポニスム」。
モネの《睡蓮》で有名なジヴェルニーの庭の写真から始まり、キーワードと共にジャポニスム作品を紐解くコーナーもあります。

本展覧会では『北斎漫画』や『富嶽百景』の他、漆器など、日本の美術品にインスピレーションを得て制作された陶磁器作品が各章を彩っているため、鑑賞前後に展覧会の時代背景を知りたいという方にもお薦めの内容です!
是非、お手にとってご覧下さい。




「フランス印象派の陶磁器1866-1886 ~ジャポニスムの成熟」
会場:岐阜県現代陶芸美術館
会期:7月5日(土)~8月24日(日)

※美術館への交通アクセスは、
公式HP 交通情報 (http://www.cpm-gifu.jp/museum/07.traffic/07_1.traffic.html)をご参照下さい。




フランス印象派の陶磁器展東京会場  6月22日まで!!

2014-06-17 12:34:14 | 印象派の陶磁器
フランス印象派の陶磁器1866-1886 展
パナソニック 汐留ミュージアム
6月22日まで!!



《ルソー》シリーズ 赤魚に雀図皿 1867年 フェリックス・ブラックモン


パナソニック 汐留ミュージアムで開幕中のフランス印象派の陶磁器 1866-1886 展

会期も残すところあと5日!!
6月22日(日)までになります。

4月5日の開幕より、日本美術がフランス陶磁器界に与えた影響をはじめ、フランスのアビランド社における革新的な陶磁器製作への挑戦が、様々なイベントとともに紹介されてきました。
本展で出品されている陶磁器作品はほぼ全て個人所蔵のため、初来日の作品がほとんどです。

まだご覧になっていない方、是非この1週間に足をお運び下さい


※パナソニック 汐留ミュージアム閉幕後は、7月5日より岐阜県現代陶芸美術館に巡回致します。


展覧会場内 BGMのご紹介

2014-05-27 11:08:17 | 印象派の陶磁器
印象派の陶磁器1866-1886 展
展覧会場内 BGMのご紹介



アビランド社の芸術家たちが革新的な陶磁器の製作にむけて試行錯誤を繰り返した19世紀末。
音楽の分野でも様々な作曲家が才能を発揮していました。

本展では、株式会社マーキュリーのご協力のもと、出品作品と同時代の音楽を展覧会場内BGMとして流しています。
作品鑑賞と合わせて、是非当時の雰囲気をお楽しみください。

会場内で流れているのはこちらのCD ↓↓



「華麗なる三拍子 ~19世紀末のピアノで、名匠たちのワルツを~」(\3,024 / 税込)
ラヴェルやR.シュトラウスをはじめ、19世紀末~20世紀初頭に活躍した作曲家の曲目を集めたこのCD、なんと録音にあたって1892年に製作されたエラール社製のピアノを使用するというこだわりを見せています!
エラール社製のピアノは、当時のフランスを代表するピアノメーカーとして愛され、各国の演奏会ホールや王宮でも使用されていました。
ジャケットの表紙にはエドガー・ドガの素描が採用され、目と耳の両方から当時の芸術を楽しみたいという方にお勧めの1枚です。

CDは展覧会場を出たミュージアムショップで販売しておりますので、是非お手にとってご覧ください




印象派の陶磁器展 ギャラリートークのお知らせ

2014-05-07 12:43:30 | 印象派の陶磁器
フランス印象派の陶磁器1866-1886
担当学芸員によるギャラリートークのお知らせ



本展担当学芸員 岩井美恵子氏 パナソニック 汐留ミュージアム展覧会場内


5月10日(土)14時00分より(約30分)、フランス印象派の陶磁器1866-1886展、担当学芸員の岩井美恵子氏によるギャラリートークが開催されます!
展覧会鑑賞前はもちろん、観賞後に改めて解説を聞きたいという方にもお薦めです。

事前申込は不要ですので、参加をご希望の方は当日ミュージアム受付付近にお集り下さい。
皆さまのご参加をお待ちしております
※入館には展覧会観覧券が必要です。



印象派の陶磁器展@東京MXテレビ youtubeで公開!!

2014-05-01 12:42:35 | 印象派の陶磁器
フランス印象派の陶磁器1866-1886
東京MXテレビでの放送内容をYoutubeで公開!



パナソニック 汐留ミュージアムで開催中のフランス印象派の陶磁器展

先週東京MXテレビで取材・放送された内容がYoutubeで公開されています

会場内の雰囲気はもちろん、ジャポニスムの影響をはじめ代表作品の特徴が丁寧に紹介されているほか、印象派絵画と陶磁器を比較したりと、本展の見どころ・ポイントが詰まっています

番組Youtubeへのアクセスはこちら↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=moQ3_fqUFVQ


ゴールデンウィークもいよいよ後半、是非番組と会場の両方をお楽しみ下さい。
フランス印象派の陶磁器展6月22日まで開催されています。



《パリの花》シリーズ 8人用のフォーマルセッティング 1883年 アビランド社


ミュージアムグッズのご紹介

2014-04-25 12:42:50 | 印象派の陶磁器
フランス印象派の陶磁器1866-1886
ミュージアムグッズのご紹介





パナソニック 汐留ミュージアムでは、展覧会場を出ると本展のミュージアムグッズが皆さんをお待ちしています!
今日はその中でも特に人気・おすすめの商品をご紹介しますね

まずはこちら!

チケットフォルダー 「プレートアソート」\360(税込)

まるで本展の美味しいとこどりをしたようなチケットフォルダー。
北斎漫画を写した《ルソー》シリーズから、印象派タッチのバルボティーヌの陶磁器まで、18種類の作品がアレンジされています。チケットを鞄から取り出す時など、楽しい気分になること請け合いです。

続いて、人気No.1がこちらの絵はがき。

ポストカード「バルボティーヌ 草花燕図水注」\110(税込)

《バルボティーヌ 草花燕図水注》は本展のポスターや看板でも大きく取り上げられている、文字通り看板作品で、印象派タッチの図柄には燕の影まで描写されています。燕はちょうど今頃の季節から夏にかけて関東地方で見かける機会が多いので、季節のカードとしても良いですね。

最後に、個人的に1番のお気に入りがこちら!


一筆箋 「《ルソー》シリーズ(部分)」 \410(税込)


《ルソー》シリーズのお皿をもとにデザインした一筆箋です。

中を見ると、いずれも北斎漫画から使用された「赤魚に雀図」「車海老に鳥図皿」「雄鶏に熊蜂図皿」の3種類のプレートモチーフが施されていて、とっても愛嬌のある内容になっています。

なかでもこだわりを感じるのがこの部分!

《ルソー》シリーズのプレートの渕部分に施された青いラインを一筆箋の下部にも使用していて、青の濃淡や線の太さの違いがアクセントになっています。それに合わせたのか、各行を分ける線の濃淡や太さが微妙に異なるのもポイント。各所に仕込まれたこだわりと活き活きとしたデザインのおかげで、毎日使っても飽きないです。

展覧会を観た後は、是非覗いてみてください