ウルグアイ代表で、リヴァプールで活躍するルイス・アルベルト・スアレスはひょっとして世界一のストライカーかもしれないと思うようになった。
六十年近くサッカーを見てきた。ペレもオイセビオも国立でのファインゴールを見ている。そして8月の宮城スタジアムでのスアレスのゴールも見た。こいつ何者というのがその時の印象だったのだが、今期のプレミアリーグでの活躍を見て驚いた。
スアレスは華がやや乏しいが力強さがあり、一瞬の隙を突く凄ましいダイレクトボレーを放つ。恐るべき身体能力とボールさばきの技術を持つ選手で、この活躍が三年も続けば世界一のストライカーと呼ばれるだろう?。
?を付けたのは残念ながらというか、野生というのはそうしたものなのかもしれないが、スアレスはジェントルマンではなく、スポーツマンシップに欠けるところがあると見られているからだ。
まあ、しかしストライカーとしては世界一の能力を持っているのではないか。