家を6時に出るつもりが、5時40分に出てしまった。
追い越した救急車の停車位置を見ると、大湊線の列車が止まり、パトカーもいた。
事故だ。
なんだか縁起が悪い。
谷地ゲートは9時に開くことになっているが、7時50分に到着してしまった。
すでに5台が止まっている。
真後ろに着いた知り合いと話をしていると、続々と今日のメンバーが集まってきた。
9時30分頃、大混雑の睡蓮沼を出発。
今日は9人パーティー。
快晴、風力5mくらい?
暑くならずに済みそうだ。
(大岳・小岳・高田大岳をバックに登る)
12時に櫛ヶ峰と駒ケ岳の鞍部に到着。
そのまま登り続け、12時20分山頂だった。
お決まりの記念撮影後、各々滑降開始。
斜面は、前日の雨(山はみぞれだったのだろう)のせいか、茶色に見える表面がパリパリの薄く凍結した部分と、白く見えるうっすらと雪をかぶった部分にわかれている。
それでも、超スキーベタな私でも問題なく滑降できた。
(鞍部到着)
昼食、後登り返して再度滑降のはずが、ツェルトの中で宴会モード。
宴会終了が2時。
空を見ると、雲行きが怪しくなってきた。
素直に帰路につく。
帰りに、チョットの寄り道で最高の斜面を滑ることが出来た。
(帰路最後の斜面にシュプールを描けた)
一人で山に入るのもいいが、一人だとこんな斜面も分からずに帰ってしまうだろう。
ルートに詳しい人と一緒だと、楽しみも増える。
朝の事故は、今日のツアー危険要素を全て持って行ってくれたようだ。
土曜日、東京へ行く妻を七戸十和田駅に送り、そのまま「道の駅 奥入瀬」へ。
ここで1泊。
広い駐車場で他に留まっているのは4台。
トイレ近くにテントが1張。
朝、早々に準備を整え黒森峠を目指す。
林道入口に車を駐め、準備、スタートする。
早々に、尾根に乗り、周りの雰囲気を楽しみながらのんびりと歩く。
快晴無風。
アウターを脱いで、丁度良い。
最初固かった雪も徐々にザラザラとなり、帰りが楽しみだ。
目標の1400mで、ひなだけを見下ろし、ヤブ気味になった斜面をもう少し高度を上げる。
1480mでハイマツに邪魔されて、この日の山はここで終わり。
ここから山頂を目指すには、やはり左の沢をトラバースする事になりそうだ。
1400mまで降り、兼用靴を締め直し、シールを外して無立木の斜面に飛び込む。
完全ザラメ雪で、ゲレンデと同じように滑ることが出来た。
なだらかな尾根に出て、昼食。
3月からの鬱憤を晴らすことが出来た。
昨日の友人お通夜には多くのクラスメイトが集まってくれた。
寺を出て、誘い合って食事会へ。
故人の旧悪をツマミに痛飲。
解散後、よせばいいのに故人宅へ行き、そこでも遠慮無く杯を重ねた。
宿酔の頭を、朝風呂で覚まし、いつもより一時間遅い出勤。
ゆっくりとコーヒーを淹れ、アラン・ジャクソンのアメージンググレイスを聞いた。
空虚感というのか喪失感というのか、友人の通夜の後はいつもこうだ。
Alan Jackson - Amazing Grace
昨年、自転車で恐山展望台まで登ってきたのだが、体力的にギリギリで、登りには極端に弱いと思っていた。
単純なので、スプロケットを交換すれば楽になるのではと直線的に考えていた。
店に行って聞くと、数千円でできるらしい。
足を鍛えようとか、全く思わなかったのよね。
しかし、スプロケット交換となると、荷が重い。
工具もないが、知識もない。
相性があるらしいし、レシオがナントカカントカで、取付まで頼むしかないと思っていた。
それが、ここ数日で発想がガラッと変わった。
自転車を乗り出して2年。
立ちごけが怖くて、フラットペダルにしていたのだが、ビンディングペダルにすると引き足が効き、かなり効率が上がるらしい。
特に登りでは効果を発揮する。
らしい。
そうだ、登りに弱かったのは自分の弱さではなく装備にあったのだと、またまたまっすぐに考えたのだった。
ビンディングにするためには、シューズ・ペダル・クリートを揃えなければならない。
んで、そのシューズ・ペダル・クリートにも種類があり、組合せを間違えるとダメらしい。
条件として、初心者でも簡単に脱着できる。
安い(100km程度のイベントに年に1回、それに向けての練習を数回だけなので)。
食堂などに入っても違和感がない。
の3条件で検討した結果、「シマノ」のSPDで一式揃えることにした。
アマゾンで、クリートとペダル・ペダルレンチをポチッ。
シューズは自転車の色に合わせ、シマノの黄緑色の靴をポチッ。
昨日、全てが届いた。
昼食後シューズにクリートを仮止めした。
手に持って、パダルにもカチャカチャしてみたが、調子はいい。
ペダル交換も簡単そうだし、後は練習あるのみだ。
何回コケるだろう。