アートインプレッション

株式会社アートインプレッションは、美術展の企画を主な業務としている会社です。

富山新聞創刊100年記念 「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容 ―瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄 富山県美術館にて開催中

2023-06-06 13:56:23 | 「前衛」写真の精神

富山新聞創刊100年記念
「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容
―瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄
富山県美術館にて開催中


「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容 瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄 富山県美術館 チラシ表面

 

 

こんにちは

弊社が事務局として携わらせていただいている展覧会
「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容 瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄が
富山県美術館にて開催中です!

本展覧会では、瀧口修造、阿部展也、大辻清司、牛腸茂雄の4人の作家が織り成す交流と創作の軌跡をたどりながら、
1930年から80年代の日本昭和写真史の一部をご紹介します。

1930年代、巧みな表現が施された前衛写真が数多く発表されるなか瀧口修造(1903~79)は、
写真において想起されるシュルレアリスムを
「日常現実のふかい壁の陰に潜んでいる美を見出すこと」と捉え、
日常の写真に美しさを見出しました。

この思想に共鳴した阿部展也(1913~71)は街の風景にカメラを向けるようになりました。
彼の作品は、都会の喧騒や人々の暮らしを独自の視点で捉え、日常の風景に新たな魅力を与えています。

その後、瀧口修造と阿部展也から影響を受けた大辻清司(1923~2001)は、
「なんでもない写真」と題されたシリーズ作品を制作します。
彼の作品は、日常の瞬間や風景を捉えながら、そこに内包された美と奥深さを感じさせます。

そして大辻清司の愛弟子であった牛腸茂雄(1946~83)も、瀧口修造の思想に共感し、彼自身の視点で
「見過ごされてしまうかもしれないぎりぎりの写真」を撮影。

彼の作品は、何気ない日常の風景にこそ美しさや意味が宿っていることを教えてくれます

 

2023年は、瀧口修造生誕120年、阿部展也生誕110年、
大辻清司生誕100年、牛腸茂雄没後40年の節目の年でもあります。
この特別な年に、彼ら4人が互いに影響を与え合いながら生み出した作品群をぜひご堪能ください

会期中は、フォトアーキビストであり九州産業大学芸術学部教授の大日方欣一氏のトークショー(7/1)もございます!!
申し込み不要で、ご参加いただけるイベントですのでぜひこちらもチェックしてみてください。
(定員80名)

イベント詳細はこちら⇩
https://tad-toyama.jp/exhibition-event/16859

「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容 瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄展は、
富山県美術館にて
7月17日(月・祝)までご覧いただけます。

富山県美術館の豊かなコレクション、美しい建築も必見です。

皆様のご来場を心よりお待ちしています!!


本展覧会は下記美術館を巡回する予定です

======================

新潟市美術館 2023 年7 月29 日(土)-9 月24 日(日)
渋谷区立松濤美術館 2023 年12 月2 日(土)-2024 年2 月4 日(日)

=====================

 

富山県美術館

〒930-0806 富山県富山市木場町3-20
TEL:076-431-2711


■会期 
2023年6月3日(土)~7月17日(月・祝)
【前期】6月3日(土)~6月27日(火)
【後期】6月29日(木)~7月17日(月・祝)

■休館日
毎週水曜日

■時間
9:30 – 18:00
※入館は17:30まで

■入場料
一般:900円(700円)、大学生:450円(350円)、一般前売:700円

  • 高校生以下無料。( )内は20名以上の団体料金
  • 次の方は、企画展・コレクション展とも観覧無料
    ① 児童、生徒(小・中学生、高校生など)
    ② 学校教育、社会教育活動としての児童・生徒の引率者(観覧料免除申請書が必要です)
    ③ 各種手帳をお持ちの障害者の方の観覧(付き添いは手帳をお持ちの方1人につき1名まで無料)
  • 一般前売券の販売は、4月3日(月)~6月2日(金)まで
    【前売券販売所】富山県美術館、富山県水墨美術館、アーツナビ、(e-tixは準備中です)
  • 企画展入場当日に限りコレクション展もご覧いただけます。
  • 「リピーター割」や「クマ割」を実施中です。
    【リピーター割】
    当館の企画展有料観覧券、使用済み半券3枚をお持ちいただくと、招待券1枚と引き換えいたします。
    ・特典の対象となるのは「デザインあ展」の観覧券からです。
    ・前売券、団体券、あるいは同じ企画展の半券も有効です。
    ・招待券、あるいは一般券と大学生券の組み合わせは対象となりません。
    【クマ割】
    三沢厚彦さんのクマの彫刻にちなみ、クマのグッズや、クマの絵柄の入ったものを持参、もしくは着用された方への割引です。観覧料:一般 900円→700円 大学生 450円→350円
    ※詳しくは1階総合受付でお尋ねください。
  • 美術館の駐車場数は限りがあり、土日・祝日は混雑が予想されます。
    お越しの際はなるべく公共交通機関をご利用いただくか、満車の際は恐れ入りますが周辺駐車場をご利用ください。

 

 

■アクセス

JR富山駅から

・徒歩:約15分

・バス:1番のりば「富山赤十字病院 県美術館経由」に乗車、「富山県美術館」下車すぐ

時刻や運賃など、詳細は下記「富山地方鉄道株式会社」のホームページよりご確認ください。

・タクシー:約3分

展覧会の詳細はこちらをチェック

 

 

「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容―瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄 | 富山県美術館

日本の写真史において前衛写真は、シュルレアリスムと抽象主義の影響を受けて1930年代に台頭しました。1938年には「前衛写真協会」が結成され、その中心人物の瀧口修造は、...

富山県美術館

 

 

 

 


富山新聞創刊100年記念 「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容 ―瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄 富山県美術館にてまもなく開幕

2023-05-30 14:14:56 | 「前衛」写真の精神

富山新聞創刊100年記念
「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容
―瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄
富山県美術館にてまもなく開幕


「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容 瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄 富山県美術館 チラシ表面

 

 

みなさまこんにちは!

先日、弊社が事務局として携わらせていただいている展覧会
「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容 瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄が
千葉市美術館にて無事閉幕いたしました。

本展は様々なメディアに取り上げられたこともあり、多くのお客様にご鑑賞いただけました。
前期・後期で大きな展示替えも行われ、豊富な作品群を通して「前衛」写真の精神を提示しました。

ご来場いただいたみなさま誠にありがとうございました!

千葉市美術館の次なる会場は…富山県美術館です。

千葉市美術館では展示されなかった作品群もご鑑賞いただけます!

また、会期中は、牛腸茂雄のドキュメンタリー映画 SELF AND OTHERSの上映(6/10)や、
フォトアーキビストであり九州産業大学芸術学部教授の大日方欣一氏のトークショー(7/1)もございます。
申し込み不要で、ご参加いただけるイベントですのでぜひこちらもチェックしてみてください。
(いずれも定員80名)

イベント詳細はこちら⇩
https://tad-toyama.jp/exhibition-event/16859

「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容 瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄展は、
富山県美術館にて
7月17日(月・祝)までご覧いただけます。

富山県美術館の豊かなコレクション、美しい建築も必見です。

皆様のご来場を心よりお待ちしています!!


本展覧会は下記美術館を巡回する予定です

======================

新潟市美術館 2023 年7 月29 日(土)-9 月24 日(日)
渋谷区立松濤美術館 2023 年12 月2 日(土)-2024 年2 月4 日(日)

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富山県美術館

〒930-0806 富山県富山市木場町3-20
TEL:076-431-2711


■会期 
2023年6月3日(土)~7月17日(月・祝)
【前期】6月3日(土)~6月27日(火)
【後期】6月29日(木)~7月17日(月・祝)

■休館日
毎週水曜日

■時間
9:30 – 18:00
※入館は17:30まで

■入場料
一般:900円(700円)、大学生:450円(350円)、一般前売:700円

  • 高校生以下無料。( )内は20名以上の団体料金
  • 次の方は、企画展・コレクション展とも観覧無料
    ① 児童、生徒(小・中学生、高校生など)
    ② 学校教育、社会教育活動としての児童・生徒の引率者(観覧料免除申請書が必要です)
    ③ 各種手帳をお持ちの障害者の方の観覧(付き添いは手帳をお持ちの方1人につき1名まで無料)
  • 一般前売券の販売は、4月3日(月)~6月2日(金)まで
    【前売券販売所】富山県美術館、富山県水墨美術館、アーツナビ、(e-tixは準備中です)
  • 企画展入場当日に限りコレクション展もご覧いただけます。
  • 「リピーター割」や「クマ割」を実施中です。
    【リピーター割】
    当館の企画展有料観覧券、使用済み半券3枚をお持ちいただくと、招待券1枚と引き換えいたします。
    ・特典の対象となるのは「デザインあ展」の観覧券からです。
    ・前売券、団体券、あるいは同じ企画展の半券も有効です。
    ・招待券、あるいは一般券と大学生券の組み合わせは対象となりません。
    【クマ割】
    三沢厚彦さんのクマの彫刻にちなみ、クマのグッズや、クマの絵柄の入ったものを持参、もしくは着用された方への割引です。観覧料:一般 900円→700円 大学生 450円→350円
    ※詳しくは1階総合受付でお尋ねください。
  • 美術館の駐車場数は限りがあり、土日・祝日は混雑が予想されます。
    お越しの際はなるべく公共交通機関をご利用いただくか、満車の際は恐れ入りますが周辺駐車場をご利用ください。

 

 

■アクセス

JR富山駅から

・徒歩:約15分

・バス:1番のりば「富山赤十字病院 県美術館経由」に乗車、「富山県美術館」下車すぐ

時刻や運賃など、詳細は下記「富山地方鉄道株式会社」のホームページよりご確認ください。

・タクシー:約3分

展覧会の詳細はこちらをチェック

 

 

「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容―瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄 | 富山県美術館

日本の写真史において前衛写真は、シュルレアリスムと抽象主義の影響を受けて1930年代に台頭しました。1938年には「前衛写真協会」が結成され、その中心人物の瀧口修造は、...

富山県美術館

 

 

 

 


「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容 瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄 千葉市美術館にてまもなく開幕

2023-03-29 10:11:37 | 「前衛」写真の精神

「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容
瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄
千葉市美術館にてまもなく開幕

 


「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容 瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄 千葉市美術館 チラシ表面

 

 

みなさまこんにちは!

弊社が事務局として携わらせていただいている展覧会
「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容 瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄が
千葉市美術館にて4月8日(土)より開幕いたします

本展覧会は瀧口修造、阿部展也、大辻清司、牛腸茂雄の4人の作家の交流と創作を辿りながら、
1930年~80年代の日本昭和写真史の一断片をご紹介いたします。

1930年代、巧みな表現が施された前衛写真が数多く発表されるなか瀧口修造(1903~79)は、
写真において想起されるシュルレアリスムを
「日常現実のふかい壁の陰に潜んでいる美を見出すこと」と捉え、
日常の写真にこそ美しさを見出しました。

この思想に共鳴した阿部展也(1913~71)は街の風景にカメラを向けるようになります。

その後、瀧口修造と阿部展也から影響を受けた大辻清司(1923~2001)は、
「なんでもない写真」と題されたシリーズ作品を制作。

大辻清司の愛弟子であった牛腸茂雄(1946~83)は、「見過ごされてしまうかもしれないぎりぎりの写真」
という何気ない日常の風景を捉え…と瀧口修造の思想は、戦前から戦後にかけて引き継がれていきました。

2023年は、瀧口修造生誕120年、阿部展也生誕110年、
大辻清司生誕100年、牛腸茂雄没後40年の節目の年でもあります。

この節目にぜひ4人が互いに影響を与え、生み出した作品群をご堪能ください


「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容 瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄展は、
千葉市美術館にて
5月21日(日)までご覧いただけます。

皆様のご来場を心よりお待ちしています


その後は下記富山県、新潟県、東京都の美術館に巡回予定です

======================

富山県美術館 2023 年6 月3 日(土)-7 月17 日(月・祝) 
新潟市美術館 2023 年7 月29 日(土)-9 月24 日(日)
渋谷区立松濤美術館 2023 年12 月2 日(土)-2024 年2 月4 日(日)

======================


お近くにいらっしゃいましたら、ぜひご鑑賞ください

みなさまのご来場を心よりお待ちしています

 

 

 

千葉市美術館

〒260-0013 千葉市中央区中央3-10-8
TEL:043-221-2311


■会期 
2023年4月8日[土] – 5月21日[日]
前期:4月8日[土] – 4月30日[日]
後期:5月2日[火] – 5月21日[日]

■休館日
休館日:5月1日[月]
休室日:4月17日[月]

■時間
10:00 – 18:00 (金・土曜日は、20:00まで)※入場受付は閉館の30分前まで

■入場料
一般1,200円(960円)、大学生700円(560円)、小・中学生、高校生無料
※障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
※( )内は前売券、および市内在住65歳以上の料金

◎リピーター割引:本展チケット(有料)半券のご提示で、会期中2回目以降の観覧料が半額になります。
◎ミュージアム割引:金・土曜日の18:00以降は、観覧料が半額になります。
※割引の併用はできません
◎本展チケットで同時開催の「実験工房の造形」および5階常設展示室「千葉市美術館コレクション選」もご覧いただけます。

 

■アクセス

JR千葉駅東口から

・徒歩約15分
・京成バス(バスのりば7)から大学病院行または南矢作行にて「中央3丁目」または「大和橋」下車徒歩約3分
・千葉都市モノレール県庁前方面行「葭川(よしかわ)公園駅」下車徒歩5分
・JR千葉駅へは東京駅地下ホームから総武線快速千葉方面行で約42分

京成千葉中央駅東口から
・徒歩約10分

 

展覧会の詳細はこちらをチェック

 

 

「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容 瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄 | 企画展 | 千葉市美術館

千葉市美術館