駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

駄目絶対の銃と覚醒剤

2023年11月17日 | 町医者診言

              

 

 今朝は雨だ。雲が厚く暗い。小雨でも大雨でもない。しとしとと雨らしい雨だ。おかげで寒さが少し和らいだ。毎年書くのだが、寒いと言っても摂氏七度八度で、北国の人にそれは寒さのうちに入らないと笑われてしまう。

 アメリカでは合成麻薬のフェンタニルが濫用され毎日300人以上がそのために死亡している。そのフェンタニールに中国産が含まれており、バイデンが習近平に製造輸出を取り締まるよう要請したようだ。強大国の光と影の影の闇が深い。日本でも覚醒剤が問題になったことがあるが、銃と覚醒剤は水際で厳しく取り締まる必要がある。日本人の用心深さ同調圧力を良い方向に生かして、銃と覚醒剤が浸透することのないように目を光らせて頂きたい。こう言っては大変失礼かもしれんが、岸田首相でもできる仕事だ。

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不明不安が動かす世の中

2023年10月23日 | 町医者診言

            

 

 困窮の時代には不平不満が世の中を動かし、充足の時代には不明不安が世の中を動かす。格差拡大と言っても今の日本では着の身着のままで飢え死にする人は居ない。世界に日本ほど電気ガス水道が行き渡り、外食が手軽に食べられる国はない。そうした日本では不平不満よりも不明不安が世の中を動かす基調になっていると観測している。補選で自民野党が一勝一敗と言っても、三十パーセント台の投票率では、不平不満が世に満ちているとは言えない。尤も選挙しか頭にない日本の政治家には一敗が一大事のように報道されている。

 いつの世にも先行きは不明だし、心配を始めればいつ何時不幸に見舞われるか不安は尽きない。日本人が勤勉で規則を守り、世界に冠たる安全で行き届いた社会を作り上げたのには、心配性で同調圧力を生み出す国民性が関与している。不平不満を先回りして和らげるのに長けているが、不明不安には弱いのでそこを突かれると動揺してしまう。これは要注意だ。折角、これだけ上を引きずり落とし下を引き上げる平均回帰力を持っているので、不明不安には泰然自若の心でなるようになるケセラセラと対応し、興味本位利優先無責任のマスコミ情報を眉に唾を付けて吟味し、不明不安には知恵を絞って理知的に対策を練れば、大失敗は避けられるのではと願う。

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小盛があるのは嬉しい

2023年10月06日 | 町医者診言

                    

 

 牛丼はいつも吉野屋だったが(一年以上行っていない)、昨夜は珍しく松屋に入ってみた。松屋も頑張っているようで、店員さんの感じはよく、メニューも色々あった。嬉しいのは小盛があったことで、これぞ高齢者用と有難かった。さすがにこの頃は一人前が多過ぎて、残すのが嫌いというか残さないようにしつけられたので、外食するとお腹が持たれて困ることがあった。たいていはご飯を少なめにしてくださいと頼んで、「お値段は変わりませんよ」、「はい。結構ですと」のやり取りをしている。しかし松屋のように最初から小盛で多少お値段も安くなっているメニューがあると助かる。もう十年くらい前から、高齢者用肥満者用に、正式に小盛メニューがあるといいなと思っていたのだが、ここにきてようやく実現し始めたようだ。

 日本人は目先が効いて器用とは言われているが、実はとても保守的なところもあって意外に合理的に動かない。それが役所から来るのか既得権から来るのかよく分からないが、合理的な小食メニューや減塩メニューなどが普及すると良いと思う。地上波テレビも内容の薄い番組や当たり障りのない番組が多いので、変えた方がよい。今回のジャニーズ事件は良いきっかけではないか、爺さん婆さんが何時間も座って見続けているとボケるような番組はやめて欲しい。

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必要な通信簿

2023年09月18日 | 町医者診言

                  

 

 地上波テレビはほとんど見ないので、ネット、ユーチューブ、週刊誌の見出しなどを見聞きしての提案だが、色々な評論家が様々なことを解説している。中には専門家でなくても感想を求められるあるいは言わずにおられない出演者が居るようだ。勿論、服装や態度など好き嫌いで評価が割れるものを追求しても大した意味があるとは思えないが、暮らしやすさ安全性経済的政治的なことの予測は時間の経過でその当否が評価可能だ。例えば評論家M氏(人間としては嫌いではない)は株価予測を大きく外した。評論家T氏(人間としては好かない)は武器援助すればすぐウクライナが勝つなどと言っていた。こうした予測は難しいので外したからすぐ駄目な評論家とは言わないが、外したという事実は記録し記憶に残しておく必要がある。地上波テレビなどには面白ければいいとゆう側面もあるだろうが、マスコミはその場だけでやり過ごしてしまうことが多過ぎる。世の中には脈絡を追わないと分からないことが多いのに、これでは何も学べない。歴史を学んで人間は歴史を学ばないということを学んだと言う人が居るが、少数でも学んでいる人は居るしそういう人のお陰で犠牲が減ることがあるのも事実だ。評論家には通信簿(主張解説変遷とその当否の結果記録公開)があった方が良いと思う。

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晩飯が気軽に食べられない

2023年09月04日 | 町医者診言

             

 

  街中、旧繁華街、では気軽に晩飯が食べられる店が殆どない。はっきり言って二人で三千円程度で食事をしたいと思っても、居酒屋形式の店が殆どで和食でなくてもお通しが出てきて飲み物は何にされますかと聞かれる。お通しは要らないお茶で良いとは言いにくい雰囲気が色濃く漂い、つい生ビールなどと言ってしまう。安く抑えようと注文しても二人で五千円以下は難しい。気の弱いお客の私にも悪いところはあるかもしれないが、街中で晩ご飯を手軽に食べるのは難しい。とにかくガソリンに負けずお品書きの値段が上がっている。

 凡庸な岸田首相の考えを忖度すれば外食は控えればいいが、ガソリン使用は控えにくく政府の評判が落ちるので補助金(既に6.2兆円で税収から支払われる)を延長してガソリン元売り会社に支払い、値上がりを抑えることにしよう。

 何故こういうことをするのか?。ガソリンには40%以上の税金が掛かっている。儲かっているガソリン元売り会社に補助金を出して税金を使うことはないと思う、ガソリン税を下げればいいのではないか。庶民を守っているような振りをして、実質は大企業財務省既得権益を守っている。力ある野党が居ないのは遺憾だが、それでも痛いお灸を据えないと格差拡大弱者切り捨ての日本病は重症化する、世界にはもっと重症な国が多いというのは言い訳にならない。

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