☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

「映える」坂道夕陽とコラボ・・わが秋のうた2024

2024-12-26 00:00:00 | 風歌

今年は長い夏から駆け足で秋の過ぎ去る心地して
師走の声聞いたと思う間に一足飛びに真冬の味わい…
世界情勢も世情も「何が何だか、大わらわ」と言う中で
天候も気象も一段と「異常」が「日常」「当たり前」に…

今までにない幾多の「異常事態」?!の中で
どういう心持ちでどういう意識でどう生きるのか
日常をより丁寧に自分軸で過ごしていくことの大切さを思う

風の冷たさが冬の到来を告げる中で今のうちに
わが秋のうた(短歌)を…

急逝の友を偲びて神無月見上げる満月(つき)にもの想う宵

全く予期せぬことでショックが大きかった…
物知りでいろんな情報を持っていて以前は
いろいろ教えてもらうことも多かったなあ…
個性的と言うのかお騒がせの一面もあったけれど
それだけにもう会えないと思うと寂しいさが一段と…
見上げる神無月の満月が沁みる


今出川過ぎれば京も色づきて彼方の比叡秋を呼ぶごと

京都の町は今出川通を過ぎると(北へ行く)気温が変わると
昔から言われる
確かに街路樹がもう色づき始めている…
遠くを見ると比叡山が…そこはもうきっと今年の秋が始まっている


秋のうた口ずさみ行く欅道樹ごとに変わる秋映えの中

紅葉の並木を行けば自然に数ある秋のうた(唱歌や短歌)が
口をついて出てくる
秋一番に色づき始めるのは欅並木と桜並木
ことにケヤキは樹ごとに色づき方が違うところがいい
今年は欅の黄葉はきれいだったが、猛暑が続いたせいか
桜は鴨川沿いとか赤く色づく前に茶色くなって散ってしまっている
場所が多かったのが「桜紅葉好き」には誠に残念…


先読めぬ行っては戻るこの秋は薄いお布団重ね着のごと

秋の到来だけではないけれど今まで通りの季節の先読みはできない
いつもならもう冬布団に変えている時期だけれど…
対策としては薄い布団や毛布の重ね着仕様…
家人は「敏感・繊細な自分のお布団ミルフィーユ」と呼んで
毎年そうしていているけど…今年は私も…


煌々と差し込む光に誘われてスーパームーンに見入る真夜中

真夜中過ぎ、窓から煌々と光が差し思わず窓を開けて空を見上げる
今夜は満月スーパームーン
大きく輝く美しい満月を時を忘れただただ眺める
ささやかなれど麗しき時が流れる…


赤もえるモミジバフウの並木道「映える」坂道夕陽とコラボ
 
   

             

京都の紅葉の「映える」新名所と言うので行ってみた
赤々と紅葉する背の高いモミジバフウが住宅地の幾筋もある坂道に
植えられている桂坂…お見事な秋彩でした!

秋の夕暮れ時に夕陽が輝きだすとまた一段と味わい深く…


枯れ葉舞う唱歌の似合う秋の宵赤々燃える炎が恋し

♪静かな静かな里の秋…押戸に木の実の降る夜は…
♫真っ赤だな真っ赤だな蔦の葉っぱも真っ赤だな…
この季節になると秋(ことに夕暮れ、宵)は
「唱歌」や「童謡」が似合うなあといつも思う…
しみじみと郷愁を誘うけれど「子どもの歌」だけに
どこか明るさが漂うのもいい
どれだけ今の時代「唱歌」を歌える?知ってる?人がいるのか
疑問ではあるけれど…


                                                     

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