リサ・ラーソン と にっぽん
「もし再びこの世に生まれることがあれば、
次の人生はぜひ日本人になって、やはり陶芸の道に進みたいと思います。
そしてできることなら日本の素晴らしい風景が望める田舎に住み、
もちろん日本語が話せる人になりたいです。」
(北欧を愛するすべての人へ リサ・ラーソン展 図録より一部抜粋)
次の人生はぜひ日本人になって、やはり陶芸の道に進みたいと思います。
そしてできることなら日本の素晴らしい風景が望める田舎に住み、
もちろん日本語が話せる人になりたいです。」
(北欧を愛するすべての人へ リサ・ラーソン展 図録より一部抜粋)
上の文章は、この度のリサ・ラーソン展に寄せてリサさんから頂いたメッセージの一部です。
このようなメッセージを頂けるのはとても嬉しいですね
本日のブログではリサさんの出会った日本について少しご紹介したいと思います
リサさんが24歳のときスウェーデンで開かれた国際建築工業デザイン博覧会ではじめて日本の工芸品に出会い、
なんて素晴らしいものがあるのだろうと日本に対して尊敬の念を抱いたそうです
そんなリサさんは日本を代表する陶芸家のひとり、濱田庄司さんともお会いした事があるのだとか!
濱田庄司さんは陶芸の人間国宝に認定された人物であり、陶芸家としては3人目となる文化勲章の授章者です。
イギリスで陶芸家としてキャリアをスタートさせた後、栃木県 益子町に移住し多くの作品を残しました
白釉黒流描大鉢 1969年 濱田庄司 大阪日本民芸館所蔵
1970年に開催された大阪万博にスウェーデンのデザイナー代表団としてリサさんが来日した際、
日本民芸館に作品を出品していた濱田庄司さんに日本の焼き物について教えてもらったのだとか
大阪万博での日本民芸館のテーマは「暮らしの美」
庶民の暮らしのなかで培われた民芸品の実用性に即した美しさを紹介していました。
人間国宝であり、民芸運動の中心人物でもある濱田庄司さんとリサさんはどのような会話をしたのでしょうか。
投げ入れ口が6箇所の花器 1970年代 @Lisa Larson / Alvaro Campo
”リサ・ラーソン”というと、かわいらしい作品をイメージされる方が多いかと思いますが
かわいいだけじゃない作品も沢山あるんです
現在、札幌芸術の森美術館で開催しているリサ・ラーソン展でぜひご覧くださいね
札幌芸術の森美術館
〒005-0864
北海道札幌市南区芸術の森2丁目75番地
tel.011-591-0090
■会期
2018年4月1日(日)〜2018年6月10日(日)
■時間
9:45〜17:00(6月は17:30まで開館、入館は開館の30分前まで)
■入場料
一般:1,000円/高校・大学生700円/小・中学生400円
■アクセス
・地下鉄・バスをご利用の場合
地下鉄南北線「真駒内」駅のバス2番のりばから
中央バス乗車、「芸術の森入口」下車
・お車をご利用の場合
札幌市中心部から国道453号線
リサ・ラーソン展は下記会場を巡回します。
小倉井筒屋:2018年7月25日(水)〜8月15日(水)
新潟市新津美術館:2018年9月1日(土)〜11月11日(日)
尾道市立美術館:2019年3月16日(土)〜5月6日(日)
展覧会の詳細はこちらをチェック→