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☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

優しい雨音

2010-10-25 14:04:57 | 夢話

 秋のしとしと雨が降る
 雨音が優しい
 朝から降る久しぶりの雨
 桜や銀杏がほんのり色づき始めている
 この雨で紅葉がすすむかしら

 「自分に優しく・・・」について考える
 幼いころより 常に自己の内面を厳しく見つめることを大切にしてきた
 それが自分を成長させることだと思ってきた

 自己を厳しく見つめる目は他者への目も厳しくなる
 表面的には柔らかく接しても 奥にある目はどうしても鋭くなる
 それはしっかり自分を見る目に反映して
 より厳しい目を自分に向けることになる

 自己肯定感を持つこと
 「自分を愛することから始めよう!」
 自分の優れていると思える面はもちろんのこと
 自分のだめな面やいやな面 なさけないところ等々を全て受け入れ
 「まるごとの自分を愛すること」が一番大切だと
 ひとには言ってきた・・・

 が しかし
 ある日 それができていない自分に気づく
 自分では自信を持ってできていると思い込んでいたのだが・・・
 
 果たして・・・
 自分を「良し」とするところは「まあいい」として
 (できていて当たり前なので、「まあいい」なのだ)
 良しとしないところ・できないところを常に厳しく責めている
 自分に気が付いた・・・
 それが自己を本当に成長へ導くのか・・・ 
 自分に優しくすることなんてずっと忘れていたような・・・

 ひとはいろいろな面を持っている
 その人の歩みの中でその人に合わせて少しずつ日々成長しているにしても・・・
 いくらがんばっても素晴らしい日々ばかりは生きられないし
 心身とも全く問題なしの日常を過ごすことはできない・・・
 また何を基準に「良し」とするのかも問題だ・・・

 まるごとの意味・陰陽の意味・光と影の意味について
 思いを巡らせている
 他者と自己との関係は・・・
 「何事にもジャッジをしない」生き方とは・・・
 
 「秋の気づき」の旅は続いていく・・・  

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自分に優しく・・・

2010-10-22 00:18:56 | 夢話
    こんな秋の夜長にはうーんと自分に優しくしたい
 美味しいハーブティでもいれて・・・ 
 
 自分をいたわる
 自分を癒すことって
 意外に難しいことなんだって思う・・・
 
 優しさと甘さは違うんだよね
 我がままとありのままとが違うように・・・
  
 自分に優しくできないと他人にも優しくできない
 他人に優しくできないと自分にも優しくできない 
 本当はね・・・

 自分に優しくするってどういうことなんだろう
 
 まず「自分に優しくしよう」と決めることから始まるんだね・・・

                                         
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流れ星・・・

2010-10-19 00:40:12 | 夢話

 流れ星を見た!
 客人を送りに出た夕暮れ時、空低くサーっと光が流れた! 
 自宅から見たのは初めて・・・なんか不思議な感じがする・・・

 夜が更け始めると、4輪の月下美人が一斉に開き始めた
 前夜一輪開いた 今夜は4輪一度に開くようだ
 10月半ばなのに「お見事!」
 白が目に染む あまりの艶やかさに感動
 「ありがとう!」その力強さと美しさに 
 自然と感謝の気持ちが湧いてくる・・・
 
 4輪一斉に開きゆく香りはすごい! 
 家の中まで何処から香りが入り込んで 
 玄関はおろかリビングやトイレにも
 本当に芳醇な香りが漂う!
 時折うっとりする香りが風のように流れる・・・
 
 空にはちょっと膨らみかけた半月
 あまりにも華麗な秋の夜だ
 今年は「月下美人」に酔いしれる夏から秋になった・・・

 久しぶりに川辺を散歩
 ここから「愛宕山」が見事に見えるのに気が付いたのは最近だ
 京都では一番高く、信仰を集める山・・・
 
 青鷺がゆっくりと水の中を歩いている
 今日は珍しく嘴の黄色い中鷺の姿が・・・
 やはり大きいだけに飛行する姿は雄大で美しい
 小鷺が数羽いつものように川の中で餌を漁ったり
 あちこち飛び回ったりしている
 川中のおおきな魚が白いおなかを見せた 
 鯉?!かしら・・・

 まだ夏の花と秋の花が入り乱れて咲いている
 ブルーセージが綺麗だ 
 レッドセージにアメリカンセージ、愁明菊
 むくげ、ランタナ、さるすべり、千日紅、
 紫式部、セイタカアワダチソウ、コスモス・・・ 
 金木犀は盛りを過ぎたがまだ芳しい
 
 流れ星は何を告げているのか
 この秋の日々に・・・

   青鷺のそろりそろりと風の中
   飛び跳ねてはしゃぐカルガモ秋日和   
   流れ星夢の向こうの遠い空                               

             

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コスモスの気づき・・・

2010-10-13 15:15:57 | 夢話
 色とりどりのコスモスが美しい 
 コスモスは花芯の根元の一つ一つが星型になっていて
 それで「コスモス」と呼ばれていると最近聞いた
 何かちょっと素敵だ・・・
 気が付けば 土手際に咲く曼珠沙華の色も落ちている 
 しかし空は夏の終わりの雲が沸き立ち ここ何日か夏日が続く
 お陰で5輪の「月下美人」のつぼみは順調に膨らみ
 咲く日が近いことを知らせてくれる

 やっぱり「あきらめ」の悪い自分に改めて気づく今日この頃
 「あきらめ」るとは
 今あることを受け入れぐずぐず無駄な思い煩いをしないことだ
 思いを切り替え振り向かず今できることをする
 あるいは心を落ち着けて「時」を待つ
 
 「あきらめ」が悪いことで
 時にはどうにもならない無駄ないやな時間を
 費やしてきたんだなあ
 改めようとも思わなかったしなあ
 
 今にして思うと
 「今あることを受け入れること」に
 多くの時間がかかったんだ
 ジタバタと葛藤することを「良し」としていた
 
 いくらジタバタしても時は戻らず進んでいくだけ
 人は「今あることを受け入れる」ことしかできない
 潔く前向きに「受け入れ」
 次により良い方向で繋いでいく
 そうできれば一番いい・・・ 

 この頃「黒」がちょっと「イヤ」になってきた
 物心ついて初めてのこと
 「黒」と言う色はエネルギーとして
 動いていないのだと感じる
 
 だから「死」の色「お弔いの色」として使われるのだ
 また他のエネルギーから遮断するのに使える
 自分を「孤立」させることにも役立つ
 だから黒を身に付けると「守られている」とも感じるし
 自分を保ちやすいのかもしれない
 自分の内に入る修行にはもってこいの色だとも言える
 仏教の世界でもキリスト教関係の世界でも
 いろんな意味で使われているのが分かる気がする

 今はちょっと赤が着たい
 ピンクでも紫でもいいけど・・・
 「気づき」の秋はもうちょっと続きそうだ・・・

              
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金木犀の気づき

2010-10-09 00:07:39 | 夢話
    金木犀の香りがあたりに漂う
 甘くちょっとすっぱいような 
 どこか郷愁を誘う香り・・・

 10月だと言うのに「月下美人」が咲いた
 今年4度目 一輪開いた
 日没が早いせいか いつもより早く開き始めた
 夏に比べ芳醇な濃い香りがする 
 10月のちょっと冷たい大気の中で
 華やかな気品がまた一段と美しい
 
 後5輪つぼみがついている
 だいぶ大きくなったけど 咲いてくれるかしら
 もう秋だから無理はしなくていいよ

 「あきらめ」ということについてちょっと考えている・・・
 「あきらめ」について、友人が話題にしたのはまだ暑い暑い真夏の頃だ
 「現代人はあきらめることができないから 生きにくいのではないか」
 「あきらめたら終わってしまうと言う強迫観念があるのでは・・・」
 「農業等をしていると、異常気象とか自然の驚異とか人知のどうしても及ばないことに
  常々遭遇するし・・・」
 「昔の人たちはそうした日常に中であきらめることが自然に身についていたんでは・・・」         
 等々、話は盛り上がったが、「だからどうだ」というところまで至ったかは覚えていない

 「日本人はあきらめるのが上手な民族だ」と子どもの頃
 良い意味でも悪い意味でも言われていた気がする
 「でもうちの両親はあきらめを知らない人たちだ・・・」
 と思ったことを覚えている
 そんな話をその時友人にした
 「どんな職業についていたの?」「二人ともとても熱心な教育者!」
 「それは無理だわ・・・教育者はあくまでも
  あきらめたらだめだから・・・」
 「障害児者教育とかもやっていたし・・・
  今も続けているともいえるしな・・・」
 
 かく言う私も充分「あきらめの悪い人」に育った
 あきらめることを「良し」とせずいろいろなものに立ち向かい 
 諸々と闘い自分とも闘ってきた    
 そんな時を随分過ごしてきたように思う・・・

 「あきらめ」るということは
 「大いなるものにゆだねてみる」こと
 (我をすてて一歩はなれて)
 「切り替える・新しい方向性を見てみる」こと
 (固執せず固定化しないで)
 「じっくり待って成り行きをながめる」ということ・・・
 (あせらず時を見つめて)
 
  金木犀のほのかな香りに包まれながら
  秋の気づきに心揺らしている・・・

              

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彷徨える秋

2010-10-05 14:46:18 | 夢話
   秋らしい光の季節
   今年の秋は彷徨える秋
 
   行きつ戻りつの光の中で
   イタミながら真の声を聞く

   聞きながら調えて 
   また迷い
   ほんの少しほんの少し前へすすむ 

   あせりと苛立ちの中で
   優しさの羽音を聞く

   ひかりを見失わないように
   ほんのちょっと前へ
   
   「ほんとうのこと」に近づくように

       
        迷い道赤てんてんと曼珠沙華
        
        「けんけんぱ!」はしゃいだ声のあたたかき
       
        彷徨いて知る風の音アキアカネ
             
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マジカルナイト・・・仲秋の名月

2010-09-24 15:22:12 | 夢話
 
 今年の仲秋は雨模様
 空を伺うが、重い雲が立ち込め一瞬の光が見えただけで
 その姿を覆い隠す

 今朝、夜明け前3時半頃だっただろうか
 玄関のガラスのドア越しに強い光がさしているので、外に出てみた
 うす雲の中にまあるい月が辺りに虹の様な光を放ちながら輝いていた!
 ほぼ満月
 神秘的でちょっと妖しい月の光・・・

 今夜は仲秋の名月は姿を見せない

 友人Aさんのブログを見ていた家人が声を上げる
 「あっちでは満月が見えてるんだね!」
 よく見るとそこに掲載された「満月の不思議な写真」は
 何年か前のものらしい

 仲秋のマジカルナイトと称された写真たち・・・
 ボーっとかすみながら美しい光を放つ名月
 光が竜のごとくうねって光の道を描いているもの
 黄色い満月の下にもう一つ黄緑色の満月が写っているもの
 地面に置いたカンテラの灯りらしいものが薄らぼんやり
 映っているもの・・・

 3・4年前、Aさんが房総半島の奥の我が家へ車で向かう途中、
 道路の真ん中で何と7・8匹の狸が車座になって
 集会を開くがごとく座っていた
 しばらく待っても、車で近づいてもどいてくれない
 仕方なく徐行運転していくと「迷惑だなー」と言う感じで
 しぶしぶ道を空けてくれた
 初めての不思議な体験を思いながら自宅へ付いて車を降りると
 美しい満月が・・・今夜は「仲秋の名月だった」と思い出し
 カメラを向けて20枚ぐらい「仲秋の名月」を撮った・・・

 それが上記の写真
 1枚とてまともな「名月」の写真は撮れていなかった
 皆々不思議写真・・・

 中でも我々が驚いたのが2つの満月・・・
 家人が珍しいくらいハマった!?村上春樹「1Q84」の
 黄色い月と緑の月の二つの月のある世界
 さっそく家人は不思議なシンクロにAさんにメールを送った・・・
 
 返信には「1Q84」についてのコメントは無かったが
 「この写真望遠で撮ったのね!」と話していたのだが
 Aさんからは「撮ったカメラではあの大きさに月は写るはずも無く・・・」
 「ずっと月に向けてシャッターをきっていたのに
  地面においたものが写っていたり・・・」
 「狸のいたずら?!としか 思えない出来事・・・」

 本当にマジカルナイトな仲秋の名月だ・・・

 あけてまた朝4時ごろか
 窓から覗くと美しい月が遠く輝いていた
 ほんの少し傾いてもうまん丸ではでは無かったが・・・
                            
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赤く煌く月の道・・・

2010-08-31 00:38:50 | 夢話

山の端が赤く染まって、大きな満月が姿を見せ始めた。
赤い月だ!本当に大きく美しい!
久しぶりに伏見の観月橋辺りからの「月見」。

早送りのように月が昇っていく。
だんだん赤からオレンジに色も変わっていく。
月が赤く見えるのは空気中に水分が多い時だとか。

月の道が宇治川にかかる。
川を端まで渡っている。
月の道も赤いくきらめいて美しい。
今夜はいつもに増して見事にはっきりと・・・
とても綺麗だ。

朝晩ほんの少し、涼やかになったような気がする。
今夜は宇治川からの風が心地よい。
月を愛でるに相応しい涼やかさだ。
ずっと見ていたい気分。

都合で早目に切り上げることに。
後を振り返りながら満月と月の道に心残して・・・

満月はだんだん上っていくごとに黄色味を増していく・・・

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湧き水キララ・・・

2010-08-27 00:23:03 | 夢話

  夕方優しい風が吹いた
 
 一昼夜エアコンづけの中 自然の風は嬉しい
 
 どこかから澄んだ風鈴の音が 心地よい風にしばし・・・
 
 走り来る雨音と共に 通り雨 
 
 辺りにほんの少し雨の香りが漂う いろんなものが潤う感じがする
 
 また遠くに風鈴の音・・・

 
 残りの夏をほんの少し詠んでみる
 もうそろそろ名残の夏といきたいものだが・・・
 
 
    風の句

        八ヶ岳山並翔けて虹渡る

        黒姫に雲たなびきて秋の声

        木漏れ日や湧き水キララ青紅葉

        涼やかに風鈴りんりん風遊び

        遠くきく風鈴の音やもの想い 
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庭先にハーブ香残す・・・

2010-08-09 00:04:23 | 夢話

  夏をちょっと詠んでみる。
 
 今を切り取り刻むことが少しばかりできる。

 今年の夏をほんの少し・・・

  
   風の句

      庭先にハーブ香残す通り雨

      雲晴れて今とばかりの蝉時雨

      カナカナの声に惹かれて夕涼み

      ベゴニアの赤より紅い太陽(ひ)が沈む

      青に浮く雲悠々と夏帽子


                                                          
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