光が明るくなった
外は時折雪交じりの風が吹くとってもの寒さなのに・・・
もう2月の声を聞く頃になったから
でも今年はいつもより早い気がする
そうなるともう待てなくて
春に向かうお花が活けたくなった
お花屋さんに走る
サンシュ(山茱萸)に赤紫の蘭、ピンクと白のチューリップ、
それにピペリカムを添えてみた
いい感じ、玄関がほんのりと明るくなり早春の香りが漂う
毎年のことだ
1月いっぱいはお正月らしい小物を飾ったままにして
若松をメインとしたお正月花を添える花々を変えながら・・・
と思うのに光が変るともう待てない
玄関の家人の描いた墨絵の巳の額(毎年、干支を描いて飾っている)も
油絵の水仙に変えてもらった
新年の飾り物をさっさと片付けて早春物に変える
無垢木のおもちゃ作家さんから頂いた小さな木の干支の巳も今年は片付ける
兎や辰は1年間飾ってたけどやっぱり「巳」はね・・・
このところは水仙ばかり描いている
路地ものの水仙を買って部屋のあちこちに飾って
香りを楽しみながら花が開いていく様子を見ていると描きたくなる
やっぱり日本水仙はいい
香りも姿も楚々として風に向かい揺らぎながらも凜として立つ
さながら日本美人だ
木蓮の芽が大きく膨らんでいてびっくりした
ロゼッタ状になった桜草もよく見ると花芽をつけている
春の足音が近づいている・・・