フランス印象派の陶磁器展@滋賀県立陶芸の森 終了!
3月9日から3ヶ月間に渡って開催されていた「フランス印象派の陶磁器 1866~1886」展が、先日6月9日に無事閉幕しました。
開催期間中は沢山の方にお越しいただき、本当にありがとうございました
印象派時代の陶磁器というと、モネやルノワール風の絵付けが施された陶磁器をイメージした方も多いと思いますが、実際にはそうした作品に加えて、日本美術の影響を受けた作品の多さ、浮世絵のモチーフに漂う西洋的なセンスもこの展覧会の見どころだったのではないでしょうか。
北斎漫画にはじまり、日本の浮世絵や漆器、素焼きの陶磁器など、19世紀後半に日仏の文化が海を越えて交流したことを想像すると、鑑賞の楽しみも広がります。
次回は10月8日から、山口県立萩美術館・浦上記念館で開催されます。
グランドハイアットやパークハイアットでフローラルデザインを手掛ける、食環境プロデューサーの木村ふみさんによるテーブルコーディネートも引き続き展示されますので、是非楽しみにいらしてください
*おまけ
撤収作業後に撮影した、滋賀県陶芸の森 陶芸館の写真。
美術館前に設置されたパンダがとっても愛らしい。
このパンダたちと、信楽ならではのタヌキのオブジェが、美術館前でお客さんをお出迎えしています。