アートインプレッション

株式会社アートインプレッションは、美術展の企画を主な業務としている会社です。

東京新聞に弊社代表市川へのインタビューが掲載されました

2013-05-13 14:40:43 | 陶酔のパリ・モンマルトル
東京新聞に弊社代表市川飛砂へのインタビューが掲載されました





昨年の今頃閉幕した「陶酔のパリ・モンマルトル1880-1910」展、皆さん覚えていらっしゃいますか??
カフェ=コンセール「シャ・ノワール」を舞台に繰り広げられた、若い芸術家たちのユーモア溢れる大衆文化に焦点を当てた展覧会でした。

実は今、そんなキャバレー文化が醸し出すアングラでギラギラした世界観が、原宿のファッション雑貨店や鴬谷・歌舞伎町のイベントスペースなど、世代を超えてフィーチャーされているというのです。
陶酔のパリ展もその流れのなかで、キャバレー文化を取り上げた展覧会として取り上げられ、代表の市川がインタビューを受けました。

「前衛的な芸術家がジャンルを超えて集まり、新たなアートが生まれる素地をつくった」
との回答を反映するように、紙面を見ると同じキャバレー文化でも注目するポイントや取り上げ方はまさに十人十色。
なかには覗いてみるのに勇気がいる場所もあるかも知れませんが、是非皆さんお気に入りの「キャバレー文化」を見つけてみて下さい。



陶酔パリ・モンマルトル カタログ販売始めました

2012-07-19 16:57:15 | 陶酔のパリ・モンマルトル
陶酔のパリ・モンマルトル1886-1910展
カタログのオンライン販売始めました




国内巡回後、5月26日に閉幕した陶酔のパリ・モンマルトル展
そのカタログは弊社HPでも販売開始となりました。

作品解説はもちろん、シャ・ノワールをめぐる芸術家たちの相関図やキャバレー/カフェのマップもお楽しみ頂くことができます。

お求めは、弊社HPのグッズ販売サイトから「購入のお申し込み」、そして「ご注文メールフォーム」をクリック


是非お申し込み下さい

陶酔のパリ・モンマルトル展 終了しました

2012-05-24 15:48:37 | 陶酔のパリ・モンマルトル
陶酔のパリ・モンマルトル1880-1910展 終了



ジュール・シェレ《アール・ザンコエラン展のカタログ表紙》 1886年 個人蔵

昨年巡回を開始した「陶酔のパリ・モンマルトル1880-1910」展が、八王子市夢美術館で5月20日に終了しました。
ご来場頂いた沢山のお客様、ご協力頂いた方々には、心より感謝いたします。

今回は美術のみならず、文学、音楽、サーカスと、様々な分野の大衆芸術の交流をテーマとしたもの。
作品も、世紀末カフェ=コンセールならではのウィットに富んだものを多くお借りしました。
お客様から作品に書き込まれている冗談や歌詞についてお話頂くこともあり、発見の多い展覧会でした。
また、各会場でもカフェやコメディ・フランセーズをテーマにしたコンサートの他、影絵芝居のワークショップが行われるなど、バラエティに富んだイベントも、今回の展覧会の特徴を表していたのかもしれません。
群馬県立近代美術館で、本展と同時代に制作されたヴィンテージ・ピアノと出会えたことも思い出に残りました。

8月4日からBunkamuraザ・ミュージアムで始まるレーピン展を始め、今後も様々な展覧会を計画しています。
これからもホームページやブログにupしていきますので、楽しみにお待ち頂ければと思います。

*「陶酔のパリ・モンマルトル1880-1910」展の図録、オリジナルグッズは、引き続き弊社HPにて販売を取り扱う予定です。ご希望の方はぜひお問い合わせ下さいませ。

陶酔パリ・モンマルトル 閉幕間近!!

2012-05-17 16:26:16 | 陶酔のパリ・モンマルトル
陶酔のパリ・モンマルトル1880-1910
閉幕まで残り3日 !


昨年伊丹市立美術館で始まった「陶酔のパリ・モンマルトル1880-1910」展も、ついに3日後の5月20日八王子市夢美術館で閉幕を迎えることとなりました。

今回は、文学、美術、音楽ともにパリが最も華やかで成熟した時代「ベル・エポック」の大衆文化をテーマとしています。
カフェやキャバレーを舞台に異ジャンルの芸術家同士が交流を重ね、実験的な活動を通じて新しい時代を切り開いていく過程も、本展の見所の一つ。
芸術家同士の意外な交流関係や、芸術家に愛されたキャバレーの様子も面白いです。

出品作品のほとんどが個人所蔵のため、この機を逃したら次はいつ見られるか分かりません!
皆さま是非、お見逃しなく!!


ジュール・シェレ《アール・ザンコエラン展の万国博覧会のポスター》1889年 個人蔵



ジョルジュ・ティレ=ボニェ《シャ・ノワール座でのロドルフ・サリスのカリカチュア》1890年頃 個人蔵


テオフィル=アレクサンドル・スタンラン《「シャ・ノワール」新装開店》1896年 個人蔵




八王子市美術館
■バス
JR八王子駅北口より、「6~10」番のバスで「八日町四丁目」下車(約10分)。
京王八王子駅より、「2、3」番のバスで「八日町四丁目」下車(約12分)。
■タクシー
八王子駅より約7分

詳しくは八王子市美術館交通情報をご覧下さい。

八王子市夢美術館公式ホームページ (http://blog.goo.ne.jp/artimpression/e/60ee031de0ce7ef4599c74deecb939e2)


陶酔のパリ・モンマルトル展 日経新聞に掲載されました!

2012-05-14 17:05:48 | 陶酔のパリ・モンマルトル
陶酔のパリ・モンマルトル1880-1910
日本経済新聞に掲載されました !



ジョゼフ・ファヴロ《カフェ・デ・ザンコエラン》 1886年
*『クーリエ・フランセ(フランス通信)』紙 (1886年11月14日号)の挿絵


5月12日の日本経済新聞 "春秋コーナー" にて、「陶酔のパリ・モンマルトル1880-1910」展が掲載されました。
「シャ・ノワール」に集った「アンコエラン (支離滅裂派)」の芸術家たちを、各時代の若者文化と絡めて紹介するなど、日本経済新聞ならではの切り口が興味深いです。
web上では日本経済新聞電子版「春秋」コーナーに掲載されています。

閉幕まであと6日。皆様ぜひお見逃しなく



八王子市美術館
■バス
JR八王子駅北口より、「6~10」番のバスで「八日町四丁目」下車(約10分)。
京王八王子駅より、「2、3」番のバスで「八日町四丁目」下車(約12分)。
■タクシー
八王子駅より約7分

詳しくは八王子市美術館交通情報をご覧下さい。

八王子市夢美術館公式ホームページ (http://blog.goo.ne.jp/artimpression/e/60ee031de0ce7ef4599c74deecb939e2)

陶酔のパリ・モンマルトル展 作品紹介!

2012-05-10 16:35:21 | 陶酔のパリ・モンマルトル
陶酔のパリ・モンマルトル展 作品紹介!



展覧会チラシ デザイン:伊藤力丸

5月も半ばに入り、展覧会もいよいよ後半となりました。
今日は本展の雰囲気を今一度お楽しみ頂くべく、出品作品の一部をご紹介いたします!


アンリ・リヴィエール《影絵芝居アルバム『聖アントワーヌの誘惑』より「天」》1887年 個人蔵
Henri Riviere(c)ADAGP, Paris & SPDA, Tokyo, 2012


本展最初のコーナーに展示されている影絵芝居アルバム『聖アントワーヌの誘惑』。作者のリヴィエールは日本の浮世絵に強く影響を受け、後に「富嶽三十六景」ならぬ「エッフェル塔三十六景」を制作するほど。
アルバムの楽曲には、当時流行したワーグナーの曲の抜粋やシューマンの名曲「トロイメライ」の他、「シャ・ノワール」の人気シャンソン作曲家によるオリジナル曲など、まさに多種多様! 映像を見ながら知っている曲を探してみるのも楽しいかもしれません。


アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《「ディヴァン・ジャポネ」のポスター》1892年
北海道立帯広美術館蔵


続いてロートレックの有名なポスター「ディヴァン・ジャポネ」。
画面左上に描かれている黒い長手袋が「ディヴァン・ジャポネ」のスター歌手、イヴェット・ギルベールを暗示しています。


ジョディ・スパーリング《ロイ・フラースタイルのダンス『グラナダの夕べ』》2005年

第3章で流れている映像《『グラナダの夕べ』》。ヘビのように身体をくねらせるエキゾチックなダンスとその照明効果で一世を風靡したロイ・フラーですが、現在もその魅力に惹き付けられたダンサーによって、舞台の再現公演が行われています。


アンドレ・ドゥヴァンベ《モンマルトル劇場の初演》 1901年 個人蔵

そして当時の劇場の雰囲気が伝わってくるような、個人的にもお気に入りの1枚。
「アトリエ座」と名前を変えて、今尚営業を続けている「モンマルトル劇場」。ホール内に所狭しと並ぶ客席や、舞台照明が照らし出す観客の様子から、いわゆる「民衆の劇場」として栄えたホールの性格を推し量ることができます。「新宿コマ劇場」のような存在だったのでしょうか。


展覧会フライヤー デザイン:伊藤力丸

最後に、展覧会出品作品《高名な「シャ・ノワール」一座近日来演のポスター》をアレンジしたフライヤーです。
A5サイズですっきり収まるので、記念に探してみてはいかがでしょう?

他にもお気に入りの作品がありましたら、リクエスト頂ければ嬉しいです。
閉幕まであと10日、皆様ぜひお見逃しなく!



八王子市美術館
■バス
JR八王子駅北口より、「6~10」番のバスで「八日町四丁目」下車(約10分)。
京王八王子駅より、「2、3」番のバスで「八日町四丁目」下車(約12分)。
■タクシー
八王子駅より約7分

詳しくは八王子市美術館交通情報をご覧下さい。

八王子市夢美術館公式ホームページ (http://blog.goo.ne.jp/artimpression/e/60ee031de0ce7ef4599c74deecb939e2)







行ってきました!

2012-05-08 11:34:47 | 陶酔のパリ・モンマルトル
八王子市夢美術館へ行ってきました!



作者不詳 《「ロバを引く女」、影絵芝居の亜鉛板》 1890年頃

連休中、陶酔のパリ展を観に八王子市夢美術館へ行ってきました。
会場に入ってまず目を引いたのが上の作品。なんと、!
実際に影絵芝居が行われていた頃は色ガラスが使用され、初めてのカラー劇に観客が毎日押し寄せたと伝えられていますが、確かにいつもと違った演出に心が和みます。



亜鉛板から視線を移すと、書籍や楽譜アルバム、ポスターに囲まれて、影絵芝居再現映像「聖アントワーヌの誘惑」「星への歩み」を鑑賞出来ます。映像制作にあたっては、音楽・画像編集に東京芸大音楽学部のご協力を得ることが出来ました。
また、上映用舞台は当時の「シャ・ノワール」店内の写真を元に制作され、舞台のあちこちに登場する猫のデザインが何とも言えず怪しげな可愛らしさを醸し出しています。


会場内の様子

亜鉛板コーナー以外にも、ここでしか見ることの出来ない書籍やポスター作品が多く展示されています。
100名限定で展覧会オリジナルポスターのプレゼントも行われていますので、まだの方は是非お早めにいらして下さい



八王子市美術館
■バス
JR八王子駅北口より、「6~10」番のバスで「八日町四丁目」下車(約10分)。
京王八王子駅より、「2、3」番のバスで「八日町四丁目」下車(約12分)。
■タクシー
八王子駅より約7分

詳しくは八王子市美術館交通情報をご覧下さい。




陶酔のパリ展 MXテレビで放送決定!

2012-05-01 15:53:01 | 陶酔のパリ・モンマルトル
陶酔のパリ・モンマルトル1880-1910
TOKYO MX テレビ "CHECK TIME" にて放送決定!



レオンス・ビュレ 《シャ・ノワール》 1896年

八王子市夢美術館で開催中の陶酔のパリ・モンマルトル展。
展覧会の様子が5月4日 TOKYO MXテレビ "CHECK TIME"で放送されることとなりました

CHECK TIMEは毎日のニュースや生活情報に加えて、おすすめイベントやトレンド情報を朝一番に発信する新番組で、コメンテーターが日替わりで解説を行います。
放送開始時間は朝7時と早いですが、朝活の前後にお時間ありましたら是非お楽しみ下さい!
チャンネルは地デジ9chです。

番組詳細はCHECK TIME公式ホームページ (http://s.mxtv.jp/checktime/special.php?cId=mon01&j=0)からご覧頂けます。




八王子市美術館
■バス
JR八王子駅北口より、「6~10」番のバスで「八日町四丁目」下車(約10分)。
京王八王子駅より、「2、3」番のバスで「八日町四丁目」下車(約12分)。
■タクシー
八王子駅より約7分

詳しくは八王子市美術館交通情報をご覧下さい。






陶酔のパリ展 出品作品のご紹介!

2012-04-13 15:54:45 | 陶酔のパリ・モンマルトル
陶酔のパリ・モンマルトル1880-1910
出品作品のご紹介




ピエール・ヴィダル 《『モンマルトルの生活』の表紙》 1897年

八王子市夢美術館で開催中の陶酔のパリ・モンマルトル展。
今日ご紹介するのは、展覧会のポスターとしても使用されている、書籍『モンマルトルの生活』の表紙画です。
工事中のサクレ=クール寺院を背景に踊っている若い芸術家たちのうち、右から2番目の赤いスカーフを巻いている人物は、お馴染みのシャンソン歌手兼作曲家アリスティド・ブリュアン。手前の牛は、1896年と1897年に貧しい芸術家を支援するためにモンマルトルで行われた「怒れる雌牛」パレードをほのめかしています。
この「怒れる雌牛」、そもそもはエミール・グドーの小説の題名で、モンマルトルに住む芸術家たちがいかに俗物嫌いで反抗的性格ゆえに難儀するかをユーモラスに描写していました。(本展図録72頁参照)
カンカン娘も流しの音楽家も、世紀末パリを笑い飛ばすかのようにはしゃぎ回る様子に、カフェやミュージック・ホールの賑わいが重なる一枚です。

ちなみに下の写真は昨年サクレ=クール寺院から撮影したパリの景色。
「怒れる雌牛」は画面手前に、、いませんね。





八王子市美術館
■バス
JR八王子駅北口より、「6~10」番のバスで「八日町四丁目」下車(約10分)。
京王八王子駅より、「2、3」番のバスで「八日町四丁目」下車(約12分)。
■タクシー
八王子駅より約7分

詳しくは八王子市美術館交通情報をご覧下さい。

八王子市夢美術館にて、陶酔のパリ展開幕!!

2012-04-05 14:06:51 | 陶酔のパリ・モンマルトル
八王子市夢美術館にて
陶酔のパリ・モンマルトル 1880-1910展 明日開幕!!





桜の季節ですね
この時期は街も人も新鮮な空気に包まれて、何やら楽しいことが始まりそうな気がします。

昨年の今頃伊丹でスタートした本展も、ついに八王子市夢美術館が最後の展覧会場となりました!
作品のほとんどをフランスの美術館や海外の個人所蔵家からお借りしているため、今回を逃したらなかなか観る機会がありません。
展覧会は4月6日(金)から5月20日(日)まで。8日(日)には美術館近くのいちょうホールにて、展覧会と関連したアコーディオンとヴァイオリンによるコンサートも開催されますので、合わせてお楽しみ下さい。
皆さまのお越しをお待ちしております

展覧会詳細は八王子市夢美術館公式ホームページ( http://www.yumebi.com/ )からもご覧頂けます。



八王子市美術館
■バス
JR八王子駅北口より、「6~10」番のバスで「八日町四丁目」下車(約10分)。
京王八王子駅より、「2、3」番のバスで「八日町四丁目」下車(約12分)。
■タクシー
八王子駅より約7分

詳しくは八王子市美術館交通情報をご覧下さい。