レーピン展 浜松市美術館にて
テルミン・マトリョミンコンサート開催♪
巡回中のレーピン展は、今、浜松市美術館にて開催しております。
美術館では、様々なイベントを企画されているのですが、
今回、ご紹介するのは・・・
「テルミン・マトリョミンコンサート」
みなさん、テルミンやマトリョミンという楽器はご存知でしたか?
「テルミン」は、「のだめカンタービレ」という人気ドラマ
にも出てきたので、
若い方でもご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。
「テルミン」は、ロシア生まれで楽器に触れずに、空間に手をかざすことで音を奏でる世界最古の電子楽器。
1920年に天才物理学者でありチェロの名手だったテルミン氏が発明したそうです。
”シンセサイザーの祖”とも言われているそうです。
テルミンを演奏するテルミン氏:wikipediaより
手をかざすことで奏でるということは、演奏者の耳と、訓練された正確な所作だけが
音の高さを定めるよりどころとなるので、演奏者の心理状態や性格までもはっきり音に表されるそうです。
良くも悪くも、演奏する人が持っているものを正直に音に変換してしまう楽器なので、
よく訓練された奏者によるテルミン演奏は表現力に富み、あたたかく、存在感のある音印象を醸し出す。
もともと奏法習得が極めて難しいとされていた上、東西冷戦によりロシアからテルミンに関する情報が
ほとんど発信されなかったことから、 あまり知られていないようです。
日本では2001年にドキュメント映画「テルミン」が公開されたり、
2007年には小型組み立てキットのテルミンが付属したムック「大人の科学マガジン」が発刊され、
20万を超える発行部数を記録したそう。(そういえばCMが流れていたかも・・・)
そして、「マトリョミン」
この楽器は、マトリョーシカの中にテルミンの機能を収めたもので、
竹内正実が代表を務める電子楽器メーカーMandarin Electronという会社が開発、製造、販売する
要はマトリョーシカ型テルミン。
今回のイベントでは、「モスクワ郊外の夕べ」や「ひばり」など、ロシアの曲を中心に奏でてくださるようです。
テルミンとマトリョミン。
しかもマトリョミンはアンサンブルで
事前申込不要ですし、休日の午後のひとときを美術館で過ごしてみるのはいかがでしょうか?
日時:2012年11月25日(日) 午後1時~、午後3時~ (約30分間)
演奏者:竹内正実氏、濱口晶生氏(テルミン)、
Mable、Da(マトリョミン・アンサンブル)
竹内正実氏のプロフィール
1993年ロシアに渡り、テルミン演奏法をリディア・カヴィナに師事した、日本におけるテルミン演奏の第一人者。
演奏活動と並行し、延べ500名以上にテルミン演奏法を教授。映画「のだめカンタービレ最終楽章 後編」において、
テルミン演奏の吹き替えを担当。国内外でコンサート、テレビ・ラジオに多数出演。
マトリョミン・アンサンブル
Mable
竹内氏のテルミン教室の優秀な弟子を選抜して編成したマトリョミン・アンサンブル。
海外でのコンサート出演経験も多く、招待公演多数。
Da
竹内氏のマトリョミン教室を受講する生徒さんにより編成されたマトリョミン・アンサンブル。
場所:美術館ロビー
定員:50名程度(当日ご観覧の方) 事前申込不要
聴講料:無料(観覧料が別途必要です)
浜松市美術館
JR東海道線 浜松駅下車 北口バスターミナル1番乗り場(遠鉄バス)乗車約8分「美術館」下車
美術館駐車場、第2駐車場、浜松城講演駐車場等も通年利用可
詳しくは下記公式HPをご覧ください。
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/artmuse/
また、浜松市美術館公式ツイッターは下記をクリック
https://twitter.com/hamamatsushibi