アートインプレッション

株式会社アートインプレッションは、美術展の企画を主な業務としている会社です。

レーピン展 巡回終了 ありがとうございました!

2013-05-31 17:41:18 | レーピン展
レーピン展 巡回終了 
ありがとうございました!



《皇女ソフィヤ》
(c)The State Tretyakov Gallery


昨年の8月からBunkamura ザ・ミュージアム、浜松市美術館、姫路市立美術館、神奈川県立近代美術館 葉山と
巡回していました、
「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展」ですが、先日5月26日をもって無事に終了致しました

延べ9万人近くの多くのお客様にご来場いただき、
本当に有り難うございました

「ロシア近代絵画の巨匠 レーピン」といっても、日本ではこの作家のことをご存知の方は少なかったのですが、
どこの会場においても、作品をご覧になった方の満足度がとっても高かったこと
この展覧会においては、この「満足度の高さ」が一番際立っていたように感じます。

歴史的な背景を持つ作品が多いのですが、小さなお子さんたちも、
作品の持つ魅力に引きつけられていたようです
小学生のお子さんがいろんな感想を書いてくださっていました。
他にも8回もリピートしてくださったお客様もいらしたり・・・

皆さま、本当にありがとうございました!!

もし、もし・・・見逃してしまった方、カタログを買い損ねてしまった方は、
弊社までお問い合わせ下さい
(今後はアートインプレッションのHPでもカタログの販売を掲載する予定です。)





株式会社アートインプレッション
Mail: info@artimpression.co.jp
Tel: 03-5766-7050

レーピン展も残すところあと2日!!

2013-05-24 17:57:11 | レーピン展
レーピン展も残すところあと2日!!



《作曲家モデスト・ムソルグスキーの肖像》1881年
(c)The State Tretyakov Gallery


神奈川県立近代美術館 葉山にて開催中の
「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展」

会期も残すところあと2日!!

この会場が最終会場なので、これを見逃すと、もう国内では当分これだけのレーピン作品に
お目にかかることはできないと思います。
たとえモスクワのトレチャコフ美術館に行ったとしても展示されているとは限りませんよ

ある新聞の本展に関する記事に掲載されたドイツ文学者でらっしゃる中野京子先生の言葉をお借りすると・・・
「よくぞこんなにと驚く程名品を集めた日本初の本格的レーピン紹介であり、
 誰もが必ずや忘れがたい印象を受けるに違いない。お見逃しなく!」



うれしいお言葉です

まだご覧になってない方、是非是非この週末に足をお運び下さい



神奈川県立近代美術館 葉山
公共交通機関ご利用の場合
JR横須賀線「逗子」駅前(3番のりば)または京浜急行「新逗子」駅前(2番のりば)から京浜急行バス「海岸回り(逗11,12系統)」で「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」下車(所要時間約18分)

車をご利用の場合
横浜横須賀道路逗子インターチェンジ、または横須賀インターチェンジからそれぞれ7~8km


レーピン展 無料開館日と講演会のお知らせ

2013-05-16 16:00:27 | レーピン展
「イリヤ・レーピンの絵画の特質について」
講演会と無料会館日のお知らせ




《あぜ道にて ― 畝を歩くヴェーラ・レーピナと子どもたち》 1879年 油彩・キャンヴァス


GW明けから少しずつ初夏の陽気になり、海が恋しい季節が近づいてきましたね。
桜の季節に葉山で開幕したレーピン展も残すところ10日となりました。
今まで親しんできた作品がいよいよロシアへ帰ると思うと、やはり寂しい気持ちになります。

そんな中、まだ展覧会を観ていない方に朗報です。

今週土曜日、5月18日は「国際博物館の日」。
博物館が社会に果たす役割をアピールするために、世界中の博物館等で記念イヴェントが開催されます。
神奈川県立近代美術館でも、この日限定で本館・別館・葉山館ともに無料開館を行います。

さらに、

本展のメイン・キュレーターであり、主任学芸員の籾山昌夫氏による講演会「イリヤ・レーピンの絵画の特質について」も同日開催となっております。籾山氏にはレーピン研究の第一人者として図録の論文執筆、一部翻訳にもご尽力頂きました。
レーピン展をより深く楽しむ絶好の機会ですので、是非足をお運び頂ければと思います。


※講演会情報を下記に掲載します。
「イリヤ・レーピンの絵画の特質について」
・5月18日 午後2時~4時
・神奈川県立近代美術館 葉山/講堂
・定員70名(当日先着順)
・申込不要、無料
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/exhibition_hayama/repin/repin/index.html

みなさまのお越しをお待ちしています。




神奈川県立近代美術館 葉山
公共交通機関ご利用の場合
JR横須賀線「逗子」駅前(3番のりば)または京浜急行「新逗子」駅前(2番のりば)から京浜急行バス「海岸回り(逗11,12系統)」で「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」下車(所要時間約18分)

お車をご利用の場合
横浜横須賀道路逗子インターチェンジ、または横須賀インターチェンジからそれぞれ7~8km




NIKKEIプラス1 神奈川県立近代美術館 葉山併設のカフェが掲載

2013-04-30 17:45:00 | レーピン展
NIKKEIプラス1
神奈川県立近代美術館 葉山併設のカフェが掲載


日本経済新聞土曜日(4月27日)付の別刷り「NIKKEIプラス1」のコーナー「何でもランキング」の
今回のテーマは「カフェも楽しめる美術館 東西ベスト10」

その<東日本>第5位神奈川県立近代美術館 葉山が選出されました

推薦ポイントとしては・・・
*シーフードカレーが美味
*一色海岸を望む葉山町にあって海を一望しながらお食事が出来る。
*地元産の野菜や魚介類を使ったシーフードカレーがおいしい などなど・・・

私も今回のレーピン展の展示作業中は毎日このカフェレストラン「オランジュ・ブルー」でランチをしていましたが、
確かにここの「贅沢シーフードカレー」は、ホタテやエビ、お魚に葉山でとれたお野菜も沢山入っていて
名前の通り贅沢でおいしいカレーでした
ルーの味はどちらかというとマイルド。
それがシーフードをより引き立てて美味しいんですね~


他のメニューもドリアやパスタ、ハンバーガーなどなど美味しいですよ~
ゆっくりコースを召し上がられている方もいらっしゃいました。


さらに、このカフェレストランのステキなところは、海を間近に一望できるところ
レストランを出て階段を下ればすぐに海岸に出れるくらい、海に面して立っているので、
晴れた日は海でカヤックやパドルサーフィンをする人々を眺めたり、
海の向こうに富士山を眺めながら食事をすることができるんです


レストラン外観
葉山で海の見えるレストランで必ずトップにランクインする程、ご飯も眺めもステキなところ



美術館からみた夕焼けに染まる海と富士山


GW後半はお天気もよいみたいですし、先日のブログでも書いたように
「葉山芸術祭」も開催されていますので、是非お休みは葉山の美術館へ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
とってもリフレッシュできると思いますよ

レストラン詳細は美術館HPのショップ・レストランをごらんください。http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/shop_restaurant.html

神奈川県立近代美術館 葉山のレーピン展と葉山芸術祭

2013-04-25 13:15:31 | レーピン展
神奈川県立近代美術館 葉山のレーピン展と葉山芸術祭


神奈川県立近代美術館 葉山で開催されております「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展」
これからだんだん暖かくなってきますので、お出かけにはちょうど良い時期かと思います。
ニュースでは、葉山の花の名所の一つ「花の木公園」湘南国際村グリーンパーク」ではツツジが満開になるとのこと。
絨毯を敷いたように咲いている美しいツツジの花も堪能し、
美術館では絵画を、そして海辺を散策というコースもオススメです。



そして、美術館のある葉山では、現在「第21回 葉山芸術祭」(2013年4月20日~5月12日)が開催されています
レーピン展もこの芸術祭に参加中



この芸術祭は、地域住民が主催、プロデュース、ディレクト、制作までを担って
団体個人に関わらず祭に参加してもらい、それを楽しみに、遠方から観客が訪れるという仕組みで続いていたイベント。

中でも特徴的なのは「オープンハウス」
個人家屋をそのまま展示・イベント会場として解放してしまうもの。
作品展やコレクションの陳列、アートを背景にしたカフェ、ワークショップとバラエティゆたかなので、
どれに行こうか迷ってしまいます。

他には、芸術祭のなかでも一番人気「青空アート市」
会場は森山神社。
全部で80ものお店が連なっている上に、開催日の5月11日と12日では
お店の顔ぶれも違いますので、楽しみも倍増ですね。


この芸術祭の会場は、葉山の町中に広がっています。
今の時期、葉山は見所がいっぱい
神奈川県立近代美術館 葉山を中心に、周辺の会場を散策してみるのはいかがでしょうか?

「第21回葉山芸術祭」の詳細はこちらhttp://hayama-artfes.net/info/



レーピン展 講演会のお知らせ

2013-04-19 10:32:55 | レーピン展
「甦るレーピン ーー 移動派の現代性」
鴻野わか菜先生講演会のお知らせ



《休息―妻ヴェーラ・レーピナの肖像》1882年、油彩・キャンヴァス



4月21日(日)午後2時~午後4時まで、神奈川県立近代美術館 葉山にて、千葉大学の鴻野わか菜先生(ロシア文学・文化)による講演会が開催されます。
鴻野先生には本展覧会図録の制作過程で、出品作品解説の一部翻訳にご尽力頂きました。

若くして才能を認められた後、前衛的な芸術家集団「移動派」に属していたレーピンですが、今回はその「移動派」がテーマとあり、レーピンのバックグラウンドにより深く触れる機会になるのではと思います。

予約は不要で、当日先着70名様で定員となります。
皆さまのお越しをお待ちしています。


*詳細は神奈川県立近代美術館 葉山の公式ホームページをご覧下さい。(http://www.moma.pref.kanagawa.jp/exhibition_hayama/repin/repin/index.html)




神奈川県立近代美術館 葉山
公共交通機関ご利用の場合
JR横須賀線「逗子」駅前(3番のりば)または京浜急行「新逗子」駅前(2番のりば)から京浜急行バス「海岸回り(逗11,12系統)」で「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」下車(所要時間約18分)

車をご利用の場合
横浜横須賀道路逗子インターチェンジ、または横須賀インターチェンジからそれぞれ7~8km


レーピン展 ミュージアムグッズのご紹介!!

2013-04-10 11:42:26 | レーピン展
レーピン展
ミュージアムグッズのご紹介!!



展覧会を観たあとに、レストランの隣にあるミュージアムグッズのお店を覗いてみるのはいかがでしょう??
レーピン展と関連して、一筆箋やポストカードといった展覧会オリジナルグッズはもちろん、マトリョーシカなど可愛いロシア雑貨に出会えます。
今日はそのなかでも人気のシリーズをご紹介 


レーピン展のために特別にパッケージデザインをして頂いたアソートクッキー(オレンジサブレとガシューナッツクッキー)と、マトリョーシカ柄の包み紙で1点1点包装されたチョコレートBOX。ちょっとしたお土産にもおすすめです。


ロシア雑貨の定番マトリョーシカの装飾が施されたボールペンと、ロシアの人気者チェブラーシカ起き上がりこぼしに癒されます


雨の中佇むマトリョーシカたち。なぜか風情を感じます。


この他種々様々なグッズとともに、皆さまのお越しをお待ちしています!





レーピン展 オープニングレクチャーの様子

2013-04-08 16:25:00 | レーピン展
レーピン展
オープニングレクチャーの様子


春の嵐とともに幕を開けた「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン」展
悪天候へと向かう中、沢山の方が足を運んで下さいました。


会場内の様子


開幕と合わせてオープニング・レクチャーをして頂いたのは、国立トレチャコフ美術館でキュレーターを務めるタチヤナ・カルポワ氏。
本展覧会の目玉作品を1点1点紹介して下さいました。

なかでも興味深かったのが1882年に制作された《休息 ー 妻ヴェーラ・レーピナの肖像》についてのレクチャーです。

レクチャーを行うタチヤナ・カルポワ氏


肘掛椅子にゆったりと腰をおろしてまどろむ妻の姿を描いた作品ですが、レントゲン写真で解析したところ、当初はきちんと腰を掛け、ポーズをとった状態で描かれていたとのこと。
ポーズをとるうちに、次第に疲れて眠ってしまったのでしょう。
育児や家事など日々忙しく立ち働いている妻の束の間の休息を描いた、レーピンの愛情が感じられます。
また技術的にも、細長い画面にジグザグに線を描いた複雑な構図をしており、シンプルな題材でありながら筆致の確かさも伺える、代表作にふさわしい作品と言えます。


展覧会開催中は、千葉大学の鴻野わか菜先生や、本展のメインキュレーターである、神奈川県立近代美術館 葉山の主任学芸員、籾山昌夫氏による講演会も企画されています。
是非お立寄りください。

*詳細は神奈川県立近代美術館 葉山の公式ホームページをご覧下さい。(http://www.moma.pref.kanagawa.jp/exhibition_hayama/repin/repin/index.html)




神奈川県立近代美術館 葉山
公共交通機関ご利用の場合
JR横須賀線「逗子」駅前(3番のりば)または京浜急行「新逗子」駅前(2番のりば)から京浜急行バス「海岸回り(逗11,12系統)」で「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」下車(所要時間約18分)

車をご利用の場合
横浜横須賀道路逗子インターチェンジ、または横須賀インターチェンジからそれぞれ7~8km





神奈川県立近代美術館 葉山で「レーピン」展が開幕します!

2013-04-05 17:25:43 | レーピン展
4月6日土曜日
神奈川県立近代美術館 葉山で「レーピン」展が開幕します!




《トルコのスルタンに手紙を書くザポロージャのコサック》習作 1880年


4月6日土曜日より、神奈川県立近代美術館 葉山にて、「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン」展が始まります!
これまで国内3会場を巡回した本展覧会も、ついに最終会場となりました。
ロシア近代絵画の頂点とも言われる出品作品の数々、今回を逃すと次はいつ観ることが出来るか分かりません。
私たちスタッフも後悔のないようにじっくりと鑑賞しています。


レーピンの圧倒的な描写力・表現力は、完成に到るまでの熱心な資料研究に加え、現地の風俗や衣装、人々のスケッチを何枚も描き続けた結果として生まれています。時には上の作品画像のように、レーピン自身完成作品に引けを取らないと書き綴っている作品も。
今回は、昨年東京のBunkamuraザ・ミュージアムで開催された時と比べて、ドローイング作品21点が入れ替えとなっています。既にご覧になった方も、完成に到達するまでのレーピンの思考を辿る意味で、前回とは違ったドローイング作品を鑑賞してみてはいかがでしょうか?


また、展覧会開催中、さまざまなプログラムが企画されています。
国立トレチャコフ美術館キュレーターのタチヤナ・カルポワ氏によるオープニング・トークに始まり、千葉大学の鴻野わか菜先生による講演会、そして本展のメインキュレーターである、神奈川県立近代美術館 葉山の主任学芸員、籾山昌夫氏による講演会など、まさに作品をより深く味わうにはもってこいのプログラムです。
詳細は神奈川県立近代美術館 葉山の公式ホームページをご覧下さい。(http://www.moma.pref.kanagawa.jp/exhibition_hayama/repin/repin/index.html)

皆さまのお越しを楽しみにしています。

Photo:(c)The State Tretyakov Gallery
参考:本展図録




神奈川県立近代美術館 葉山
公共交通機関ご利用の場合
JR横須賀線「逗子」駅前(3番のりば)または京浜急行「新逗子」駅前(2番のりば)から京浜急行バス「海岸回り(逗11,12系統)」で「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」下車(所要時間約18分)

車をご利用の場合
横浜横須賀道路逗子インターチェンジ、または横須賀インターチェンジからそれぞれ7~8km


レーピン展 葉山会場での音声ガイド貸出についてご案内

2013-03-29 11:39:19 | レーピン展
国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展
音声ガイド貸出についてご案内



《作曲家モデスト・ムソルグスキーの肖像》1881年 
(c)The State Tretyakov Gallery


4月6日(日)~5月26日(日)、神奈川県立近代美術館 葉山で開催される「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン」展では、レーピンの初期から晩年までの作品を様々なエピソードとともにご紹介する音声ガイドの貸出を行います。

~音声ガイド貸出について~
◆貸出時間
平日   午後1時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
土日祝日 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
*平日は午後のみの貸出となりますのでご注意ください。

◆貸出場所
エントランス・ロビー展示室入り口付近
(ただし、4月6日のみ第一展示ロビー)

◆料金   
500円


この看板が目印です


~スペシャルトラック~
ロシア文学者で名古屋外国語大学長(前東京外国語大学長)の亀山郁夫氏による作品解説(3点)のほか、作曲家ムソルグスキーや19世紀ロシアについてなどのスペシャル解説も収録されています。


~BGM : レーピンが生きた時代のロシア音楽♪~
ムソルグスキー、グラズノフ、グリンカなど同時代のロシア音楽9曲を解説と一緒にお楽しみ頂けます。
また、音楽のみを聴きたい方のために、ムソルグスキーの「情熱的な即興曲」、グリンカの『皇帝に捧げた命』のための三つの舞曲より「パッソ・ア・トレ」を収録したトラックもございますので、是非たっぷりとお楽しみ下さい。
使用楽曲は下記のアルバムに収録されています。


ムソルグスキー:『展覧会の絵』、およびその他のピアノ作品


グリンカ 十九世紀ロシアの管弦楽世界


*音声ガイド制作:(株)A&Dオーディオガイド http://www.adaudioguide.com/
*音楽提供:(株)マーキュリー http://www.mercury-coo.com/