アートインプレッション

株式会社アートインプレッションは、美術展の企画を主な業務としている会社です。

大久保純一先生、講演会のお知らせ 印象派の陶磁器展

2013-10-25 10:59:55 | 印象派の陶磁器
『ジャポニスムの一断面 ― ルソーの食器と日本版画 ―』
フランス印象派の陶磁器展 記念講演会のお知らせ
国立歴史民俗博物館 大久保純一先生




《ルソー》シリーズ 雄鶏に熊蜂図皿 1867年 フェリックス・ブラックモン クレイユ・エ・モントロー陶器工場


山口県立萩美術館・浦上記念館で開催中のフランス印象派の陶磁器 1866-1886展
開催を記念して、10月26日(土)14:00~15:00に美術館の講座室にて講演会が行われます
講師を務めるのは国立歴史民俗博物館の大久保純一先生。ご専門である日本版画と、本展の花形でもある《ルソー》シリーズについて、ジャポニスムの側面からお話下さいます。

江戸後期の日本において、葛飾北斎の『北斎漫画』シリーズが出版されたのは1815年頃。それから約50年という短い期間で、遠く離れたパリで自身のモチーフがディナーセットに描かれ、食器デザインに革命を与えたと知ったら、北斎はどのようなことを思ったでしょうか。
そんなことを考えながら聴講してみるのもおススメです。

講演会は聴講無料で当日受付先着84席までとなっておりますので、是非お気軽に足をお運び下さい



《ルソー》シリーズ 雄鶏に花図深皿 1867年 フェリックス・ブラックモン クレイユ・エ・モントロー陶器工場



鶤鶏(とうまる)『北斎漫画』三編 1815年 葛飾北斎 浦上蒼穹堂蔵 
※本展図録171頁より


イベント紹介@山口県立萩美術館・浦上記念館

2013-10-22 17:56:33 | 風景画展
イベント紹介@山口県立萩美術館・浦上記念館


現在、山口県立萩美術館・浦上記念館にて開催中の「フランス印象派の陶磁器 ジャポニスムの成熟 1866-1886」

美術館では、様々なイベントを開催する予定となっています。
展覧会に音楽にお茶にとまさに”芸術の秋”
ほとんどが無料で参加できるものになっています。
この機会に是非、足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?

記念講演会『ジャポニスムの一断面ールソーの食器と日本版画』
  講師:大久保純一氏(国立歴史民俗博物館教授)
  日時:10月26日(土曜) 14:00~15:30
  参加費:無料

ギャラリー・ツアー
  担当学芸員による作品解説となります。(ご参加には観覧券が必要)
  日時:毎週日曜日 11:00~12:00

フランス茶菓を愉しむ『サロン・ド・テ・ダン・ル・ミュゼ』
  アビランド社<マダム ル ソワ>の椀皿でフランス茶菓を愉しむ午後のひととき
  講師:木原純子氏(ティーアドバイザー、テ・ラ・ヴィ主催)
  日時:11月2日(土曜)と11月23日(土曜)、いずれも14:00~15:30
  参加費:2500円 *各期日までの事前お申し込みが必要です。

『田中雅弘チェロコンサート』
  山口県防府市出身、東京交響楽団の首席チェロ奏者である、田中雅弘さんの美しいチェロの音色を
  ピアノ伴奏と併せてお楽しみいただけるコンサートです。
  19世紀ヨーロッパ、印象派の時代を生きた、サン=サーンスやエルガーなどの演奏をご堪能下さい。
  日時:11月9日(日曜) 11:00~12:00
  参加費:無料

クラシック音楽講座『フランス印象派の名曲巡り』
  19世紀後半のフランスでは美術だけでなく、クラシック音楽の世界でも
  ドビュッシーやラヴェルといった作曲家が活躍し、印象派作品やジャポニスムに
  影響を受けた作品が数多く生まれました。
  そんな音楽家達の様々なエピソードを交えながら、選りすぐりのフランス音楽をご紹介します。
  講師:重杉彰氏(音楽イベントプロデューサー)
  日時:11月16日(土曜) 14:00~15:30
  参加費:無料

各イベントの詳細は、山口県立萩美術館・浦上記念館のHPをご覧下さい。
http://www.hum.pref.yamaguchi.lg.jp/exhibition/special.html