☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

草香り若き緑の歌響く・・・わが春のうた2023

2023-06-30 00:00:10 | 風歌

6月ももう終わり
京都もすっかり夏の装い
蒸し暑い「京都の夏」がやってきた
今年は少し遅ればせて

今年は春の初めからいろいろな花々は
桜をはじめ毎年よりどんどん早く咲いていくけれど
3年ぶりに「グリーンシャドー」が咲いた!
名前を忘れたちょっと変わった額紫陽花も…
「グーンシャドー」は真青に回りが白だったのに
青紫や赤紫に…植え替えた土や肥料がアルカリ性だったのだろう?!
額紫陽花も同様でこちらは2年ぶり…
でもまた変わった味わいがあり咲いてくれたことがとても嬉しい

旅が多かったわりになかなか春らしい短歌も
短歌自体も何故か詠めなかったこの春
不作ながら一応6月のうちに
わが春のうた(短歌)を少し…


花も葉も箱根ウツギの元気さよ見る見る育つ茎も木のごと

1昨年、お隣から「一番好きな花だから!」と
鉢植えの箱根ウツギを頂いた
楚々として香りもあり色が白からエンジに変わっていく様子もいい
昨年は花も少なかったけれど「鉢植えなのにどうして?!」と
思うくらいどんどん大きくなって太い茎が何本か幹のように…
葉も良く茂り花もどんどん咲いて「お見事!」「すごいね!」


草香り若き緑の歌響く満ちる息吹に深く息吸う

若葉の緑の多様さ、清々しい美しさにはいつも心打たれる
その柔らかく優しい翠が何とも言えず愛おしい

        
       <京都・貴船>             <京都・大原>

近頃はトンと見かけぬ鯉のぼり変わり行く世よまたそれも良し

少子化故も勿論だけれどやコロナ禍もやっぱり世の流れもあるよね…
「見かけない」のは寂しい気もするけれどまたそれもいいかも…


幾年もツバメの子育て見守りし日々が恋しき初夏の夕暮れ

毎年春になるとやって来てお隣のガレージで巣を作り卵を産んで
子ツバメを育てるツバメたちを見てきた
(お隣はフンを落とされ大変だったが)
カラスに巣や卵をやられたり子ツバメを落とされたり
それでも親ツバメが頑張ってご近所の人の手も借り
4年ぶりの巣立ちや旅立ちを見送くることができた
(2020・8ブログ「4年ぶりのツバメの話」)
あらから3年、お隣のガレージがリフォームされツバメは来なくなった
日課のように1日に数回巣を覗き、餌を食べる様子を見、
日に日にしっかりと育ちゆく子ツバメを見守っていた日々が
この時期になると懐かしく恋しい


真夜中の差し込む光に誘われて窓辺に仰ぐ月清らかに


時に家人のアトリエに真夜中、光が差し込んでいるのに気づく
満月に近い月の良い夜…
きっと天頂に上った月の光が煌々と差し込んでいるのだろうと
ついつい窓辺から時に窓を開けてしばし月を仰ぐ
静かな良い時が過ぎていく


                 

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