☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

土ひねり・土遊び

2013-12-11 00:02:46 | アートライフ

 
 今日は強い風が吹いている
 秋の終わりを告げるように散紅葉が舞い上がる
 今年も残すところあと少し

 今年始めたことの一つ
 本当は去年の2回の下準備があったからできたことなんだけど
 手びねりの陶器をたくさん作ったこと
 わずか半年月一回の割にはほんとにたくさんできた

 今焼きあがってるものでも花器が三つ
 自分の作った花器に大好きなお花を活けることができる

 なんて今年まで思っても見なかった
 趣味で作陶をしている知り合いの二人の女性からそれぞれ作品を頂いて
 花を活けてみると買ったものとはまた違ってすごく味わいがあってよかった
 自分のもしかり、と
ってもいい!

 かなり前に何回かの手びねり体験があったけれど

 (なぜか焼きあがりは手元に届いていない)
 口の悪い旧知の陶芸家から「粘土がもったいない」とか

 言われたことがありちょっとトラウマ気味だった
   昨年小浜でやってお皿と茶碗を作って

 ちょっと自信もついたしとっても面白かった

 手びねり独特のヒラヒラをつけて仕上げる
 自分なりのオリジナルスタイルも出来つつある
 花器かオブジェにでもなればと以前アップした大きな作品が
 とっても薄く素敵に焼きあがったことがきっかけだ
 意外なことにひらひらをつけた小鉢には何を入れても

 様になりほぼ毎日使っている
 この感じは陶器好きの私もあまり見たことがない

 (手びねりでしかできないからね)

 カップアンドソーサー5組(1組は知人にどうしてもほしいと

 粘られて泣く泣く?!プレゼントした)
 鉢やお皿など大小の器や小皿もS先生のおかげで素敵に焼きあがっている
 このところは薄く薄く仕上げることに心を砕いているがどれも割れていない

 そしてだんだん分かってきた
 以前の作陶が上手くいかなかった理由
 私の手のひらはとっても熱い(厚くもあるが)
 今まで会った人で私以上に熱い人は占星術家のM・A先生だけだ
 その手で紐作りで丁寧に仕上げていると形がだんだん崩れてくる
 いくらセオリーどおり内側に積んでいってもだ

 (小浜の冬の強烈な寒さの中でやった時だけ上手くいった)

 「紐作りだけでなくいろんなやり方があるしどんなやり方でも良い」と
 S先生に言って貰って一気に世界が広がった

 薄くけっこう強くヒラヒラにできてしかも手早く仕上がるのは

 この手のひらの熱さのせいかも・・・とこの頃思っている
 乾かしている最中にヒラヒラにビール瓶が落ちて当たっても

 ちょっと端が欠けただけですんだのだから

 陶芸を習っている人は手びねりで素人が薄く仕上げることは

 絶対無理と思っていて薄く仕上がった作品を見てびっくりされる
 「私(ど素人)が作った!」と言ってもなかなか信用して貰えない

 高温で焼いて貰ってるので陶器なのにチーンと音がする
 毎日の食卓でマイ作品が様々に大活躍

 今年磁性鍋で作った紅葉の押し葉を作ったヒラヒラ作品に散らしてみた
 (この押し葉がほとんど同じ状態で何年か持つのだ・・・)
 黒いのは花器です・・・
  

 

                    

                                 

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