☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

ゆるやかな時間・・・宮古島の風

2009-09-04 00:15:38 | 徒然・・・旅

 
「海ほたるツアー」に出かける友人たちと別れて
「夕日」スポットを求めて車を走らせる。
心地よい風が吹きぬける。
この島は台風からの守りのためか海沿いを走る道路がない。
ちょっと走るとサトウキビ畑の風景の中だ。
海のそばにいるのに海が見えない。
よく知れば海近くを走れるのかもしれないが
それがちょっとストレスにもなる。

防波堤のそばの道路に出た。
海が見える!夕日が輝きを増し始めている。

「自分の時」が廻り始める。
時間に迫られ時間を追って
決られたことをするのが苦手になっている。
とにかく何にも縛られないニュートラルな時間や
気ままな思索の時間が欲しい。
それが今の私にとっては
大切な何かを生み出すような気がしている。

海の色が変わり始める。
優しく柔らかい風が吹く。
テトラポットに腰掛けて
夕日と海と空をただ見ている。
可愛い野良犬が寄ってくる。
美しい時の流れと
空と海と夕日のコラボレーション。
吹き抜ける海風の中で至福の時間が過ぎていく。

面白そうなレストランを見つけた。
広い外回りもお店の中も何か不思議なアジアンテースト。
でも落ち着く。
全てオーナーの手作りだとか。
オリジナルのウージ(さとうきび)コーヒーを薦められて飲んでみた。
あまーい香りと味がなかなか美味しい。
 
ここの看板は、波に揺られ打ち寄せれて
独特の風合いに生まれ変わったガラスのかけら
「ビーチグラス」で出来ていた。
何とも風合いがいい。綺麗だ。

このお店の常連という奈良から来た人たちに
ビーチグラスの話と友人が住むという「大神島」の話を少し聞いた。
着いた時から「地図」を見て少し気になっていた。
明日渡ると言う。
今度宮古島に来る機会があったら渡ってみよう。
 
あくる日友人たちとまたこの店を訪ね
有難いことに、オーナーに「熱帯魚が見れてビーチグラスも拾う
ことができる」秘密!?のビーチへ案内してもらった。
友人達は素敵な映像をたくさん撮り
私たちはビーチグラスを拾い
そして近場でそれでも美しいさんご礁とたくさんの熱帯魚を
海の中で一人「わーっ!」とか言いながら見た。
水色の小さい魚の群れが可愛らしく
たくさんの魚の中でもコバルトルリスズメはやはりとても美しく
ウミウシはとても気持ち悪かった。
アクティブ派からほど遠い我々にとってはほんとに貴重な体験!

八重干瀬への船の船長さん親子
レストランのオーナーや奥さん
ドラゴンフルーツを出してくれておみやげにまでしてくれた雑貨店のママ
ヤシガニを見せてくれたお店の人たち等々
出会った人はみんな温かく親切で
天気はまたまたこれ以上ないという快晴の毎日!
 
初めての海の色、初めての体験、新たな「気づき」も…
宮古島で受けた「感性への衝撃」は時間をおいて熟成し
何らかの形になって行くような気がする。
全てに感謝!
         
               

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