下北半島には「まるやま」の名が付いた山が、三峰ある。
他の山はいずれも「円山」と書くので、区別は付く。
佐井村、福浦集落の西2.7kmに、ポコンとある。
縫道沢を挟んで南側に縫道石山を望むことが出来る。
登山道はないので、どこから取り付いてもいいが、だれでも最初に考えるだろう、西尾尾根をルートとした。
大滝沢と流石沢の合流点、福浦大滝林道の起点に車を停める。
ブル道が付いていたので、伐採跡地まで利用する。
そこから尾根へまっすぐに登るが、藪は薄く、最初から尾根に取り付いたほうが早そうだ。
後は黙々と展望のない林の中を登る。
ところどころに、ツツジやエビネが咲いていて気が紛れる。
山頂は展望なし。
昼食を山頂で摂ったが、マダニが湧くように出てきたので、早々に退散した。
帰りは、かなり急な南斜面を縫道沢に降り、盛りのツツジを眺めながら、沢歩きを楽しんだ。
村道福浦川目線に出て舗装された道をだらだらと下る。