駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

誘惑の多い世の中

2024年07月26日 | 診療
              

 内科診療では生活指導が必須だ。上手に説得して食事量を減らさせ塩味を減らさせ運動を続けさせる、それも診断や薬の選択と同じように医師の実力のうちなのだろうが、五十年やっていても中々難しい。毎回判で押したように注意するだけなら簡単だが、それでは人間という相手の生活を実際に変化させることは難しい。食品模型で具体的な量を示したり、記録を付けさせたり、色々工夫して指導している。繰り返し根気よく、しかも嫌がられないようにお話しする努力をしているのだが、果たして合格点が取れているだろうか。
 こんなに暑いとどうしてもアイスクリームやビールに手が出てしまう気持ちが痛いほどわかる。自分にも難しいことを、一言で止めろとは言いにくい。
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差が出そう

2024年07月25日 | 政治経済
           

 カマラ・ハリスは不人気と聞いていたが、驚くほど迅速に民主党はカマラ支持でまとまった。おまけに一日で記録的な献金(選挙資金)も集まったようだ。これで確トラがもしトラの振出しに戻ったと観測する。
 まともなデベイトになればトランプはたじたじになって、關係ない話で長舌を振るうだろう。しかし、それではバイデンに向けた高齢現象という皮肉がブーメランでトランプ自身に跳ね返ってくることになる。同い年の私には分かる、七十八歳では激務に耐えられない。
 まだ100日以上残しているのでどうなるか分からないが、トランプ圧勝の目は消えた。カマラがバンスよりも好感度の副大統領を選べば、優位に立つと読む。バンスはトランプとやり方が似ており、自分に有利なら何でもありの人物に見える。
 僅かな機微が政治の流れを変える、分からないものだ。
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見出しが劣化している

2024年07月24日 | 爺の呟き
           

 情報には見出しが付きもので見出しは必要なのだが、最近は誇大粉飾見出しが多く手引きの役割を果たしていない。思わせぶりのOOがなど、何とかして興味を持たせようとするだけの最低の表現だと思う。何度か内容を視聴してみたが一体どこがOOだったかよく分からないつまらないものが殆んどで最近はOOがと思わせぶりな見出しのものは無視している。
 中身のあるものには署名や本人の顔や肉声を明らかにしたものが多いので、それを一つの参考に選んで視聴している。
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バイデン撤退、ハリス登場

2024年07月23日 | 政治経済
              

 リーダーの一番の仕事は最善最良の決断を下すことにある。バイデンが退いた。私のブログを読んだわけではないのは確かだが、やや遅きに失した感じがある。しかしよく決断されたと思う。まだ投票日まで三か月以上ある。日本の感覚から言えば十分な長さだ。
 バイデンは副大統領のハリスを推した。ハリス氏がどんな人物か詳しくは知らない。経歴から有能な人なのは確かだがどうもさほど人気がないようで、トランプに対抗できるか微妙だ。正式に大統領候補となれば豹変人気が出るかもしれない。女性であることがどう響くか。しばらく目が離せない。
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軽い熱中症になる

2024年07月22日 | 医療
             

 
 山小屋でちょっと外仕事をした。草を刈ったり、不要になった資材を整理したりだったのだが、高々一時間半ばかりで、眩暈ふらつきを覚え慌てて小屋に避難した。S氏は私より十五分程早く姿が見えなくなり小屋に戻っていた。熱中症の始まりと分かっていたので、身体を冷し水分を取った。二人とも小一時間で回復し昼食を取ることができた。熱中症にはその時の体調や基礎体力が関係しているようで、K氏とF氏は二時間炎天下で動き回り頑張って仕事を片付けてくれた。一番年長で八十過ぎのF氏が平気だったのには驚いた。
 とにかく、おかしいと思ったら頑張らず水分を取り日陰で休むことだ。当たり前のようだが、しばしば人は体調よりも仕事を優先してしまい後で後悔することになる。
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