☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

言の葉

2010-01-23 14:14:15 | 夢話

言の葉(ことのは)とは美しい言葉だ。
ひらひらと言葉が美しい葉のように
舞い落ちるイメージが浮かぶ。

昔から深い思いや難解な考えをできるだけシンプルな
優しい言の葉で伝えられたらいいなと考えてきた。
本当は「言の葉」を内に秘め
雰囲気や感覚だけで伝えられたらもっといいと。

しかしどうしてもつい説明が過ぎてしまい
簡潔且つ響きの良い文には遠くなってしまう。
言の葉がひらひら舞い落ちる文には今だ遠く及ばない。

しかし言葉をいろいろな修飾語で飾り立て
一見心地よさそうな言葉をたくさん連ねている
文章に出会うとちょっと引いてしまう。
また難解な言葉を実に多く並べて連ねる文にも
「結局何が言いたいのかな」と思ってしまったりする。
 
何事も過ぎると美しさを失う。
足していく時代ではなくて
引いていく時代だと感じている。
 
あるがままに、ありのままに、と言いながら
ついつい自分を飾ってしまう。
それが今までよりずっと短い時間で剥がれてしまう
そんな時代になってきているように思う。

自分らしい響きをもったシンプルな
「言の葉」を持ちたいものだ。

                  
コメント
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