レーピン展 AERA(2012.9.24号)掲載
レーピン× ペリメニ
レーピン× ペリメニ
渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムにて開催中の
「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン」展。
会期は残すところ13日間
まだ、ご覧になってない方も、ご覧になった方も是非作品を目に焼き付けて
おいて頂きたいと思います。
さて、そんな中・・・
先週発売された、「朝日新聞WEEKLY AERA」(’12.9.24号)に
連載されている「林綾野の食べたくなるモナリザ」で、
レーピン × ペリメニ(ロシア風水餃子)、作品として「思いがけなく」が取り上げられていました。
林綾野さんは、フリーのキュレーター。
「ピカソとクレーの生きた時代展」などの展覧会を手がける一方、
アートに着想を得た料理の再現や創作もされてらっしゃいます。
この連載も、いろんなアーティストとそれにまつわる
エピソードとお料理を取り上げ、
林さん自らが考案されたレシピが掲載されています。
そして、今回は レーピンとペリメニ
みなさん、ペリメニはご存知ですか?
ペリメニはロシアのレストランでも家庭でも人気のある国民的なお料理。
中国で生まれてモンゴル人によってシベリアとウラル地方に
伝えられ、ロシアに広まった・・・といわれているだけあって、
私たちが想像する「水餃子」のまさに「ロシア風」。
具材は、豚、ラム、牛肉。
地方によっては魚肉やキノコ、ザワークラウトをつめることもあるそう。
食べ方も、ブイヨンで茹でたり、バター、スメタナ、マスタード、
トマトソース、酢をかけて食べる等、地方や家庭によっていろんなバリエーションがあるようです。
レーピンも、ペリメニを食べていたようで、
トルストイがベジタリアンだったことから、影響されたのでしょうか?
ともに食べたといわれるペリメニは、ジャガイモ等を具材にした物だったそうです。
林さんは、ジャガイモときのこ、炒めたタマネギで
コクを出したペリメニレシピを掲載されています。
仕上げにバター美味しそう・・・
ブログにupするのがおそくなってしまったので、
もう、この号のAERAは書店では売ってないかも・・・ごめんなさい。
でも、ロシア料理店には必ずと言っていいほど、メニューにはありますし、
ネット検索すると、いろんなペリメニレシピが出てきます。
冷凍保存も出来るようなので、手作りするのも楽しいですよね
これは50年代ソ連時代のペリメニ広告ポスター
いかにもって感じですね~
ちなみに、英語サイトでは「シベリアのラビオリ」とも書かれていたりするそう。
確かに餃子だけでなくラビオリとの共通点もありますよね。
形は違えど世界各国似たようなお料理がありそう。
Bunkamura ザ・ミュージアム
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■Bunkamura ザ・ミュージアム公式ホームページ (http://www.bunkamura.co.jp/museum/)