アートインプレッション

株式会社アートインプレッションは、美術展の企画を主な業務としている会社です。

NIKKEIプラス1 神奈川県立近代美術館 葉山併設のカフェが掲載

2013-04-30 17:45:00 | レーピン展
NIKKEIプラス1
神奈川県立近代美術館 葉山併設のカフェが掲載


日本経済新聞土曜日(4月27日)付の別刷り「NIKKEIプラス1」のコーナー「何でもランキング」の
今回のテーマは「カフェも楽しめる美術館 東西ベスト10」

その<東日本>第5位神奈川県立近代美術館 葉山が選出されました

推薦ポイントとしては・・・
*シーフードカレーが美味
*一色海岸を望む葉山町にあって海を一望しながらお食事が出来る。
*地元産の野菜や魚介類を使ったシーフードカレーがおいしい などなど・・・

私も今回のレーピン展の展示作業中は毎日このカフェレストラン「オランジュ・ブルー」でランチをしていましたが、
確かにここの「贅沢シーフードカレー」は、ホタテやエビ、お魚に葉山でとれたお野菜も沢山入っていて
名前の通り贅沢でおいしいカレーでした
ルーの味はどちらかというとマイルド。
それがシーフードをより引き立てて美味しいんですね~


他のメニューもドリアやパスタ、ハンバーガーなどなど美味しいですよ~
ゆっくりコースを召し上がられている方もいらっしゃいました。


さらに、このカフェレストランのステキなところは、海を間近に一望できるところ
レストランを出て階段を下ればすぐに海岸に出れるくらい、海に面して立っているので、
晴れた日は海でカヤックやパドルサーフィンをする人々を眺めたり、
海の向こうに富士山を眺めながら食事をすることができるんです


レストラン外観
葉山で海の見えるレストランで必ずトップにランクインする程、ご飯も眺めもステキなところ



美術館からみた夕焼けに染まる海と富士山


GW後半はお天気もよいみたいですし、先日のブログでも書いたように
「葉山芸術祭」も開催されていますので、是非お休みは葉山の美術館へ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
とってもリフレッシュできると思いますよ

レストラン詳細は美術館HPのショップ・レストランをごらんください。http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/shop_restaurant.html

神奈川県立近代美術館 葉山のレーピン展と葉山芸術祭

2013-04-25 13:15:31 | レーピン展
神奈川県立近代美術館 葉山のレーピン展と葉山芸術祭


神奈川県立近代美術館 葉山で開催されております「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展」
これからだんだん暖かくなってきますので、お出かけにはちょうど良い時期かと思います。
ニュースでは、葉山の花の名所の一つ「花の木公園」湘南国際村グリーンパーク」ではツツジが満開になるとのこと。
絨毯を敷いたように咲いている美しいツツジの花も堪能し、
美術館では絵画を、そして海辺を散策というコースもオススメです。



そして、美術館のある葉山では、現在「第21回 葉山芸術祭」(2013年4月20日~5月12日)が開催されています
レーピン展もこの芸術祭に参加中



この芸術祭は、地域住民が主催、プロデュース、ディレクト、制作までを担って
団体個人に関わらず祭に参加してもらい、それを楽しみに、遠方から観客が訪れるという仕組みで続いていたイベント。

中でも特徴的なのは「オープンハウス」
個人家屋をそのまま展示・イベント会場として解放してしまうもの。
作品展やコレクションの陳列、アートを背景にしたカフェ、ワークショップとバラエティゆたかなので、
どれに行こうか迷ってしまいます。

他には、芸術祭のなかでも一番人気「青空アート市」
会場は森山神社。
全部で80ものお店が連なっている上に、開催日の5月11日と12日では
お店の顔ぶれも違いますので、楽しみも倍増ですね。


この芸術祭の会場は、葉山の町中に広がっています。
今の時期、葉山は見所がいっぱい
神奈川県立近代美術館 葉山を中心に、周辺の会場を散策してみるのはいかがでしょうか?

「第21回葉山芸術祭」の詳細はこちらhttp://hayama-artfes.net/info/



アビランドとしがらき料理人の出合い展 vol.2

2013-04-22 15:01:41 | 印象派の陶磁器
フランス印象派の陶磁器1866-1886
関連企画・アビランドとしがらき料理人の出合い展
Vol.2



先日ご紹介した「アビランド社の洋食器としがらき料理人の出合い」展について、今日は新たな写真をお届けします



レストラン牛石



魚仙



華やかなお皿が多かったので、正直なところ「和食とコラボレーション...どんな料理が盛りつけられるのか、難しそう」と思っていましたが、完成写真を見てそんな思いは吹き飛んでしまいました。
料理に合うお皿を考えることはあっても、「このお皿のために!」と思考を凝らす機会は一般生活で全くなく、料理人さんの頭の中まで覗かせて頂いたような気持ちになります。
薔薇の花も、お刺身と気づいてさらに気分が盛り上がりました。

さまざまな芸術家が実験を繰り広げた印象派時代から約140年。脈々と受け継がれたアビランド社の洋食器と、陶芸の森・信楽で培われた地元料理とのコラボレーションを是非ご堪能ください。


[会場]
滋賀県立陶芸の森陶芸館ギャラリー

[参加店舗]
魚仙小川亭レストラン牛石
平岡家山びこ

レーピン展 講演会のお知らせ

2013-04-19 10:32:55 | レーピン展
「甦るレーピン ーー 移動派の現代性」
鴻野わか菜先生講演会のお知らせ



《休息―妻ヴェーラ・レーピナの肖像》1882年、油彩・キャンヴァス



4月21日(日)午後2時~午後4時まで、神奈川県立近代美術館 葉山にて、千葉大学の鴻野わか菜先生(ロシア文学・文化)による講演会が開催されます。
鴻野先生には本展覧会図録の制作過程で、出品作品解説の一部翻訳にご尽力頂きました。

若くして才能を認められた後、前衛的な芸術家集団「移動派」に属していたレーピンですが、今回はその「移動派」がテーマとあり、レーピンのバックグラウンドにより深く触れる機会になるのではと思います。

予約は不要で、当日先着70名様で定員となります。
皆さまのお越しをお待ちしています。


*詳細は神奈川県立近代美術館 葉山の公式ホームページをご覧下さい。(http://www.moma.pref.kanagawa.jp/exhibition_hayama/repin/repin/index.html)




神奈川県立近代美術館 葉山
公共交通機関ご利用の場合
JR横須賀線「逗子」駅前(3番のりば)または京浜急行「新逗子」駅前(2番のりば)から京浜急行バス「海岸回り(逗11,12系統)」で「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」下車(所要時間約18分)

車をご利用の場合
横浜横須賀道路逗子インターチェンジ、または横須賀インターチェンジからそれぞれ7~8km


レーピン展 ミュージアムグッズのご紹介!!

2013-04-10 11:42:26 | レーピン展
レーピン展
ミュージアムグッズのご紹介!!



展覧会を観たあとに、レストランの隣にあるミュージアムグッズのお店を覗いてみるのはいかがでしょう??
レーピン展と関連して、一筆箋やポストカードといった展覧会オリジナルグッズはもちろん、マトリョーシカなど可愛いロシア雑貨に出会えます。
今日はそのなかでも人気のシリーズをご紹介 


レーピン展のために特別にパッケージデザインをして頂いたアソートクッキー(オレンジサブレとガシューナッツクッキー)と、マトリョーシカ柄の包み紙で1点1点包装されたチョコレートBOX。ちょっとしたお土産にもおすすめです。


ロシア雑貨の定番マトリョーシカの装飾が施されたボールペンと、ロシアの人気者チェブラーシカ起き上がりこぼしに癒されます


雨の中佇むマトリョーシカたち。なぜか風情を感じます。


この他種々様々なグッズとともに、皆さまのお越しをお待ちしています!





レーピン展 オープニングレクチャーの様子

2013-04-08 16:25:00 | レーピン展
レーピン展
オープニングレクチャーの様子


春の嵐とともに幕を開けた「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン」展
悪天候へと向かう中、沢山の方が足を運んで下さいました。


会場内の様子


開幕と合わせてオープニング・レクチャーをして頂いたのは、国立トレチャコフ美術館でキュレーターを務めるタチヤナ・カルポワ氏。
本展覧会の目玉作品を1点1点紹介して下さいました。

なかでも興味深かったのが1882年に制作された《休息 ー 妻ヴェーラ・レーピナの肖像》についてのレクチャーです。

レクチャーを行うタチヤナ・カルポワ氏


肘掛椅子にゆったりと腰をおろしてまどろむ妻の姿を描いた作品ですが、レントゲン写真で解析したところ、当初はきちんと腰を掛け、ポーズをとった状態で描かれていたとのこと。
ポーズをとるうちに、次第に疲れて眠ってしまったのでしょう。
育児や家事など日々忙しく立ち働いている妻の束の間の休息を描いた、レーピンの愛情が感じられます。
また技術的にも、細長い画面にジグザグに線を描いた複雑な構図をしており、シンプルな題材でありながら筆致の確かさも伺える、代表作にふさわしい作品と言えます。


展覧会開催中は、千葉大学の鴻野わか菜先生や、本展のメインキュレーターである、神奈川県立近代美術館 葉山の主任学芸員、籾山昌夫氏による講演会も企画されています。
是非お立寄りください。

*詳細は神奈川県立近代美術館 葉山の公式ホームページをご覧下さい。(http://www.moma.pref.kanagawa.jp/exhibition_hayama/repin/repin/index.html)




神奈川県立近代美術館 葉山
公共交通機関ご利用の場合
JR横須賀線「逗子」駅前(3番のりば)または京浜急行「新逗子」駅前(2番のりば)から京浜急行バス「海岸回り(逗11,12系統)」で「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」下車(所要時間約18分)

車をご利用の場合
横浜横須賀道路逗子インターチェンジ、または横須賀インターチェンジからそれぞれ7~8km





「アビランド社の洋食器としがらき料理人の出合い展」のご紹介

2013-04-08 14:56:44 | 印象派の陶磁器
「アビランド社の洋食器としがらき料理人の出合い展」のご紹介


滋賀県立陶芸の森 陶芸館で開催中の「フランス印象派の陶磁器 1866-1886 ジャポニスムの成熟」展では、4月2日から展覧会と関連して「アビランド社の洋食器としがらき料理人の出合い」展も開催されています。

アビランド社は、本展覧会でご紹介している芸術家たちが活躍した、フランス・リモージュの伝統ある陶磁器会社です。釉薬や土を巡り、さまざまな実験が繰り広げられた時代から脈々と受け継がれる、洗練された色鮮やかな食器の上に、信楽の春の食材が盛りつけられました。

展覧会を観たあと、アビランド社の美の世界を五感でお楽しみ頂くのはいかがでしょうか。

[会場]
滋賀県立陶芸の森陶芸館ギャラリー

[参加店舗]
魚仙小川亭レストラン牛石
平岡家山びこ



山びこ&器:Laque de Chine Or (ラクドシーヌ・ゴールド)


小川亭&器:ハナエモリデザインKARAKUSA


Photo:信楽陶芸の森 陶芸館、公式ホームページより

神奈川県立近代美術館 葉山で「レーピン」展が開幕します!

2013-04-05 17:25:43 | レーピン展
4月6日土曜日
神奈川県立近代美術館 葉山で「レーピン」展が開幕します!




《トルコのスルタンに手紙を書くザポロージャのコサック》習作 1880年


4月6日土曜日より、神奈川県立近代美術館 葉山にて、「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン」展が始まります!
これまで国内3会場を巡回した本展覧会も、ついに最終会場となりました。
ロシア近代絵画の頂点とも言われる出品作品の数々、今回を逃すと次はいつ観ることが出来るか分かりません。
私たちスタッフも後悔のないようにじっくりと鑑賞しています。


レーピンの圧倒的な描写力・表現力は、完成に到るまでの熱心な資料研究に加え、現地の風俗や衣装、人々のスケッチを何枚も描き続けた結果として生まれています。時には上の作品画像のように、レーピン自身完成作品に引けを取らないと書き綴っている作品も。
今回は、昨年東京のBunkamuraザ・ミュージアムで開催された時と比べて、ドローイング作品21点が入れ替えとなっています。既にご覧になった方も、完成に到達するまでのレーピンの思考を辿る意味で、前回とは違ったドローイング作品を鑑賞してみてはいかがでしょうか?


また、展覧会開催中、さまざまなプログラムが企画されています。
国立トレチャコフ美術館キュレーターのタチヤナ・カルポワ氏によるオープニング・トークに始まり、千葉大学の鴻野わか菜先生による講演会、そして本展のメインキュレーターである、神奈川県立近代美術館 葉山の主任学芸員、籾山昌夫氏による講演会など、まさに作品をより深く味わうにはもってこいのプログラムです。
詳細は神奈川県立近代美術館 葉山の公式ホームページをご覧下さい。(http://www.moma.pref.kanagawa.jp/exhibition_hayama/repin/repin/index.html)

皆さまのお越しを楽しみにしています。

Photo:(c)The State Tretyakov Gallery
参考:本展図録




神奈川県立近代美術館 葉山
公共交通機関ご利用の場合
JR横須賀線「逗子」駅前(3番のりば)または京浜急行「新逗子」駅前(2番のりば)から京浜急行バス「海岸回り(逗11,12系統)」で「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」下車(所要時間約18分)

車をご利用の場合
横浜横須賀道路逗子インターチェンジ、または横須賀インターチェンジからそれぞれ7~8km