私達人も天地自然に生かされて、
人力を尽くし、自分の運命を切り開きましょう!
2019・7・16、人間の霊性
[合掌心]
『人間の霊性の、もっとも敬けんな姿は合掌』でしょう。亡き人に香華(こうげ)を手向け、その霊に孝養を尽くします。その間一貫して、合掌の姿を忘れません。
その他の動物には、ないようです。猿も、亡くした赤ちゃんをいつまでも抱いているといいます。死の観念がありません。
もちろん、祀る観念もありません。
『合掌とは、祈る心』のことです。
その祈りは、何に通じるのか、神のみこころに、寄り添う気持ちを持ち続けるためです。
そしてそれは、『天地一切のものへの感謝が合掌』です。『神に感謝する気持ちで、人への感謝を忘れず』『人と心を合わせて生きる生活』
一人、ひとり、考え方もちがうけれど、そんな人様のおかげで、私たちは生かされています。まさに、『神に合わせる心』をもって、『好き嫌いなく、人様に自分から合わせていくのが、合掌心』です。
『合掌は無邪気にして、無抵抗のすがたなり』
『合掌は、慈悲と慈愛のすがたなり』
このすがたには、守りのワザが働いて、道が将来にわたり、開けるでしょう。
2019・7・14、変化と人生
[待ちて変わらず、変えざれば変わらず、変えて始めて変わる]
私たちには、人間関係がついてはなれません。その中でも特に、家族の関係がもつれる場合が多々あります。お互いに変わってほしい要求を、口に出せる場合と、グッと飲み込んでこらえる時がありますね。
そして、『これだけは、変わって欲しい』『ゆるさない、許されない』と、『相手の変わることを、待ち望みます』しかし、相手も考える動物ですから、『直して欲しいところは、同じようなレベル』です。
そうすると、『待てど暮らせど、お互いがツノ突き合わせる状態』が続きます。
毎日がどんよりの日暮らしとなります。負けられません。
『勝ったとして、相手は変わるんでしょうか?』
つまるところ、『負けて勝て』『勝ってどうする』このようなことばにも真理があります。これは時間の無駄、『自分が一歩引いて変わらなければ、何事も変わりませんね。』『自分から変える心境になってみて』『すべての無理解がほどけ始める』のです。
『嫌えば、きらわれ、喜ばせれば、よろこばされる』これが、自然の摂理です。家族みんなが、笑顔の道をいくことにしましょう。!本当にお願いします。
2019・7・13、心と人生
[我がものとするより、人のものとなりきる者に不幸なし]
禅問答のように、深いような深く無いような、『ようーく、わからんぞ!』そんな感じがしますね。どうも私たちは,自分の意見やり方を通すために、相手を思うままに、動かせたいのおもいがあります。
その結果、『悩ましい心境が続くこと』になります。なぜか、自分の考えを柔らかく変えることより、命がけで、相手をかえることに、血道をあげるからです。
『人間は基本的に、自分良し、人悪しの考え方』があり、そして、『常に求め心に、操られる日々』となります。そこに『自ら我を悩ます原因』があります。
一度でいいから『はい』と言ってみてください。
『はい、はい』のダブルは、行けませんね。『愛は、悩まないこと』と、先日は紹介しました。
これもやはり、『相手を変えたいばかりに、悩みを製造する』ことをいっています。『相手の個性に合わせ、そのまま受け入れる優しさは、進んで人のものとなる姿』です。『この一点にこそ、幸いここにあり』です。