
役作りで10kg痩せたとか20kg太ったとか聞いたことがある。映像に残っているから事実に違いない。それを聞くと役者はやはり常人ではないと思う。勿論、中には普通の常識人で地で芝居をしてそれで高い評価を得ている役者も居るかもしれないが、常人の振りをして狂気を秘めているのが役者のようだ。
内科医の重要な仕事は生活指導で、太り過ぎと痩せすぎを前にしてあれこれご指導申し上げているのだが、とても勝ち越せない。痩せさせるのは三勝七敗、太らせるのは一勝九敗くらいだ。判定基準を緩めれば五勝五敗と二勝八敗くらいになりそうだが理想には程遠い。五十年も医者をやっているのに勝ち越せず、自らの非力を痛感、反省しているがもう後がない。
今からでも聴診器一本もって移住でもなさいますか
色々夢を持つのは性質ですかね。妄想にならないように注意します。