秋のしとしと雨が降る
雨音が優しい
朝から降る久しぶりの雨
桜や銀杏がほんのり色づき始めている
この雨で紅葉がすすむかしら
「自分に優しく・・・」について考える
幼いころより 常に自己の内面を厳しく見つめることを大切にしてきた
それが自分を成長させることだと思ってきた
自己を厳しく見つめる目は他者への目も厳しくなる
表面的には柔らかく接しても 奥にある目はどうしても鋭くなる
それはしっかり自分を見る目に反映して
より厳しい目を自分に向けることになる
自己肯定感を持つこと
「自分を愛することから始めよう!」
自分の優れていると思える面はもちろんのこと
自分のだめな面やいやな面 なさけないところ等々を全て受け入れ
「まるごとの自分を愛すること」が一番大切だと
ひとには言ってきた・・・
が しかし
ある日 それができていない自分に気づく
自分では自信を持ってできていると思い込んでいたのだが・・・
果たして・・・
自分を「良し」とするところは「まあいい」として
(できていて当たり前なので、「まあいい」なのだ)
良しとしないところ・できないところを常に厳しく責めている
自分に気が付いた・・・
それが自己を本当に成長へ導くのか・・・
自分に優しくすることなんてずっと忘れていたような・・・
ひとはいろいろな面を持っている
その人の歩みの中でその人に合わせて少しずつ日々成長しているにしても・・・
いくらがんばっても素晴らしい日々ばかりは生きられないし
心身とも全く問題なしの日常を過ごすことはできない・・・
また何を基準に「良し」とするのかも問題だ・・・
まるごとの意味・陰陽の意味・光と影の意味について
思いを巡らせている
他者と自己との関係は・・・
「何事にもジャッジをしない」生き方とは・・・
「秋の気づき」の旅は続いていく・・・